犬に食べさせてはいけない食べ物

愛犬のために、犬に食べさせてはいけない食べ物は

きっと皆さま熟知されていると思います。

もちろん、アレルギーなしの観点での食品です。

(アレルギーのある子は更にもっと食べさせてはいけない食べ物が多いです)

 

チョコレート、玉ねぎ、ネギ類 ナッツ類、にんにく、アボガド

ぶどう、柿、牛乳、エビ、タコ、イカ、甲殻類、などなど

今はネットで調べることができるので

あえて私はここには掲載せず、

あまり知られていないことを掲載していきます。

 

2021年

4月

15日

ドッグフードの正しい知識~健康と長寿のために~

皆さんは、愛犬にどんなフードを与えていますか?

 

愛犬の健康と長生きのために、一番重要なのが食べ物です。

人間の食べ物を与えている飼い主さんは少なくなっているとはいえ、

人間の栄養学と犬の栄養学の違いを知ることは大切ですね。

 

ドッグフードのパッケージに騙されず、

私たち飼い主が正しい知識を持ってドッグフードを選べるようにお伝えしたいと思います。

以前にも「茹で野菜を愛犬に与えるのはやめよう」というブログを書きました。

 

危険な添加物はもちろんですが

今度は炭水化物を与えるのはやめよう!ということを書きたいと思います。

 

それは炭水化物は犬にとっては大敵だからです。

 

炭水化物は犬猫にとっては大敵!

 以下は 株式会社トランペッツ アカナ・オリジン・ZIWIのフード勉強会のメール内容を引用いています。

 

犬や猫の健康と寿命には炭水化物の存在が大きく関与しています。

 

がん、心臓病、糖尿病などの命に関わる深刻な病気から、

関節炎、膀胱炎、アレルギーなど生活の質を下げる病気まで、

実際に、何らかの不調を抱えて動物病院にやってくる犬猫の多くが

炭水化物食品の摂取量を減らすだけで状態が改善したりもします。

 

これは、肉食動物として進化してきた犬と猫には、

血中の糖分をうまく処理するための遺伝子があまり残されておらず

炭水化物の摂りすぎが炎症の原因になるためです。

 

目には見えない小さな炎症が時間の経過とともに次第に大きくなり、

体の組織を傷つけ、細胞が腫瘍化したりするようになります。

そのため、犬でも猫でも炭水化物食品の摂取量は一定未満に抑えるのが重要です。

 

特にでんぷん質の多い穀類や芋類には気をつける必要があります。

猫にはゼロにするくらいでOKです。

 

一般的なフードには40%~50%以上くらい含まれているものがほとんどです。

アカナは30%以下に、オリジンは20%に制限しています。

ジウィピーク4%以下です。

炭水化物はなぜドッグフードにたくさん使われているのか?

ハートや魚の形、ドーナツ状など、均一な形をしたフードを

見たことはありませんか?

扱いやすく、また飼い主さんが見た目でも可愛いと思ったり

ペットが好む形のドライフードを作るには炭水化物をバインダー(結合剤)として

使う必要があります。

いろいろな材料を一つにまとめる接着ボンドのような役割を果たしています。

缶詰やパウチでは、とろみを出すのに使われていることがあるといわれます。

 

また、穀類や豆類、芋類に比べると肉や魚は高価な材料です。

飼い主にとってはお買い得で、メーカーにとっては高い利益を生むためには

原材料の価格をなるべく抑える必要があります。

 

そのため、肉や魚をギリギリまで少なくし、炭水化物や脂質でカロリーを補い、

その分足りなくなったタンパク質やアミノ酸を豆類や合成アミノ酸などで補って、

栄養基準を満たすよう工夫されているのです。

 

犬猫の健康を第一に考えているわけではないので、

肥満対策や糖尿病対策用のフードでも、

そもそもの原因の炭水化物を減らすのではなく、

食物繊維を加えてカサ増ししたり、カルニチンなどのサプリメントを足して

ごまかしていることが多くあります。

 

