トイプードルあむちゃん(唸る・噛む・無駄吠え・誤飲)

トイプードルあむちゃん

2014年10月生まれ 9ヶ月の時にご依頼

 

唸る・噛む・無駄吠え・誤飲・興奮癖・指示に従わない

2015年

7月

27日

トイプードルあむちゃん1

モデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃんは

2014年10月生まれの9か月のパピーですが

多くの問題行動を抱えていました。

 

しつけ教室にも通ったり、

トレーナーさんに訪問トレーニングを依頼したりと、飼い主さんも努力をされていましたが

 

唸る、噛む、無駄吠えの三拍子と、その上色々なものを食べてしまう誤飲癖があるということで

初回カウンセリングに伺いました。

 

なるほど、とても興奮癖があり、小学校高学年の娘さんに対して

特に唸って噛んで・・という調子でした。

でも、さすがにしつけ教室や

他のトレーナーさんに依頼されていただけあって、


基本のコマンドは全て入ります。


オスワリ、フセ、マテは大得意です。


では、何がいけないのでしょうか?



まずは、お散歩が圧倒的に不足していました。

 

身体は小さくても、あむちゃんの必要な運動量は、朝60分、夕60分くらいです。

それなのに、お散歩が好きじゃないというあむちゃん(^-^;

 

それでも、あむちゃんの心の安定と、成長と

飼い主さんとの絆を育む上で、十分なお散歩をおすすめしました。 

(「しつけのコツ」参照)

それから前のトレーナーさんは、言うことを聞かなかったら

リードで首にショックを与えるようにと言われているとのことで

そうしていたようでした。


リードで首にショックを与えるやり方が、あむちゃんには合っていないのでしょう。

(犬の性格によって、叱り方、注意の仕方など合う方法は違います)


叱ってもやめてないということは

叱り方があむちゃんには合ってないのか、叱るより褒める方がいいのか

そこを探っていくことにしました。


プードルは賢い犬種なので、先読みさせないことや

パターン化させないことが必要です。

特にあむちゃんは、成長過程なので成犬になる前にしっかりと

家のルールや家族の中のマナーを教えていきたいと思います。

トレーニングに入る前に

しつけ教室個人レッスンにいらしていただきました。

 

まずはあむちゃんとしっかりとした信頼関係を築いて、絆を強固なものにしていくためのレッスンです(*^^*)

 

オスワリ、フセ、マテなどの基本トレーニングはもちろん、

毎日のお散歩で絆を育むために

室内でアイコンタクトをしながらのヒールウォークの練習をしました。

 

飼い主さんの導き方、また褒め方がとてもタイミングが良く

あむちゃんにすぐに伝わります。

 

あっという間に同じ方を向いたオスワリができるようになり、

アイコンタクトをしながらのヒールウォークにつなげていくことができました。

 

これを室内で100%できるように練習し

お散歩の時にもできるようにしていきます。


なんと、あむちゃんは自宅でもなかなかできないことがここではできるのです。

 

網の無いシートにもうんちもおしっこもできました。

 

慣れない場所でも、リラックスして寝ることもできました。

こういう経験をたくさんさせていくことで、あむちゃんの意外な一面も見れたり

飼い主さんとしての自信やあむちゃんを信頼することなど

いいことを刷り込みできますね(*^^*)

 

 

次回もまたしつけ教室個人レッスン、

そして、翌日にはご自宅での訪問トレーニングへと進みます。

 

つづく

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2015年

8月

05日

トイプードルあむちゃん2

モデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん2回目の

しつけ教室個人レッスンと

2回目のご自宅トレーニングの記録です。


あむちゃん、スマイリースマイルさんの室内ドッグランは2回目ですが

すっかり何度も来ている場所のように落ち着いていました。


何を練習するの?

早くやろうよ~と、私を見つめます(*^^*)

前回のヒールウォークの復習と発展編です。


本来のお散歩は戸外で、たくさんの誘惑物があります。


車、人、犬、音、枯葉や紙などが舞ったり

捨てられた食べ物などです。

それらの誘惑があっても

飼い主さんに集中して歩けるのが目標です。

そのために、リーブイット(無視をする)の練習をしました。

 


まずリーブイットを教えて、それから歩くコースにおもちゃやボールを置いて、練習です。

おもちゃに興味を持ったら「リーブイット」と言って

こちらに注目したら褒めます。


あむちゃん、引っ張っておもちゃのところに行こうとしますが

「リーブイット」のコマンドでしっかり飼い主さんに注目できるようになりました。

ロッキーも、犬役としても監督しても

がんばってくれていました(^▽^;)


ドッグランでのあむちゃんは

完璧でした。


また次回も楽しみながらがんばりましょう。

翌日は、ご自宅での訪問トレーニングです。

 

相変わらず次女ちゃんにがぶがぶとちょっかいを出して唸ってくるというので

実際にそのシチュエーションをやってもらおうとしますが、

あむちゃんはいい子にしていて、なかなか問題行動が出ずに困っていました(^-^;

 

でも、次女ちゃんの動く作戦で!!出ましたよ!!

