ミニチュアダックスミルクちゃん
2015年
11月
26日
木
ミニチュアダックスミルクちゃん1
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
今回初めてカウンセリングでお邪魔した時も
ずっと吠え続けていました。
ずっとこんな状態でした。
今日はミルクちゃんの様子を見るため、最初は何も働きかけませんでした。
約15分ほど吠え続けて鳴きやみましたが、
ちょっとでも私が動くとまた吠え始めます。
その後は10分くらいで鳴き止み落ち着きますが、動くと同じことの繰り返しです。
自分が吠えたことによって、
吠えた対象物が静かになったと勘違いしているのでしょう。
飼い主さんは、9年間もこのミルクちゃんの状態を放置(注意や叱ることをしてきましたが結局改善されていないということは放置なのです)してきたのです。
でも、ミルクちゃんが来客があっても
玄関チャイムが鳴っても静かに落ち着いて欲しいと願い、
こうして私にご依頼して下さったのです。
素晴らしい飼い主さんです!
愛犬の問題行動をあきらめてしまう飼い主さんがとても多い中
こうして私にご依頼いただき、心から感謝して
愛犬を想う飼い主さんのお気持ちに応えていきたいと思います。
2015年
12月
25日
金
ミニチュアダックスミルクちゃん2
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
1回目~3回目のレッスンの記録です。
カウンセリング時と同様、訪問時は爆発的に吠え続けていました。
ミルクちゃんが落ち着く方法を模索しました。
吠え止んでも、また動きがあるとまた大興奮で吠え始めてしまいます。
その原因は、『不安』です。
いつも『不安』と『緊張』を感じているのです。
なので、たとえ興奮したり不安に感じても、すぐに落ち着けるように導く方法を取り入れることにしました。
毎日の朝夕のお散歩か欠かせません。
飼い主さんとの信頼関係と絆を育み、安定した状態を保つためです。
そして、指示でフセやアイコンタクトをして安心して落ち着けるようにしていきます。
不安定な犬ほどフセはできません。
ミルクちゃんも生まれてから一度も「指示でフセ」をしたことがありませんでした。
飼い主さんが教えてもできなかったということです。
でも、気長にフセを教えると、少しずつできるようになりました。
あっという間とは言えませんが、それでも大進歩です!!
こんな状態のミルクちゃんが・・・⇓
フセができるようになりましたよ~~(*^^*)
フセができるようになったら、
フセのマテもあっという間にできるようになりました(*^^*)
フセのマテができるようになると、多少興奮状態の時でも落ち着けるようになります。
見て下さい♪
あんなに吠え続けていたミルクちゃんが
フセて落ち着ける時間が長くなってきましたよ。
フセのマテも大得意になっていくと思います。
ミルクちゃんが安心して暮らせるように
吠えなくても大丈夫なんだと気づけるように
しっかりと導いていきたいと思います。
次回は、新年になりますが
訪問時に飼い主さんにフセのマテを指示していただき
吠えなかったという成功体験をたくさん増やしていこうと思います。
2016年
1月
29日
金
ミニチュアダックスミルクちゃん3
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
4回目のレッスンの記録です。
今回は3週間あいてしまったので
またまた訪問時は爆発的に吠え続るというぶり返しになっていました。。。
でも・・・!
フセを覚えていたミルクちゃんは、不安になっても大興奮してしまっても
落ち着ける方法を身に着けている事さえ思い出せば
こんなにお利口な状態でいられるようになりました。
フセのマテができるようになり、
ピンポンがなっても吠えない練習もしていきながら、
吠えなかった・・もしくは吠えてもすぐに落ち着けたという成功体験をたくさんさせていきたいと思っています。
飼い主さんもとてもがんばっています(*^^*)
フセができるようになったチワワのソラちゃんとフセのツーショット(*^^*)
今日まではまったくなかったことが
今日はもうできるのです!