他にも

「すぐに使えるエネルギーを供給することで筋肉や臓器の消耗を防ぐ」

「嗜好性をよくする」といった

様々な理由をつけて穀物や芋類を主原料として使うことが

正当化されています。

 フードのパッケージの言葉に騙されないでくださいね。

 

犬用おやつにも、正々堂々とサツマイモなど販売されていたり、

犬の生体や健康よりも嗜好性のみを追求した商品が多いことは残念です。

 

ネットにはたくさんの情報が溢れています。

 

SNSや動画サイトの広告にはよくドッグフードが現れます。

(犬関連のページを見ることが多いからかしら)

ドッグフードのトライアルセットとか、

時間に余裕がある時は、全部見ようと思っていますが

 

「これならきっと正しい知識が無い飼い主さんは騙されちゃうな~」

ため息が出ることが多いです。

 

そういった広告のドッグフードの原材料表示はかなり下部にあり、

やっとたどり着いて原材料を見ると炭水化物が多く含まれています。

そして炭水化物の含有の理由が、上記に書いたような言い訳がはっきり書いてあります。

 

そこに書いてあったことで一番びっくりしたのは

 

人間も病中病後にはおかゆを食べるように、犬にもお腹に優しいのです・・

 

え~~~っ!!Σ( ̄ロ ̄lll)

 

何故、人間の栄養学や健康学を犬に当てはめるのか・・・。

犬は人間ではありません・・・

 

そしてでんぷん消化酵素がオオカミの28倍的なことも書いてありました。

オオカミのでんぷん消化酵素はゼロです。

28倍あったところで、人間のそれには到底及びません。

 

それこそ人間も糖尿病など糖質制限が必要な病気があるように、

炭水化物の消化酵素が人間のようにいくらあっても

それでは不足することもあるということです。

 

犬だったら、なおさらです。

 

毎日毎日、炭水化物含有量が多いドッグフードを食べていたら

防げる病気さえも防げなくなるのです。

また癌の栄養源は炭水化物だけと言われています。

特に悪性腫瘍のある子には、糖になる炭水化物(米・小麦・芋など)は避けてください。

癌が発病しやすい犬種も控えた方がいいですね。

 

あるドッグフードメーカーでは、炭水化物は犬に重要な栄養素です!!と

明言しているところもあります。

 

そのメーカーのドッグフードの炭水化物含有量は、どんなに探しても見つかりませんでした。。。

恐ろしいです。

たんぱく質や野菜の含有量は記載されているのに炭水化物の含有量は記載されていないなんて、

不信感しか生まれません。

 

でも、とても犬のことを考えた素晴らしいドッグフードですという記載に溢れていて

広告上手、営業上手だな~と感心しました。

 

私たちは愛犬の健康と長生きのために、これらに騙されることなく

正しい選択をしていきたいですね。

 

それこそ、犬は自分で食べるものを選べないのですから・・・

ドッグフードの選び方

ドッグフードの選び方と検索すると

 

「ドッグフードランキング」「ドッグフード徹底比較」など色々なページがヒットします。

 

中には「獣医師お勧めペットフード」とか「獣医師監修ペットフード」など

飼い主さんが

「これなら信頼できそう~」と思うタイトルのサイトもあります。

 

そいうのを一つずつじっくり見ていくことも必要なのかもしれませんが

数サイト見てみただけで、心が萎えました・・・・

 

どれを信じ、どれを選択していくかは飼い主さん次第だけれど

大切な犬たちの健康と長生きがかかっているので、私はむきになって言います。

 

信用できないサイトが多い!!

