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トイプードルあむちゃん6

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

10月13日

トイプードルあむちゃん、2クール目に入りました。

 

あむちゃんは私がいると比較的お利口していましたが、

最近はだんだん、問題行動が現れるようになって

トレーニングのチャンスが多くなってきました。

私が訪問するとリビングのドアを開けたとたん、大騒ぎもするようになって

静かに座らないと入ってこないということに気づけるように指示を出してリビングに入ります。


遊びたい、注目されたい、おやつが欲しいなど

要求があると「ガウガウ」「ワンワン」してくるのです。

そして玄関チャイムや外のトラックの音などに反応して吠えたてたりします。

要求するより、待つことを選べるように導くチャンスです!!

玄関チャイムや外の刺激にも落ち着いていられることを教えられるいいチャンスです!!

以前、玄関チャイム対策で教えた「マット」で待つことも、できるのですが

そのマットの上でギャンギャンと吠えたりもします。

でも、叱るとよい一層ギャン吠えがヒートアップしてしまうそうなので、

落ち着いて指示を出すことにしてみました。

何度かやっているうちに、マットで静かに待つことができました。

11月2日

2クール目2回目のレッスンです。


今日は、未だにあむちゃんに唸られたり

噛まれたりするという次女ちゃんが

学校から帰宅してからのレッスンです。


私が訪問時には、だんだん無駄に吠えることも少なくなり、

いち早くマットに行って待てるようになってきました。


次女ちゃんにはどうしてもガウガウしてしまうので

絆や信頼関係などの再構築をずっとトライしてきました。

それでもなかなか「痛い」「いやだ」ということを伝えられていない状態が続いています。


オスワリやフセ、マテ、握手などは次女ちゃんの指示でもしっかりやってくれるあむちゃん。

次女ちゃんは柔らかで優しい物腰なので

あむちゃんの標的になりやすいということを自覚してもらい、

道具も使いながら、あむちゃんにどんな態度を望んでいるかを伝えてもらう練習をしました。


そして、次女ちゃんがあむちゃんの身体に

触ると怒りだしたりすることもあるので

次女ちゃんが身体に触るといいことがあると学習してもらうことにしました。

とても順調でした。


また

次女ちゃんの穏やかで冷静な態度は素晴らしいですが、

「痛い」「いやだ」を伝える時は

毅然とした態度が必要です。



次女ちゃんは、あむちゃんの歯磨きをしてくれているそうですが、

その時にも噛まれたりするということで

(出血するほどではないということです)

歯磨き前に必ず全身の力が抜けるリラックス方法を復習しました。

 正しい方法でやれば、あむちゃんは力を抜いて

暴れたり噛んだりせずに身を任せてくれました。

しっかりリラックスしてから歯磨きすれば大丈夫です。

11/17

今日は私が訪問時にも多少興奮していましたが

すぐに落ち着くことができました。


あむちゃんは、トレーニングが大好きで

ヒールもオスワリ・フセもタッテも

マットも、エイトもなんでも大得意です。


ただ、「マテ」が30秒くらいで勝手に解除になってしまうので

今日は、「マテ」の強化です。

ハウスでマテが完璧になれば、

玄関チャイム後の応対終了まで

しっかりと落ち着いて待てたり、

キッチンにいてもリビングで待てることができるようになるからです。


ハウスが開いていても、「よし」と言われるまで

ハウスで落ち着いてマテるように練習しました。

30秒~1分、1分~2分、と数秒ずつ待つ時間を伸ばして行きました。

トレーニング大好きなあむちゃんは、

すぐに理解し、2分までは完璧に待てることができるようになったので、

今後は飼い主さんが毎日数秒ずつ待つ時間を延ばしていっていただいて

10分以上を目標にします。

 

そして「ヤスメ」ができるように

フセの状態で頭を床に付ける練習もしました。

これから毎日、少しずつ楽しみながら練習してくださいね。

あむちゃん、次々と新しいことを覚え、興奮癖も吠え癖も徐々に軽減してきました。

飼い主さんご家族の一貫性のある態度と、

ルールや規律をしっかり守ることを導くことで更に良い方向に進んでいきます。

 

1月からのセラピードッグ育成トレーニング

きっと更に絆が深まることでしょう。

 

飼い主様からのご感想は こちら

 

2016年5月から

あむちゃん、その後セラピードッグとして活躍中です♪