がぶがぶう~う~が始まりました!

その時の写真を撮れなかったので残念でしたが

次女ちゃんの「痛い」という声は中々届かず、やめないのですが

私がサポートすると、やめて、すぐにオスワリできます。

次女ちゃんには、あむちゃんとの関係性を良いものにしてもらうために

基本トレーニングや、歯磨きなどの健康管理もがんばってもらうことにしました。

歯磨きは、犬の健康にとても大切な日課のひとつです。


その際に、目、耳、鼻、口周り、肉球、おなか、肛門など色々とチェックしていきます。

毎日この習慣があると、

ちょっとの身体の不調にも飼い主さんが気づきやすくなります。

 

次に、誤飲防止のしつけの一つ「持ってきて」の練習をしました。

何か床に落ちていると、咥えて逃走するというので

決して追っかけないということをお伝えしました。


そして、咥えているものを持ってきてという指示を出せるように

「持ってきて」の練習方法をお伝えしました。


翌日、嬉しい動画報告をいただきました(*^-^*)

そして、

 

問題行動に注目ばかりするのではなく


お子さんたちとも楽しくコミュニケーションをとることができるように

「お手」の教え方もお伝えしてみました。

 

あむちゃんにとっても

指示に従うことが喜びと感じ、

お子さんたちにとってもあむちゃんを導くことが楽しいと感じるコミュニケーションは

今後のトレーニングにとても大切です(*^^*)


その翌日に、また嬉しいご報告動画をいただきました♪

こんなメッセージもいただきました。

 

「少しづついろんな指示ができるようになり可愛さ倍増です💗

座間さんのおかげでお馬鹿犬からお利口犬に変わってきたような気がします💗」

 

愛情いっぱい、楽しくコミュニケーションをとっていただいて

私もとても嬉しいです。

 

次回のレッスンが更に楽しみになりました(*^^*)

ありがとうございます☆

 

つづく

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2015年

8月

17日

トイプードルあむちゃん3

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、3回目のレッスン。


次女ちゃんに特にガウガウと唸って噛むということで、

次女ちゃんに対処方法をレクチャーしました。

「痛い」「やめて」を伝える練習をしました。

私がいるうちは、それが伝わったようで

落ち着くことができたのですが・・

今後の次女ちゃんの練習にかかっています。

トイプードルあむちゃん個人レッスンの記録です。

 

今日もスマイリースマイルさん


ヒールウォーク発展編と呼び戻しの復習です。


ロッキーも一緒にサポートしてくれました♪


ご自宅ではあむちゃん、次女さんにはかなりのガウガウ状態が続いているということで


絆をしっかりと育んでいただくために

長女さん、次女さんも一緒にレッスンに参加していただきました。

 


試しにかなり距離をおいての呼び戻しに挑戦しましたら

固まってなかなか戻ってきませんでした。

近くの距離から練習して、あっという間にどんな距離でも戻って来られるようになりました。

しっかりとお嬢さんたちの呼び戻しも成功しました。

基本トレーニングを確実にしていくことで、その他の問題行動が軽減していくように

今後も頑張って取り組んていただきたいと思います。

この1年は、一貫性を持って楽しみながら絆を育む練習をしていけば

 

あむちゃんの後々の十数年が穏やかで幸せな共生に繋がるっていきます。

 

その為に、できる限りのサポートをしていきたいと思います。

 

つづく

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2015年

9月

15日

トイプードルあむちゃん5

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、5回目のレッスン。

 

お散歩レッスンに入りました。

お散歩は、ワンちゃんと飼い主さんにとってとても大切なツールです。

お散歩は、

運動不足解消やお友達ワンコとの挨拶、

おトイレなどのためではありません。

飼い主さんとの絆を育むものだと

私は考えています。

こちらの記事を参照下さい)


レッスン開始が夏でしたので、今までお散歩レッスンは室内のみでしたが

室内では、ヒールもヒールウォークもばっちりなあむちゃん!

でも、戸外の散歩はどうでしょう~。


リビングでリードを着けます。

あむちゃんは大興奮でしたので、まずはリビングで落ち着かせます。

リビングのドアを出る時も落ち着いて出られるように導きます。

玄関でもオスワリやフセをさせて落ち着かせます。

玄関ドア、庭の門扉を出る時も、穏やかに出られるようになるまでオスワリやフセをさせて

気を長く待ってあげました。

リードは短く持って、

アイコンタクトをしながら歩きます。

 

道に落ちている枯葉やごみに気を取られたら

「リーブイット」の出番です!

