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「こんなはずじゃなかった」を作らないために~正しい犬の迎え方をサポート~

ペットショップでの衝動買いや

保護犬への同情心から、

心と環境の準備が整えずに犬を迎えてしまうと、

 

「こんなはずじゃなかった」

 

ということになりかねません。

 

犬を飼ったことがあるからという理由だけで

何気なく新しい犬を迎えても、

先住犬と比べたりその性格の違いに愛情を感じないということになってしまった方もいます。

悲しいことに「こんなはずじゃなかった」は無責任に犬を放棄してしまう要因になったり

無駄吠え、かみつき、分離不安などの大きな問題行動を抱える犬にしてしまう恐れが多々あります。

 

私は飼い主の性格や年齢、環境、仕事、家族構成などから適した犬種や子犬・保護犬を選ぶお手伝いもしています。

ブリーダーや保護施設に同行したりアドバイスをして、

失敗しない犬選びから理想的なドッグライフを過ごせるお手伝いをしています。

またセラピー犬の適性を持つ犬を選ぶこともできます。

 

犬は飼い主を選べません。

飼い主側が犬を100%幸せにできるように全力でお手伝いをしますので

ぜひご相談下さい。

 

犬を家に迎えたあとは、基本トレーニングかセラピー犬トレーニングを受けていただき、

犬も飼い主も心から信頼し合い、幸せだなと感じる毎日にしていきます(^^♪

子犬選びでの失敗例

ホームセンターで買い物したついでに

併設のペットショップを覗いたら

可愛い子犬との運命的な出会いがあったというKさん。

 

ジャックラッセルテリアの子犬でした。

何かのCMのように、目が合い見つめ合って

気が付いたら抱っこさせてもらっていて、

あっという間に契約を済ませてしまったというのです。

 

 

今までもMダックスと雑種を3頭飼っていたので犬に対しての扱いはなれていましたし

なんの不安もなかったといいます。

 

でも

 

「こんなはずじゃなかった」

 

になってしまったのです・・・・。

 

私にご依頼が来た時は、唸る・噛む・家中トイレ・お散歩では大暴れするといった状態でした。

手を6針縫うほどの怪我をした時には手放したくなったけれど・・・

その前に1回頑張ってみようと、私にご依頼して下さって

その後、飼い主さんとの関係性の再構築に2年間もかかりました。

 

原因は飼い主さんの性格と状況とジャックとの相性が悪かったのもありますし、

その子は生後1ヵ月で母犬から離された経緯もあって相当な社会化不足も重なり、

飼い主さんの間違った愛情のかけ方が輪をかけてしまい、

お互いがストレスマックスでかなりのレッドゾーンでした。

 

衝動買いで成功する確率はとても少ないと感じます。

また、クリスマスプレゼントに子供に喜んでもらいたい親心から

7才のお子さんに子犬をプレゼントしたHご夫婦。

 

お子さんが犬に引きずられ大けがをして

ご依頼が来ました。

 

なんとその子にプレゼントした子犬はラブラドールレトリバーでした。

 

ラブラドールというと盲導犬や介助犬のイメージで、そういう犬種ならきっと子供に向いているだろうとペットショップで購入したそうです。

 

正しい知識も、判断力も大事です。

確かにラブラドールは従順で穏やかで優しい性格の子が多いです。

でもそれは適切な社会化やトレーニングをされて発揮されることが多々です。

何も教えず、放っておいても子供のパートナーとして素晴らしい子も中にはいますが

しっかりとしたしつけは必須です。

大型犬ならではの怪我や事故防止の正しいしつけと対策、

そして何より犬とお子さんとの相性も大事です。

 

※写真は我が家のロッキーと三女(当時11才)です

 

幸せなドッグライフを送るには

下記のことが大切です。

 

☆自分の年齢、家族構成、生活スタイル、経済状況を考えて犬種を選ぶ

 

犬の寿命は10~18年くらいです。

最後まで責任を持って飼育できるのか、今の自分の年齢を考えないといけません。

またトイプードルなど毎月1回以上はトリミングが必要な犬種もいます。

ドッグフード、予防接種や予防薬以外にもお金が必要なことが多いですので、経済的な準備も必要です。

 

☆犬を迎える前にドッグトレーナーに相談する(正の強化を主にしているトレーナーを選ぶ)

 始めて犬を飼う人も、二度目の人も犬を迎える前に相談をすることをお勧めします。

冷静に判断してくれて、良心的なブリーダーさんを紹介してくれたりもします。

正しい知識や安心を与えてくれるので、ぜひお迎え前に!!!

 

☆犬を迎えたその日からドッグトレーナーさんに来てもらい、育て方、正しい社会化、正しい接し方、しつけ方を学ぶ

 

問題が起きてから依頼するから時間がかかるのです。

最初からプロに依頼しましょう。

 

☆良心的なブリーダーさんから犬を迎える

 

私個人としてはペットショップでの購入をお勧めしません。

母犬から1ヵ月ちょっとで離されていることがほとんどです。商売なので当たり前かもしれませんが犬のことより、利潤が優先されるのです・・・。

ペットショップ内に生後8週齢以降のお迎え推奨などど書いてありますが、

生後8週齢まで母犬や子犬たちと過ごせることが大事なのに、おかしな話ですよね。

ペットショップ内の、あの四角い透明な箱に8週齢までいても、何も意味がありません。

他の子犬と一緒にされて社会化されているみたいなことを言っていますが、

確かに他の犬と何も交流してないよりはマシです。

でも母犬のように守ってくれたり、愛情をかけてくれたり

子犬同士で喧嘩をした時に叱ってくれたり、マナーやルールを教えてくれる存在はいないので、

そんなところにいる子犬のお迎えを7週だろうと8週だろうと全然意味がありません。

 

素晴らしいブリーダーさんは、生後8週齢~10週齢くらいまで販売しないところもあります。

(しつけ済みの子犬を依頼されると生後16週齢くらいまでかけてくれるところもあります)

その間、母犬とブリーダーさんでしつけをして、犬としても家庭犬としてもたくさんの社会化など必要なことを学ばせてくれるのです。

そういうブリーダーさんは本当に少ないです。

犬の社会化期は生後12週齢までとされています。

生後8週~10週齢で家に迎えて、4~2週間で家と家族と近所など社会化していくのが理想ですね。

 

社会化を失敗すると、あとあと苦労することが増えます。

時間はかかりますが犬は一生社会化できますので今もう既に子犬を迎えてしまったという方は

正の強化を主にしているドッグトレーナーさんを依頼してくださいね。

 

その際には「犬、人、環境などの社会化をしたいです」と伝えて下さい。

叱らず、脅かさず、痛みを与えない正の強化のみでなんでも教えたり伝えたりできます。

犬はとても賢いのです。

犬に信頼される飼い主さんを目指してください。

犬が安心できて心を許せる飼い主さんになりましょう。

決して怖がられる存在にはならないようにしてくださいね。

 

私がサポートしているのは神奈川県相模原市内~東京都町田市です。

子犬、保護犬選びを託していただければ全力でお手伝いいたします(*^-^*)

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※写真は「正しい社会化」をされた犬は、どんなことも受け入れられるということをお伝えしたく、我が家のロッキーとハムスターのハム太郎のツーショットです