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新型コロナウィルスの影響によるアニマルセラピーについて

新型コロナウィルスの影響下の中、

2月までは変更なく活動していましたが、

3月からは乳児院、高齢者施設など全ての活動を中止しています。

楽しみにされていた方々には大変申し訳ない思いでいっぱいですが、

訪問先の担当者と話し合い、万が一のことを考えました。

活動再開は、安心できる状況になってからになると思います。

ちなみに、新型コロナウィルスは、

中国武漢で「コウモリ」から「ヒト」に感染したものです。

そうです。

人獣共通感染症なのです。

人から動物に移ることはないと言われていた常識も香港で感染例があり、覆されました・・・。

今のところ、そのペットには症状が出ていないそうで、現時点ではペットに感染しても重症化はしないということです。

そして世界保健機関(WHO)は

ペットから新型ウイルスに感染することはまずないとの見解で一致しているので

安心していいと思います。

飼い主の過剰な心配は、犬を不安定にさせてしまうので

平常心でいていただきたいです。

新型コロナウィルスだけではなく、人獣共通感染症はたくさんあります。

その感染を予防する方法は一緒です。

 

1.口移しで餌をやる、スプーンや食器、食器洗いスポンジを共用しない
2.一緒の布団で寝ることも避けた方が良い
3.顔をなめさせない

4.予防接種や抗体検査、健康診断、予防薬(フィラリアノミダニ)をする

5.野生動物のフンや尿があるような場所に行かない(匂いをかがせない)

6.お散歩から帰宅したら足を洗い、ブラッシングなどの清潔を保つ

 

飼い主の手洗いも重要です。

そして万が一、飼い主が陽性者になった場合は、ペットがいることを保健所にも伝えなければいけません。

今月末の「セラピードッグ合同練習会」も

温室練習場の喚起に気を付けて

人間もマスクや手洗いなどの予防策をしっかりして開催しようと思っていましたが

政府からのイベントなどの活動自粛要請が継続されたということで

開催するかしないか改めて考えています。

 

セラピードッグたちの交流や

犬たちが楽しく活動を継続していくための練習や勉強なので、本来は実施したい気持ちでいます。

ハンドラーも活動していく中で気づいたことや不安、迷いなどが出てきたりしたことを

しっかりとメンバー全員で把握して対策方法を模索したりと

重要な機会でもあります。

犬たちが安心して対象の方々と触れ合える時間を持つには、日々のこうした練習や情報の共有などが大切なのです。

できれば練習会を実施したいと願いながら、ぎりぎりまで判断を待ってみようと思います。

 

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