室内で散々練習してきたけれど

さすがに戸外では難しいあむちゃん。

 

リードがピンと張ったら止まり、

こちらを見るまで動きません。

こちらを見たらたくさん褒めてあげて、

「ヒール」と声をかけてあげます。

あむちゃんは、すぐに左足横に戻ってきます。


また左についてアイコンタクトをして歩きはじめます。

歩きは初めに必ず「行くよ~」と合図をかけてあげます。

そうしているうちに「行くよ~」と言われないと歩き出さなくなりますので、

道路の飛び出しや信号などでとても役に立ちます。

公園についたら、大興奮のあむちゃん。

あむちゃんにとって公園は大好きな場所なのでしょう。

公園の入り口で、落ち着くまで辛抱強く待ちます。

興奮したまま公園に入ってしまうと、

他のワンちゃんや人に吠えたり、向かっていったりしてしまうので、

オスワリやフセをさせて、落ち着かせました。


かなりの時間がかかりましたが、やっと入口から公園に。。

それでもすぐにリードを引っ張ります。

そうです。

入口に入った途端、再度興奮し始めてしまったのです。

それでも、リードが張ったら止まり、こっちを見たらたくさん褒めて横につけて歩くを

繰り返しました。

飼い主さんも挑戦です。



音、人、犬、全てのものに気を取られ、落ち着いてもすぐに興奮しがちなあむちゃん。


そんな時こそ、室内では完璧なことを練習してみます。


オスワリ、フセ、立つやアイコンタクトなどをあまり刺激の少ない場所からチャレンジします。



どんな時でもどんな場所でも指示に従える練習になります。


多少の刺激や誘惑があっても、

名前を呼べば必ずアイコンタクトができるようになることが目標です。


お散歩の度に練習してみましょう。

暑くなってきてしまったのでこの後は抱っこで帰宅。


1時間がんばったあむちゃんは、

お水を飲んだら、スヤスヤと寝だしました。


お散歩から帰って来て、その状態になることが

「お散歩が充分に足りている」ということです。

普段は1時間半お散歩行っても、帰って来てガウガウと大暴れするおいつあむちゃんですが、

それはきっと正しいお散歩ではなかったのですね。


正しいお散歩は、距離や時間より、内容が大切です。

次回のレッスンは1ヶ月間がありますので、このお散歩を徹底していただくことが宿題です。

1か月後の成長したあむちゃんと会うのが楽しみです(#^.^#)


つづく

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2015年

11月

17日

トイプードルあむちゃん6

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

10月13日

トイプードルあむちゃん、2クール目に入りました。

 

あむちゃんは私がいると比較的お利口していましたが、

最近はだんだん、問題行動が現れるようになって

トレーニングのチャンスが多くなってきました。

私が訪問するとリビングのドアを開けたとたん、大騒ぎもするようになって

静かに座らないと入ってこないということに気づけるように指示を出してリビングに入ります。


遊びたい、注目されたい、おやつが欲しいなど

要求があると「ガウガウ」「ワンワン」してくるのです。

そして玄関チャイムや外のトラックの音などに反応して吠えたてたりします。

要求するより、待つことを選べるように導くチャンスです!!

玄関チャイムや外の刺激にも落ち着いていられることを教えられるいいチャンスです!!

以前、玄関チャイム対策で教えた「マット」で待つことも、できるのですが

そのマットの上でギャンギャンと吠えたりもします。

でも、叱るとよい一層ギャン吠えがヒートアップしてしまうそうなので、

落ち着いて指示を出すことにしてみました。

何度かやっているうちに、マットで静かに待つことができました。

11月2日

2クール目2回目のレッスンです。


今日は、未だにあむちゃんに唸られたり

噛まれたりするという次女ちゃんが

学校から帰宅してからのレッスンです。


私が訪問時には、だんだん無駄に吠えることも少なくなり、

いち早くマットに行って待てるようになってきました。


次女ちゃんにはどうしてもガウガウしてしまうので

絆や信頼関係などの再構築をずっとトライしてきました。

それでもなかなか「痛い」「いやだ」ということを伝えられていない状態が続いています。


オスワリやフセ、マテ、握手などは次女ちゃんの指示でもしっかりやってくれるあむちゃん。

次女ちゃんは柔らかで優しい物腰なので

あむちゃんの標的になりやすいということを自覚してもらい、

道具も使いながら、あむちゃんにどんな態度を望んでいるかを伝えてもらう練習をしました。


そして、次女ちゃんがあむちゃんの身体に

触ると怒りだしたりすることもあるので

次女ちゃんが身体に触るといいことがあると学習してもらうことにしました。

とても順調でした。


また

次女ちゃんの穏やかで冷静な態度は素晴らしいですが、

「痛い」「いやだ」を伝える時は

毅然とした態度が必要です。



次女ちゃんは、あむちゃんの歯磨きをしてくれているそうですが、

その時にも噛まれたりするということで

(出血するほどではないということです)