お利口さんなふたりです。
2016年
2月
08日
月
ミニチュアダックスミルクちゃん4
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
5回目のレッスンの記録です。
今回も私が訪問時は大興奮、
練習ではすっかり落ち着けるミルクちゃんも
実践となるとまだまだ改善が必要です。
フセのマテもお手の物となったミルクちゃん。
それをいつでもどこでもどんな時でもできるようにしていくことが目標です。
それには、集中力と飼い主さんへの信頼度、そして指示に従うことが喜びとなるように導いていく必要があります。
その一つとして
刺激の多い外でも飼い主さんに注目してヒールウォークができる練習も開始しました。
まずは、興奮状態で外に出ないことが先決となります。
大好きなお散歩となると、リードを見ただけで大興奮したり、玄関から飛び出してリードを引っ張りまくるということになったりますが
それは、興奮状態を褒めてしまう事になります。
興奮した状態でお散歩に行く=興奮→ご褒美(お散歩)という図式になるからです。
まずは、ドアの前で落ち着かせます。
オスワリかフセをさせて
飼い主さんから出ます。
少しリードが張り過ぎていますが
なるべく緩めて落ち着くのを待ちます。
落ち着いたら「よし」と言ってドアから外に導きます。
いきなり玄関での練習ではなかなか成功しないので、
部屋のサークルのドアで練習しました。
落ち着いたご褒美が
お散歩開始というわけです(*^^*)
この練習は一貫性を持って毎日行います。
この後は、休憩してお水を飲んで
「リーブイット」の練習をしました。
興味のあるもの、執着しそうなものを「無視しなさい」という指示を出して
褒めていきます。
興奮度が高くてもしっかりと指示が聞こえ、従うことを選べるように
色々なコマンドで成功体験を積み重ねていくためもあります。
集中力を鍛えたり、脳を切り替える練習でもありますし
お散歩時に匂い嗅ぎや拾い食い防止、無駄吠え防止にも使えます。
ミルクちゃんは毎回、すぐに覚えてくれます。
2016年
2月
17日
水
ミニチュアダックスミルクちゃん5
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
6回目のレッスンの記録です。
今回も訪問時はギャン吠えが止まらず
飼い主さんの「オスワリ」や「フセ」の指示は入るまでとても時間がかかりました。
リードを着けたら少しは落ち着けるようになったので、リード作戦は今後も続けたいと思います。
今日は、落ち着ける方法のひとつ「クレートトレーニング」を開始しました。
フセのマテができるので、「ハウス」という指示で
クレートに入って「フセて待つ」練習です。
元々、クレートに入ることが大好きなミルクちゃん、
あっという間に「ハウス」の指示で
クレートに入れるようになりました。
次は「アウト」でクレートから出る指示を待てるようにします。
これもすぐさまマスターしました(*^^*)
チワワのそらちゃんと一緒に練習!
ふたりともとても素晴らしいです。
この後も練習をして
ハウスに入ったらアウトと言うまで
扉が開いていても待てる時間がどんどん長くなってきました(*^^*)
このあとは、ヒールウォークの復習をしました。
まだまだ練習段階ですが、とにかく喜びながら練習をしているミルクちゃん。
これが何より大切ですね(*^^*)
2016年
3月
07日
月
ミニチュアダックスミルクちゃん6
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
7回目のレッスンの記録です。
今回は訪問時のギャン吠え対策で
飼い主さんに「ハウス」の指示をしてもらいましたがハウスに入ったものの
なかなかうまくいきませんでした。
なので、クレートトレーニングを徹底することにしました。
「ハウス」の指示でクレートに入って落ち着けて、
たとえ扉が開いていても「フセて待つ」練習です。
ミルクちゃんには、アウトの指示で出てくると、必ずフセをするので
先読みさせないために、オスワリとタッテを組み合わせたりして変化をつけています。
チワワのそらちゃんは、まだハウスという指示がクレートに入るということと結びついていないようでしたので一緒に練習!
ふたりとも私の前に自らオスワリをして、
ワクワクと指示を待っています。
色々なコマンドと組み合わせて
先読みさせないのも
このような態度を引き出せます。
リーブイットやヒールウォークなど、他の練習を間に挟みながら、何度も何度も「ハウス」の練習。
次はなに?次はなに?
と、ミルクちゃんはずっと
ワクワクと私に注目していました。
このやる気やワクワクさを大切にしたいので、
やる気満々なうちに練習はおわりにしました。
次回までに飼い主さんとたくさん「クレートトレーニング」をしていただいて、
私が訪問時にどれだけ落ち着いていられるようになるか楽しみにしています。
飼い主さん、がんばってくださいね(*^^*)
つづく
2016年
3月
29日
火
ミニチュアダックスミルクちゃん7
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
8回目のレッスンの記録です。
1クール最後のレッスンです。
前回までのクレートトレーニングを生かしながら
インターホンがなったらクレートに入る、落ち着く、となるように練習しました。
「ハウス」の指示でクレートに入って落ち着けて、
たとえ扉が開いていても「フセて待つ」練習をしてきているので
あとは、インターホンが合図になるようにしていきました。
ハウスの指示をしないと、
ワンワンと吠え続けます。
でも、ハウスの指示にクレートに導いて
おやつ入りのコングを入れてみました。
すると、すっかり静かになりましたよ(*^^*)
作戦は大成功!