 

では、何を信用すればいいの?となりますね。

 

ネット情報は話半分と思って間違いないでしょう。

(このブログだってネット情報ですけれど・・)

特に広告と表示されているヒットサイトは充分に確認しましょう。

 

難しいことばかり書くよりも、飼い主さんがわかりやすいように

ドッグフードの選び方は少しでも簡単に表現していきたいと思います。

  • 成分表示を見る 含有量の多い順で表示されています。
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2017年

4月

04日

愛犬に長生きして欲しいと願っている方へ

大切で可愛い愛犬にはいつまでも元気で健康に長生きして欲しいですね。

 

残念なことに、犬の寿命は人間よりもとても短く、その平均寿命は9歳~15歳と言われています。(犬種によって大きな差があります)

 

その短い寿命の中でも、病気と闘いながら生きているということが無いようにするには

どうしたらいいでしょうか。

 

以前にも愛犬の長寿のことについてコラムを書いてきました。

また改めてブログで書いていきますね。

・犬の健康と長生きを作るもの

 

健康を維持するのには人間もそうですが、やはり食べ物です。

 

食べたものが身体を作っている同時に病気も作ってしまうこともあります

 

人間と同じように、身体によいもの、
無添加無着色、非加熱のフード(酵素たっぷり)を選んであげることはもちろんですが

時々、何か違うな~と思うこともあります。

(この酵素がとても大切ってこと、後日また詳しくブログを書きますね)

 

犬の洋服やアクセサリー、または自分の楽しみのためなどにたくさんのお金をかけていても

犬の食べ物となると安いものを選んでいる・・・

これって何か違いますよね。。。。

 

安いからと言って悪いものとは限りませんが、

人間用のも無添加、無着色、オーガニック製品で

安価なものは見つからないと思います。

食材は中国製は避けてできれば国内産を選びたくなりませんか?

 

ワンコ用も同じですね。

犬も合成保存料などの添加物や酸化しやすいフード、人間の栄養学に沿ったフードでは

返って健康に害をもたらしてしまいます。

アレルギーや癌、内臓系、皮膚の疾病はフードが原因のことがほとんどです。

このフードに関する詳細は以前のブログに書いています。

 

また経済的に・・・という理由からも

愛犬の健康のことを考えていても、添加物がたくさん含まれている物を選んでいたら

 

結局動物病院に通院することが増えて、かえって不経済ですし

何よりワンコが可哀想ですね・・・。

 

・間違った手作り食で短命に?!

 

長生きのコツとして

以前コラムでは、

運動、食事、健康管理ということを書きました。

 

人の食べ物を与えないなど基本中の基本ですが

間違った手作り食神話も未だに信じて与えている飼い主さんも多く、

ぜひ知っていただきたい記事がこちらにあります。

獣医師の宿南章氏の愛犬を健康に飼うためにというブログからの抜粋です。

 

愛犬にキャベツと野菜を使用しない

 

犬種の違いを知った手作り食と知らない手作り食

 

この獣医師のブログにこんな一説があります。

適切な正しい手作り食は大変に有用です。

しかし、一歩間違えると愛犬を短命にする危険は認識しておく必要はあると思います。

 

喜んで食べるもの=犬にとって本当の幸せにつながらないこともあります

 

詳細はこちらを読んで下さい。

手作り食の我流が招く不幸

 

そして、宿南章獣医師はこうも言っています。

 

手作り食をしている子で、突然死が発生しているように思います。

手作り食をされている方に、聞いてみてください。

また、手作り食をしていた子で突然死や短命が起きていないか、

知人のワンちゃんたちを思いだしてみてください。

(この記事のブログはこちら

 

手作り食をしている子が癌になりやすいというデータもあるそうです。

実際にそういう事例もたくさん見てきました。

加熱食には犬にとってとても大切な酵素は含まれません。

また加熱野菜や生野菜に含まれる毒素についてのブログはこちらに書いていますので

ぜひご参考にしてください。

 

手作り食は、しっかりと犬の栄養学を勉強されて、愛犬に必要な栄養素とカロリー、

そしてナトリウムや酵素など全て満たすための新鮮な食材(生肉と内臓)を毎日得られれば

理想的な食事になりますが、そうでない場合は

良かれと思っていることが愛犬の寿命を縮ませている

病気を招いているということをぜひ知っていただきたいと思います。

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2016年

7月

30日

犬にあげていい果物って?

