唸る・噛む・無駄吠えばかりの愛犬にお困りの方、また犬を迎えたばかりの方にはぜひ読んでいただきたいブログです。もちろん問題が何もないという飼い主さんも問題行動予防の観点からぜひ読んで下さい。
普段生徒さんと愛犬の幸せをサポートをさせていただいてる中で
ただ、オスワリやフセができることより
どれだけ深い信頼関係や絆が
育まれていくかということを重要視しています。
確かに「オスワリ」「フセ」「マテ」は大事な大事なしつけの基本です(*^^*)
でも、それは信頼関係があってこそ有効になるのです。
いたずらしたら叱る、できないから叱る、問題行動を叱る。
叱る、脅かす、嫌な思いをさせる・・・・
そればかりだとどうでしょうか・・。
恐怖心や不信感ばかり育ててしまいますね。
叱るとか、いけないことを違うよって教えることは、信頼関係があった方がいいですよね。
「もう信頼関係できてます!!」
と自信100%の方は以外と少ないのです。
また、「信頼関係」を勘違いされている方もいらっしゃいます。
犬と人間ではその「信頼関係」の作り方は
大きく違うのです。
人間同士と同じように作った信頼関係は
多分、犬は大きな勘違いをしているか
大きな不安と不信感を抱いてしまい、
唸る、噛む、言うことを聞かない、分離不安、異常な怖がり、攻撃性などの問題行動に繋がってしまいます。
問題行動だけでに注目するのではなく、
愛犬との真の信頼関係と絆を作っていくことを意識するだけで、愛犬の態度は変化していきます(*^-^*)
では、犬との本当の信頼関係の作り方とはどういうものでしょうか?
人間と人間の場合は、相手を思いやる、困っていたら助ける、約束を守る、たくさん話したり笑いあったりするなど色々ありますね。
親子や夫婦、恋人などは、見つめ合う、抱きしめ合うなどのスキンシップも必要だったり♪
犬も同じ!!
いえ、全部同じではないのです。
犬の行動学を学んだ方ならわかると思いますが
抱っこ、抱きしめ合う、撫でられることが大きなストレスとなってしまうワンちゃんもいます。
私たち飼い主の方からは愛を持ってしている行動も
犬たちにとっては迷惑極まりないこともあるのです。
人間と犬は違うということをしっかり意識することも大切です。
もちろん、ワンちゃんによっては抱きしめられることを受け入れてくれる子もいますし
それが飼い主さんの愛情表現だということを理解してくれる子もいます。
ワンちゃんの犬種や性格によって、それはとても様々ですが
ずっと一緒にいる飼い主さんだからこそ、気が付けないこともあります。
関係性を作っていく中で、お散歩と同様にワンちゃんにとって必要なのは「ルール」です。
家、家族、部屋、外などのルールを一貫性を持って教えて、守らせてあげること。
そのルールを教えてくれる人を犬は信頼し、安心します。
ルールを教えられ守ることでワンちゃんの精神は安定し穏やかで従順さを引き出せます。
そして自然と問題行動が減少することが多いのです。
チョークチェーン、スパイクチェーン、うるさい音の缶などもいりません。
もちろん、体罰だって必要ありません。
(体罰は不信感しか生みません。詳しくはこちらを参考にして下さい)
ただひたすら犬がわかるように、ルールを教えるのです。
その方法は、とても自然な方法です。
犬は言葉を理解していませんので、コマンドはあとから付け足します。
犬が理解しやすいボディーランゲージと、できた時にとても褒めてあげること、
それだけです。
言葉はいらないのです。
接し方ひとつで愛犬が変わる!
それを実感すれば
きっと愛犬との幸せな毎日を手に入れられる♪
信じてくださいね。
◎ルールとは
◎正しいお散歩
お散歩は運動させるというだけではないのです。関係性を作っていく大切な習慣です。
◎犬との正しい接し方
これらを参考にしていただけたら嬉しいです。
厳しくスパルタにするわけではありません。
穏やかに毅然とただただ愛犬を愛する行動を継続していくだけです。
決して途中で諦めないこと。
(結構このパターンが多いのです。それでは益々愛犬は混乱してしまいます)
家族全員が協力して一貫性を持つこと
(家族としっかり話し合うことで家族との絆も深まっていきます)
そして、愛犬を信じること
飼い主としての自分を信じること
必ずできると信じることは、愛犬にもちゃんと伝わります。
飼い主に信じてもらえる犬は、必ず期待に応えようとしてくれます。
時間がかかっても、
たとえ何度も失敗しても、何度でもやり直せばいいのです。
信じてもらえている愛犬は、必ず
ちゃんとついてきてくれます。
イライラしたり、まっいいかなどど一貫性のない態度を取らないことが
関係性を再構築していく上でとても大切です。
それができない、または自信が無いという飼い主さんには、
できるようになるまで私が全力でサポートします(*^-^*)
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