静かに待てるようになりました。
ミルクちゃんが鳴かないと、ソラちゃんも静かにできます。
アンちゃんは、目と耳が不自由なためどうしても鳴いてしまいますが
ふたりが落ち着くようになったら、きっと徐々に落ち着くでしょう。
実際にインターホンを鳴らしての練習を何度もしていくことで
本当の来客時に対応できます。
次回訪問時までに練習をしていき、たくさんの成功体験を増やしていくことで
インターホンが鳴る→ハウス→落ち着いて待てる
というパターンになっていきます。
これは、飼い主さんの努力で成功するので
継続していっていただきたいです(*^^*)
ミルクちゃんの集中力はとても高いので
飼い主さんの指示を更に喜べるように、
そして更に飼い主さんに集中できるように
オスワリ、フセ、タッテの強化を遊び感覚でやっていきます。
次回は、2クール目に入ります。
今まで練習していきたことを強化していくと共に
ヒールウォークの徹底をしていき、お散歩レッスンにも入ります。
目標はインターホンが鳴っても、静かにできる。
来客があっても落ち着いていられる。
目標達成まで、飼い主さんと共にがんばります(*^^*)
2016年
4月
05日
火
ミニチュアダックスミルクちゃん8
ミニチュアダックスのミルクちゃん。
8歳の女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
2クール目 1回目のレッスンの記録です。
前回までのクレートトレーニングが
実践で通用するかどうか
訪問時に試してみました。
訪問時にインターホンを鳴らし、
予め飼い主さんにお伝えしておいた「ハウス」の指示でクレートに導いて
おやつ入りのコングを入れてもらうことにしました。
さて~~どうなるでしょう!!
(私は成功すると思っていましたが・・・)
想像以上の騒ぎように、がっかりしてる場合ではありません。
実際にインターホンを鳴らして、何度も何度も練習をして
成功させていくことで
本当の来客時に対応できます。
これは、飼い主さんの努力で成功するので
次回までに毎日練習を継続していっていただきたいです(*^^*)
ミルクちゃんが鳴かければ、ソラちゃんは鳴きません。
ミルクちゃん、がんばそうね!!
次回もまた訪問時にインターホンを鳴らして
飼い主さんにハウスの指示を出してもらいます。
2016年
5月
31日
火
ミニチュアダックスミルクちゃん、そらちゃん9
ミニチュアダックスのミルクちゃん8歳の女の子と
チワワのそらちゃん4歳女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
2クール目 2回目のレッスンの記録です。
チワワのそらちゃんは、すっかりフセも得意になり、ハウスの指示でクレートに入れるようになっています。
今日も玄関チャイム吠え対策練習です。
前回まで
チャイムが鳴ったら「ハウス」でクレートに入る練習をしてきました。
練習では、リビングにクレートを置いてやっていたのですが
今日は、いつもクレートを置いてある場所に
玄関チャイムが鳴ったら入るという練習をしました。
この後は、
クレートに入ったら玄関応対するまで吠えずに待てるという最終目標の一歩手前まで
何度も何度も練習しました。
クレートに入ったら、玄関前の扉をあけたり閉めたりしても
吠えないで待てるまでになったので、
飼い主さんも、毎日毎日少なくても1回はこの練習をしていくことで
今まで8年間玄関チャイムに反応して吠えていたという記憶に
「吠えずにクレートに入って待てた」という記憶を上書き保存していけます。
理想は、お散歩の前、ご飯の前、遊びの前など
楽しいことの前に練習を何度かしていくことです(*^-^*)
そうすると、この問題行動が改善される近道になります。
「練習しなくちゃ・・」ではなく
日常の生活に、何気なく練習を組み込んでいくことで、
それが当たり前の日常になっていきます。
練習で100%できるようになったら
実際の玄関チャイムでも成功率が上がります。
できた時に、とびきり褒めてあげてほしいです。
毎日の練習がカギですね(^^♪
2016年
6月
29日
水
ミニチュアダックスミルクちゃん、そらちゃん10
ミニチュアダックスのミルクちゃん8歳の女の子と
チワワのそらちゃん4歳女の子です。
ご依頼内容は
無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。
2クール目 最後のレッスンとなりました。
今までたくさんのことを練習してきました。
まずは基本のオスワリ、フセ、マテ、ヒールウォーク、ハウストレーニング。
それらを生かして、ハウスのマテ、ピンポンでハウスなど
玄関チャイムが鳴ったらクレートに入って静かに待てるように練習してきました。
今回もまた少しずつ難度を上げて、そして何度も何度も練習しました。
ドアを開けて玄関に行っても
すっかりいい子に待てるようになってきたのですが
(特にソラちゃんは一度も失敗しませんでした)
なぜか飼い主さんだと待てずにクレートの中で鳴いてしまいます。
ソラちゃんはクレートに入ることもできないことがあります。
これこそ、練習するしかありません。
イライラしたり、名前を呼んで叱ったりすることなく
望むことができた時にたくさん褒めることが成功の秘訣です。
なので飼い主さんと何度も何度も練習をしました。
できない時は、ちょっと難度を下げてほんの少しずつでも目標に近づけるように
これからも毎日練習していただきたいと思います。
ミルクちゃんはとても練習が大好きなので
飼い主さんも楽しくウキウキ練習していただきたいと思います。
そらちゃんは、目が見えなくてもすぐに覚えてくれるので、たくさん褒めてあげてほしいです。
これで2クール全て終了しました。
あとは諦めずに今までやってきたことを信じて、毎日練習していきましょう。
サポートレッスンを何回か継続して、完璧を目指していきたいと思います。
つづく