この季節になると、

 

「犬にスイカや桃をあげてもいいですか?」

 

などとご質問が増えます。

 

ぶどうや柿、アボガドなどはあげてはいけないということは

かなりの確率で知っている飼い主さんは多いですが

 

その他の果物はわからない。。。だから聞いてみようと思って下さるのでとても嬉しいです。

それだけ愛犬の食べるものに対して意識が高くなっているということですから(*^-^*)

犬と人間の消化システムが違うということを意識している飼い主さんは

愛犬を長生きさせることができますね。

 

さて、夏の果物でよく聞かれるのがスイカとメロンです。

昨年も、スイカとメロンを食べて下痢になったという話を何度も見聞きしています。

 

それについてのブログも書きましたが下記にも再度書こうと思います。

 

スイカ、メロン、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、冬瓜などの瓜類には

ククルビタシンという毒性を持つ成分が含まれています。

(サイトによってはきゅうり、かぼちゃは食べてもいい野菜と堂々と明記されています・・

なんでだろうとびっくりします)

 

しかも、犬だけではなく人間にも共通な毒性成分!!

瓢箪やかんぴょうで食中毒になったというニュースも報道されています。


多量に摂取すると、腹痛、嘔吐、下痢、場合によっては

重篤な胃腸不全に至る可能性があるとのこと!

しかも、熟れれば熟れるほどクルルビタシンの含有量が増えるので、

人間が食べごろの完熟メロンや完熟かぼちゃなどは与えない方が良いと思います。

 

少量なら問題ないと思います。でも小型犬と大型犬ではその少量の分量は違いますので

飼い主さんの判断にかかっているということを意識してくださいね。

そして二番目に多い質問は「桃」

 

梅、杏、桃(未成熟な果肉と種)にはアミグダリンという成分が含まれていて

アミグダリンそのものには毒性は無いのですが、

経口後にエムルシンという酵素によって加水分解されるとブドウ糖とマンデロニトリルになり、

更に分解されるとベンズアルデヒトとシアン化水素になり、いわゆる青酸で強い毒性があるので、中毒症状になると言われています。

果肉は少量、あるいは完熟なら問題ないのですが、

飼い主がこれらを与えてもらい、美味しい!と学習すると、

食卓の上やキッチンに「種」が残っているのを盗み食いしたら大変ですよね。

 種には高濃度のアミグダリンが含まれているのです。

(種をかみ砕かず、そのまま飲み込んだ場合は中毒は心配ないですが、その代わりに腸閉塞ということもあり得ますので、食品の管理と盗み食いしないしつけが大切です)

 

なんでもそうですが少量という判断も難しい上、一度あげてしまうと歳をとっても欲しがります。

高齢犬(幼犬・アレルギー体質、病中病後の子)には少量でも腹痛や下痢などを引き起こす原因になることもあります。

 

なので、日ごろから

与えない方がベストだと思います。

 

「でも、欲しがるんです」

 

家族が果物を食べていて、愛犬も欲しがったら与えるという図式は

「要求に応える」ということです。

愛犬の要求に応えるということは、要求吠えや要求飛びつきの原因にもなりますし

それを助長したり、他の問題行動につながってしまうこともあります。

 

しつけのコツ2の「全ての決定権は飼い主さん」の欄を読んで下さいね。

 

人間の子供にも、欲しがるからといって身体によくないとわかっているものを

欲しがる度に与えないですよね。

 

本当に愛犬を可愛いと思うなら、欲しがるからといって与えるより、

要求癖を直してあげることを選択できる飼い主さんでいてほしいです。(*^-^*)

 

タイトル、、、「犬にあげていい果物って?」ですよね(;^_^A

 

りんご、バナナはどうでしょう?

