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2愛犬の予防接種の正しい知識【健康で長生きを目指すために】

愛犬の混合ワクチンの予防接種、動物病院の言いなりになっていませんか?

 

病気を予防するためのワクチン接種で健康を害してしまうことがあるとしたら?

 

無知は可愛い可愛い愛犬を病気にしてしまうこともあります。

知識を持った上で予防接種の判断をしていきましょう。

癌や肝臓病やアレルギー、てんかんがもしかしたらワクチン接種が原因だとしたら?

 

全ての犬たちの健康と長寿のために

私が得た知識、体験したことを書いていきたいと思います。

5年前(2014年)の9月に開催された

「どうぶつとの暮らしを考えるフォーラム」に参加した「正しいワクチン」についての講義。

その際にコラムにも書きましたが

 

5年経ってようやく

 

混合ワクチンは

 

毎年接種しない方が犬の健康のためです

 

と声を大にして言えるようになりました。

 

ここ十年ほどで、大事にされていればいるほど犬の甲状腺の疾患・てんかん・アレルギー・皮膚病・がんなどの重篤な病気が多くなっているのでは?と言われるようになってきました。

 

犬種特有の病気もあることはありますが、

愛犬を思って、動物病院から届く「今年も予防接種の時期が来ました」というお知らせの通りに

毎年予防接種を受けているからかもしれないとしたら???

 

過剰なワクチン接種によって、甲状腺の機能低下が引き起こされているということが

問題になっているようなのです。

 甲状腺の機能低下からてんかんという症状を発症しやすいということが分かってきています。

私の生徒さん「ティノちゃん」もそのてんかんになってしまい、、

ワクチンだけが原因ではないかもしれませんが、、

あ~もっと早くこのブログを書いてお知らせしておけばよかったと後悔しています。

ごめんね、ティノちゃん・・・・(T-T*)

 

毎年毎年過剰なワクチン接種によって甲状腺や他の機能が低下し、

抗体ができにくい体質になってワクチンが効果を発揮していないこともあります。

ワクチンを接種しているのに病気の感染をしてしまったケースがあります。

「抗体」が残っているか検査を受ける犬=安田獣医科医院 朝日新聞より
「抗体」が残っているか検査を受ける犬=安田獣医科医院 朝日新聞より

朝日新聞の記事より抜粋

 

世界小動物獣医師会(WSAVA)は

2007年以降、3種(犬ジステンパーウイルス、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス)のワクチンを、すべての犬が接種すべき「コアワクチン」と規定。

この3種については、1歳までに適切なワクチン接種を行った犬であれば、

「強固な免疫を何年も維持する。(再接種には)3年もしくはそれ以上の間隔をあける」とするガイドラインを発表している。

2014年には、ガイドラインの日本語版も公表されている。

 

 

現在でも、世界中でさまざまな調査が行なわれていますが、

 

1年に1回のワクチンの追加接種への免疫学的な理由などは存在しないのが現状です。

世界小動物獣医師会(WSAVA)犬のワクチネーションガイドライン抜粋
世界小動物獣医師会(WSAVA)犬のワクチネーションガイドライン抜粋

動物病院や獣医師によっては

 

「抗体がいつまで続くか誰にもわからないでしょう?

毎日抗体検査をするんですか?」

 

などと言って予防接種を強行するところもあります。

(私が実際言われた言葉です。もちろんすぐにその動物病院は行かなくなりました)

 

後日他の動物病院の医院長のお話では

「抗体検査のその数値は、いきなり下がることはありません。

抗体のある数値から徐々に下がっていき、抗体が減少していくのです。

しかも何年もかかります。

昨日まであって、今日は抗体が全くなくなることはないのです。

獣医師なら毎年の抗体検査を行った上で「接種した方が良い」と判断するわけです」

 

ということでした。

 

特にシニア期になった犬やアレルギーがある犬、または重篤でなくても持病のある犬は

毎年のワクチン接種はしない方がいいのはわかりきっていますよね。

予防接種の副作用や副反応が命を奪いかねないのです。

犬の内臓や心臓、脳に大きな大きな負担がかかるのです。

 

