犬を健康で長生きさせるには

小型犬の平均寿命は15歳、

 

大型犬の平均寿命は11歳~12歳、

 

超大型犬の平均寿命は9歳~10歳

 

と言われています。

 

老犬になっても、元気で健康でいられるように

そして私たちの家族として少しでも長生きしてもらいたいですよね。

犬の健康の観点から、友人の獣医さんやたくさんの長寿犬の飼い主さんに色々お話しを伺い

科学的な根拠を元に健康で長生きする方法をお伝えしたいと思います。

 

まず、運動、食事、環境

の三つを長寿のために工夫することです。

1.運動

毎日の運動はとても大切です。

骨や筋肉の成長を促し強くするのは、食事と運動です。

季節、犬種や年齢、体調によって、ワンちゃんの必要運動量は違いますが

マーキングや狩りのためのお散歩ではなく、骨や筋肉を作るお散歩と

愛犬との絆を育むお散歩に変えましょう。

ワンちゃんが小走りになるような速さで歩いたり、または

大股でゆっくり歩いたり、歩く速さの変化をつけましょう。


時には走ったり、坂道を駆け登ったり、横断歩道ではなく歩道橋を渡ったり

色々な筋肉を使えるようなお散歩にしたりと色々工夫してみてください。

(飼い主さんも筋力がついたりダイエットに効果がありますね)


たまにはドッグランに行って、ボールやフリスビーを投げて遊んであげたり、

一緒に走ったりして楽しく過ごす時間も大切ですね♪

 

正しいお散歩は こちら をご参照ください。

※ただし、股関節、関節、器官や心臓などの疾患がある場合や、幼犬、高齢犬などは

距離や時間など獣医さんに相談してくださいね。

2.食事

人間の食事を与えない。

(塩分・糖分以外にも加熱食・添加物は犬の消化器官に大きな負担をかけます)

これが長寿犬の飼い主さんが一番先に言っていた言葉です。

そして、炭水化物(穀物)や野菜がたくさん含まれるドッグフードを与えない

動物性タンパク質を主にしているドッグフードを選択しましょう。

特に非加熱(エアドライ製法)で生肉の栄養そのままのドッグフードが理想です。

 

手作り食もブームですが、私は賛成しかねます。

犬には、加熱食は胃腸にとても負担をかける上に、キャベツやじゃがいも、人参、おからなど加熱している野菜を含む手作り食が多いからです。

犬は穀類、イモ類、豆類、野菜を消化する酵素は持っていません。

数千年の間、人と共同生活をしてきた歴史が犬の食性や生理を変えてはいます。

もはや犬は肉食動物の枠を越え、多少の雑食に耐えられるようになってはいます。

でも人間のように穀類や野菜、そして加熱したものの消化が得意でないことから

人にとって理想的な食事でも犬にとってはふさわしくないということ、

つまり犬の生理を 正しく理解しなければいけないのです。

 

何が犬にとって一番いい食事なのかというと

生肉ということになります。しかも動物の内臓や骨など全てです。

 だからといって、毎日内臓や生肉を調達するのは非現実的ですし

経済的にも大きな負担となります。

またアレルギー疾患があるワンちゃんが最近とても多く、

肉ならなんでもいいというわけではないのです。

 

私が生徒さん方にお勧めしているのは、エアドライ製法で

非加熱の生肉を90%以上(2017年4月から98%になる予定)使ったドッグフートです。

非加熱なのに、冷蔵不要で

安心安全、健康のためのドッグフードです。 詳しくはこちら

 

おやつや歯磨きガムも、非加熱食や無添加を選んでいけたら理想ですね。

あまり神経質になるのはよくありませんが、良いものを選んでいけるようにしたいものです。

トレーニングにも使いやすい、私も使っているトリーツを

SMILESMILEでも販売開始しましたので

ぜひご利用下さい☆

ジウィピークトリーツビーフ
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ジウィピークトリーツラム
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マグロパフ
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シャケスライス
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いわしパフ
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3.環境

犬は安心して眠ることができるとどうやら長寿となるようです。

安心とはどういうことでしょう。

番犬にしないことです。

外飼いのワンちゃんも、夜は玄関など室内に入れて夜はゆっくりと休ませてあげましょう。

室内では熟睡の時間が長くなります。

室内飼いのワンちゃんも来客時や外を人が通るなどすると鳴いたりするのは

番犬と同じです。

ぜひ、来客時の吠えの改善のしつけをしましょう。

 

部屋のゲージ内で寝かせている方は、ゲージやクレートに

通気性のあるカバーや掛布などをして

横穴(自然界の犬は横穴で暮らしていました)のような状態にしてあげましょう。

夜遅くまで起きているご家庭は、いつまでも明るい状態ではなく

ワンちゃんのいる場所が暗くなるように工夫して、睡眠を邪魔しないようにしましょう。

 

 

まだ補足するとすれば、予防接種について知識を持って接種すること。

そして

歯磨きの大切さです。

歯垢や歯石がついていたり口腔内常在菌が多いと病気のリスクが高まります。

歯肉炎や歯槽膿漏から、脳炎や心臓、内臓などに影響がでることは多く知られています。

ぜひ歯磨きのしつけをしましょう!

歯磨きが苦手なワンちゃんには、歯垢を防ぐアニマルウォーター

非加熱のデンタルチューがおすすめです。

 

それから真夏の暑い日中に平気でお散歩させている飼い主さんは

今年の夏からどうかやめてください。

暑さと湿度は犬の健康と寿命にとても影響します。

熱中症に2度以上なったワンちゃんは死亡率90%と言われています。

 

そして犬の病気予防の実践もがんばってくださいね。

 

人間同様「ストレス」を避けることも大切です。

ストレスは万病のもと!!

そのために、しつけをきちんとしましょう。

しつけは、犬にとって安心安全、健康、そして飼い主さんとの絆を深める最大のツールです。

犬の気持ちが理解できるようになる不思議な魔法でもあります♪

 

万が一病気・怪我になった時、受診や入院で大きなストレスをかけないためにも

車での移動に慣れておく、ゲージやクレート、他の場所でもリラックスできる、

人を怖がらない、動物病院が大好き、身体のどこを触れれても喜べる子にしつけておくと

病気や怪我以外の問題で愛犬を苦しめることがなくなります。

ぜひ、愛犬の生涯に渡って後悔しないように

「正しいしつけ」をしてくれるトレーナーさんに、依頼してくださいね♪

5歳でも、10歳でも遅すぎることはありません(*^^*)

 

 ≪補足≫

予防接種を過剰に摂取しない

結構、これが最重要かもしれません。

 

以上が長寿の秘訣です。

 

またこのことについての詳細をブログに書いていけたらと思っています。