果肉には毒性はありませんが、注意が必要になります。

 

りんごやバナナには豊富な栄養が含まれていますが、

ブドウ糖のほかに果糖が多く含まれているので肥満の子や予備軍には注意が必要です。

そして整腸作用があるカリウムも多いのですが、カリウムは塩分が排出されてしまいます。

過剰摂取は避けないといけません。

それとお薬を服用しているワンちゃんには獣医さんに聞いてから与えた方がいいと思います。

整腸作用があるということは食べ過ぎると下痢や腹痛の原因にもなり

夏場に脱水になると命に関わることもあるので、要注意ですね。

 

りんごの種には中毒性があるので絶対に与えてはいけません。

 

みかんも果肉には毒性はありませんが、薄皮と種は有害になります。

さくらんぼも茎、種、葉は有害ですので

まるごと与えないように気をつけましょう。

 

与えすぎると、嘔吐や下痢に繋がります。

少量をご褒美などで与えるのはいいと思いますが、細心の注意をお願いします。

 

そして野菜をあげるのであれば、レタス、トマト、白菜を少量を生のままで☆

キャベツやジャガイモ、大根を毎食あげている人が多いのですが、

ジャガイモにはソラニンキャベツやアブラナ科にはS-メチルシステインスルフォキシド 

大根にはシニグリンという毒性が含まれていますので多量に与えることは避けましょう。

特にキャベツは、甲状腺の病気のある子には少量でも与えない方が良いでしょう。

健康な子に与える場合はよく洗って、加熱せずに生のままが良いでしょう。

理由など詳細は こちら

夏に注意することはたくさんあります。

アスファルトによる肉球のやけどや熱中症

食中毒、マダニやフィラリア(もちろん予防薬を投与していますよね)、

皮膚炎やケガ、食欲減退など。。。

 

特に熱中症で亡くなるワンちゃんが多いので

夏の間は夜んぽ(夜の散歩)を日課にしてくださいね。

夜んぽには、必ず反射板のついた首輪やリード(今は光る首輪やリードなど販売されています)、

光る目印になるアクセサリーなどを使って

交通事故などにも充分注意してください。

先日、ポケモンGOをしながら夜んぽしている方をみかけました。

横断歩道上で急に止まって車にクラクションを鳴らされて

犬がおびえて固まってました。

大事には至らなかったけれど、お散歩中にはポケモンはやめましょう。。。

 

 

今年も暑い夏、愛犬たちが健康で元気に

 過ごせますように☆

 

 

そしてワンコたちが

大好きな家族と楽しい思い出を

たくさんたくさん作れますように(#^^#)

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2015年

7月

07日

犬にあげてしまいがちな食べ物で血便と下痢!

先日(2015年7月)のFacebookのラブラドールのグループで こんな投稿がありました。


-----引用部分-----
7月1日午後に、急な下痢と血便に見舞われ、夜にかかりつけ動物病院へ行ってきました。
高齢犬の仲間入りをしているので生理機能の低下は理解していましたが、流石に急な出来事に驚きました。
ワクチン接種はしているし嘔吐もない、熱も高くないからパルボ感染はない。
最悪、膵臓疾患を覚悟しないと・・・とも思いましたが、症状の出方が劇症型なので自分的には否定的に考え、あと思いつくのは大腸炎か?
 と思いましたが、血便を伴う・・・というのがひっかかりながらも、かかりつけ医に、何か、いつもと違ったもの食べました?の質問に、
即座に、あっ!!!!っと思い当たる節が・・・6月30日の朝に、大好きなカットフルーツで「スイカとメロン」を食べました。
かかりつけ医も、「それですね!!!」と。。。スイカ、メロン、柿、キュウリ等にはタンニンが含まれていて、若い頃には問題なく排出されるが、年を取ると排出困難になり、腸壁に付着するのです。
この付着したタンニンが、腸壁もろともはがれ落ちることがあり(月経と同じ)、今回はそれが原因ですね!!! 
も~~アトムごめんね~。
人間の医学に精通しているパパなのに、そこに気づいてあげられなかった事に、申し訳ない気持ちになりました。
幸い、抗生剤、整腸剤、止血剤を注射してもらい、7月2日も再診で同様の処置をしていただき、下痢、血便は止まり、獣医さん処方の「ご飯(初めての缶詰ご飯)」を喜んで食べており、
今日から内服に切り替わり3日間服用の指示で経過観察しております。