健康のために予防接種をしているのに、

不健康の引き金や病気の悪化、てんかん、アナフラキシーショックによるショック死など

逆効果になるリスクも知っておくべきで、

 

飼い主さんがしっかり知識を持って、獣医師に相談して

愛犬の健康を守ることが必要です。

抗体検査は、血液検査で30分くらいでできます。

動物病院によって料金はまちまちですが、1万円することはありません。

(ほぼ混合ワクチン接種料金と同額かそれ以下のところが多いようです)

かかりつけの病院で相談してくださいね。

 

もし・・・・

 

年齢、病歴、抗体の有無などを考慮せずに

毎年ワクチン予防接種を勧めてきたら、その獣医さんは信頼できないかもしれません。

 

※ただし、ワクチンの種類(レプトスピラ症を予防するもの)は2ヶ月~半年くらいしか抗体が持続しないと言われています。

本来ならレプトスピラのワクチンのみを半年に1回追加接種するのがよいですが、レプトスピラの単体のワクチンは

動物病院では取り扱っていないのです。何故でしょう?なぜ単体が無いのか、、、

混合接種の方が利益が高いから?そう考えてしまいます・・・

私個人としての考えは、レプトスピラの発症率はそれほど高くないので、レプトスピラの危険よりは、1年に1回混合ワクチンを接種するリスクを考えていきたいと思っています。そもそもレプトスピラ症は何種類もあり、3種類ほどの予防しかできないのですから・・

 

5年前は色々を配慮してコラムには書きませんでしたが、

 

犬や猫の毎年の予防接種は、動物病院と動物製薬会社の利益のためにあると言っても過言でないと

赤坂動物病院 医療部長 石田卓夫先生はおっしゃっていました。

 

だから動物病院としては予防接種を勧めるわけですね。

 

信頼できる動物病院、獣医師探しも重要ですね。

抗体検査を推奨し、ワクチン接種間隔を変更している動物病院をご紹介します。

でも、まずかかかりつけ医に必ず相談して下さい。

 

やませ動物病院 愛知県 たのうえ動物病院 茨城県 Fujita animal hospital 埼玉県

 

神奈川で犬用ワクチンチェックを使用してくれる動物病院

 

アクアどうぶつ病院  アニマルクリニックイスト  本間獣医科医院ロイヤル相模原病院

 

プリモ動物病院 相模原中央 ハート動物病院 ジョン動物病院 もん動物病院

 

他にもホームページなどで公言していなくても、

このワクチン抗体検査を実施しているところもあると思いますので、

まずはかかりつけ医に問い合わせてみるのがいいですね。

ちなみに私の愛犬ロッキーは

2018年まで毎年混合ワクチンを接種しています。

動物介在活動の健康診断書に記載義務があるため。。。。

でも抗体検査結果票添付でよくなったので、涙を流して喜びました。

そして翌年、2019年に抗体検査をしました。

もちろん、全て陽性となり、混合ワクチンは見送りました。

抗体の数値表もいただけました。

「3」以上で抗体が充分にあり、

追加接種の必要はないということで

全ての数値が「5」以上でした。

 

 

【2021年3月15日追記】

2020年の抗体検査も同じ数値でした。

今年、2021年ももちろん抗体検査をしました。

抗体の数値は若干下がっていました。

でも、全ての数値が「3」以上でしたので

今年2021年も混合ワクチン接種は見送りました。

 

これで丸3年は抗体が維持できたということが証明されました。

来年も引き続き抗体検査をして、抗体の数値が「3」以下になれば

混合ワクチンを接種すると思います。

愛犬を病気から守る予防接種が、愛犬の病気を引き起こすことにならないように

獣医師とよく相談して、説明を受けてみましょう。

 

私たち飼い主ができることは、真実の知識を得ること、

そしてその上で判断することだと思います。

動物病院選びもその一つですし、勇気をもって獣医師に質問することも一つです。

 

言いなりになるのも、人間社会の利潤のために愛犬が犠牲になっていくのを

ただ受け身になることもやめていきましょう。

それが「愛犬を大切にする・・愛する」ということだと思っています。