10歳以上の高齢犬を家族にお持ちの方、お気を付け下さいね。

夏のスイカ、メロンはよく食べるので、ついつい・・・となりますが、

高齢犬には良い影響を与えないので・・・ラブ大好きの皆様の所で、同様の事が起こらないようにしてあげて下さい。

-----転載以上-----

その後、タンニンはぶどうのみ(今回はぶどうのみでしたが柿もタンニンを含みます)で

スイカやメロン、きゅうりには含まれないといいうメッセージをいただきました。

 

でも、私も生野菜や果物をロッキーに与えるのでとても気になって色々調べたら

スイカ、メロン、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、冬瓜などの瓜類には

ククルビタシンという毒性を持つ成分が含まれるということがわかりました。

 

しかも、犬だけではなく人間にも共通な毒性成分!!

瓢箪やかんぴょうで食中毒になったというニュースも報道されています。


多量に摂取すると、腹痛、嘔吐、下痢、場合によっては

重篤な胃腸不全に至る可能性があるとのこと!
 ※参照先 http://goo.gl/yoo6Fy

 

もちろん、少量ならなんの問題はないのかもしれません。

  ※体重から見て、犬はきっと人間の毒性の許容料は少ないはずですので

  その少量という解釈は小型犬、中型犬、大型犬では全然違うと思いますので

  飼い主さんの判断にかかっていますね。

 

瓜類が熟せば熟すほどこのクルルビタシンの含有量が増えるらしく 
特にヘタに近い部分に多くなるということでしたので

新鮮なうちにヘタの近くを避けて少量を与えるようにしたり、工夫をすればよいですね。

メロンなどは熟すのを待って食べることが多いので注意が必要です。

 

ただ、

たとえ少量でも、毎日毎日継続して与えることは避けた方がよいと思います。

 

瓜類だけではなく、

ジャガイモにはソラニンキャベツやアブラナ科にはS-メチルシステインスルフォキシド 

大根にはシニグリンという毒性が含まれていますので多量に与えることは避けましょう。  

 (甲状腺の疾病やストルバイト結石などがある場合はキャベツは避けてください)

 

梅、杏、桃(種と未成熟な果肉)にはアミグダリンという成分が含まれていて

アミグダリンそのものには毒性は無いのですが、

経口後にエムルシンという酵素によって加水分解されるとブドウ糖とマンデロニトリルになり、

更に分解されるとベンズアルデヒトとシアン化水素になり、いわゆる青酸で強い毒性があるので、中毒症状になると言われています。

少量なら問題ないのですが、飼い主がこれらを与えもらえると学習すると

食卓の上やキッチンに種が残っているのを盗み食いしたら大変ですよね。

 

特に、幼犬・高齢犬・アレルギー体質、病中病後などの場合は

与えない方がベストだと思います。

 

そして多量に食べてしまわないよう、食品の管理も大切ですね。

神経質になり過ぎるのも良くないと思いますが 犬が肉食動物だということを忘れずに

愛犬のために、与えるものを選択していきたいと思いました。

 

 

 

以前にも書いた膀胱結石という病気を引き起こす原因と言われている茹で野菜・・・

「茹で野菜を愛犬に与えるのはやめよう」という記事も参考にして下さい。

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2015年

6月

07日

茹で野菜を愛犬に与えるのはやめよう!

茹で野菜を愛犬に与えると、消化酵素の無駄遣いと、病気を引き起こす原因になることもあるのです。

 

犬にとって加熱食(特に野菜)はなるべくなら避けていただきたいといつも生徒さんには

お伝えしていますしこちらにも書いていますが

多くの飼い主さんに知っていただきたいと

今回ブログにまとめることにしました。

 

 

茹で野菜は病気の原因となると言われ始めています。

 

愛犬の健康のため、よかれと思って作っている飼い主さんに

このことを知っていただければ、

愛犬の健康が保たれ、そして元気に長生きしてくれます☆

 

犬は元々は肉食動物です。草食動物のヤギや牛に肉を与えないように

元々肉食動物である犬には野菜を与えないと考えていただければわかりやすいかもしれません。

 

茹で野菜をあげないで!!の理由(Dr.中島健次著『出てますか?弱酸性尿』p168~169引用)

 

 散歩の途中でイヌが野草を食べ、ネコが庭におりて芝生などを食べるのは、

『生理的要求を満たすための本能である。故に、肉食だけではダメで、バランスよく菜食を採り入れてあげなければいけない』、という意見は正論のように見えて

 

実は非常に不親切です。

 

何故なら、元々は肉食動物のイヌやネコに野菜・穀物などを消化する能力があるか否かの議論はさておき、菜食させるなら生野菜に限ると明確に指定しておく必要があるからです。


 どうしてかと言うと、生の野菜と加熱した野菜は全く別物だからです。

 

すなわち、生の野菜や野草には有機蓚酸が豊富に含まれています。

 

この有機蓚酸は消化力を高める効果があるので、

食欲を刺激して元気を回復したいイヌやネコが本能的に摂取するのだろうと言われてます。

また、有機蓚酸は動物の消化管から吸収されず、糞と一緒に排泄されてしまうと言われてます。それなのに、優しい飼い主さんたちは、生野菜よりも加熱調理した野菜の方がおいしいに違いないと勝手に思い、安易に加熱野菜を食べさせているのではないでしょうか?


 ところが、加熱した野菜にふくまれる蓚酸は、

もはや動物に無害な有機蓚酸ではないのです。

加熱によって無機蓚酸に変性するため、腸管から吸収されて血流に乗り、

腎臓で濾過されて尿に混じります。このとき尿の中にカルシウムが含まれていると、無機蓚酸に結合して蓚酸カルシウムの結晶が作られます。

 

そして、毎日毎晩、無機蓚酸の摂取が続くと、蓚酸カルシウムの結晶どうしが固まり、これにいろんな尿成分が結合して大きな膀胱結石になってしまうのです。


 ですから、我が子(イヌ・ネコ)に野菜を食べさせる必要はない。どうしても食べさせたければ生野菜に限るべし、と細かく説明しておかなければ不親切ということになるわけです」

詳細はDr.中島健次のブログにも掲載されています。

 茹で野菜厳禁1 茹で野菜厳禁2 茹で野菜厳禁3

引用元(Dr.中島健次著『出てますか?弱酸性尿』p168~169)

どうかこれを読んだ飼い主さん、愛犬に茹で野菜をあげないようにしてください。

 

人間だって、我が子が好きだからといって毎日身体に悪いものを買ってあげないように

愛犬にも身体に悪いものは・・・・あげたくありませんよね。

 

たまに、あげるのであれば、生野菜を♪

 

キャベツをたくさんあげ過ぎないでくださいね。

キャベツにはS-メチルシステインスルフォキシドという成分があり

食べ過ぎると「甲状腺腫」「甲状腺肥大症」の原因になり得る可能性もあると

原当麻動物病院の獣医さんに教えていただきました。

 

その他にもジャガイモにはソラニン、大根にはシニグリン、梅、杏、桃にはアミグダリンという毒性が含まれているというのです。 

参照ページ 

 

神経質になり過ぎるのも良くないと思いますが 犬が元々肉食動物だということを忘れずにいたいです。

 

私の愛犬も野菜が大好きなので、小松菜やトマトなど少量を生であげたりしています。

それも、今覚え途中のトリックを教えるときや誕生日の時など特別なおやつとして与えます。

 

人間と犬は違います。

消化機能や犬の生理を擬人化することなく、

愛犬の健康のために何が正しいか判断していただきたいと思います。

 

全てのワンちゃんが、健康で長生きしてくれますように

心から願っています・・・☆

 

夏に与えがちな食べ物で血便や下痢 記事へ移動する

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