歯磨き前に必ず全身の力が抜けるリラックス方法を復習しました。

 正しい方法でやれば、あむちゃんは力を抜いて

暴れたり噛んだりせずに身を任せてくれました。

しっかりリラックスしてから歯磨きすれば大丈夫です。

11/17

今日は私が訪問時にも多少興奮していましたが

すぐに落ち着くことができました。


あむちゃんは、トレーニングが大好きで

ヒールもオスワリ・フセもタッテも

マットも、エイトもなんでも大得意です。


ただ、「マテ」が30秒くらいで勝手に解除になってしまうので

今日は、「マテ」の強化です。

ハウスでマテが完璧になれば、

玄関チャイム後の応対終了まで

しっかりと落ち着いて待てたり、

キッチンにいてもリビングで待てることができるようになるからです。


ハウスが開いていても、「よし」と言われるまで

ハウスで落ち着いてマテるように練習しました。

30秒~1分、1分~2分、と数秒ずつ待つ時間を伸ばして行きました。

トレーニング大好きなあむちゃんは、

すぐに理解し、2分までは完璧に待てることができるようになったので、

今後は飼い主さんが毎日数秒ずつ待つ時間を延ばしていっていただいて

10分以上を目標にします。

 

そして「ヤスメ」ができるように

フセの状態で頭を床に付ける練習もしました。

これから毎日、少しずつ楽しみながら練習してくださいね。

あむちゃん、次々と新しいことを覚え、興奮癖も吠え癖も徐々に軽減してきました。

飼い主さんご家族の一貫性のある態度と、

ルールや規律をしっかり守ることを導くことで更に良い方向に進んでいきます。

 

1月からのセラピードッグ育成トレーニング

きっと更に絆が深まることでしょう。

 

飼い主様からのご感想は こちら

 

2016年5月から

あむちゃん、その後セラピードッグとして活躍中です♪

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2016年

1月

25日

セラピー犬育成教室開催中~あなたの愛犬をセラピー犬に~

先日お知らせしましたセラピー犬育成教室の説明会が1月18日に、

そして第1回グループレッスンが1/25に

無事に開催しました。

 

全5回中のスタートの日でした(*^^*)

問題行動改善トレーニングを受けて下さっていた

セントバーナードリズちゃん

トイプードルサスケくん

トイプードルあむちゃん

 

大きな成長と遂げ、

 

セラピー犬として活動できるように

グループレッスンに参加です!

 

初めての場所、初めての犬、初めての人の中

飼い主さんもワンコも緊張気味の中

少しずつ緊張がほぐれながら

 

楽しくレッスンできました(^^)

 

成功の秘訣と言える

「飼い主さんも犬も楽しみながら」が大切なのです。

 

緊張するのは当たり前、

でも、その緊張下の中でもいつもの行動がとれるように練習していくには

飼い主さん自身が楽しめること、

それには笑顔で取り組むことですね(*^^*)

 

実際の活動で、顏が引きつっていたら

利用者さんにもその緊張が伝わってしまいます。

 

飼い主さんもハンドラーとして、しっかりとリスク管理ができるように意識を高く持つことも大切ですね。

 

まずは、スムーズに移動ができる練習です。


あ、、あむちゃんの写真撮るのを忘れていました・・!

皆さん、しっかりと愛犬をコントロールできていました(*^^*)

 

次は友好的な人物に対する反応を見て、愛犬のストレスサインに気づいたり

落ち着けるように導いたりする練習です。


セラピー犬は、活動の多くはが初めて会う人、または久しぶりに会う人とのふれあいです。

男性、女性、高齢者、子供、障がいのある方など様々な人に

触られたりしても、喜んで受け入れられるようにしていくことが目標ですので

たくさんの成功体験が必須です(*^^*)

参加している生徒さん、スタッフ全員で練習しました。

 

レッスンの時だけではなく、日ごろから愛犬に様々な経験(社会化)をさせながら

ストレスサインやどんなことに喜べているのかなど観察しておくことも大切ですし

愛犬を導いたり安心させてあげることも練習していくと、いつでもどこでもどんな時でも落ち着いて受け入れられる子に成長していきます。

 

次は、若干の緊張下でもいつもの行動がとれるような練習です。

 

オスワリ、フセ、マテは、家では100%できても

緊張していたり、興奮していたり、慣れない場所だったりするとできないこともあります。

 

でも、それでは活動中に支障がありますので、

これも大切な練習です。

 

最初から完璧にできることを目標にせず、少しでもできたらたくさん褒めてあげて

難度を上げていくと、たくさんの成功体験が愛犬の自信に繋がっていきます。

 

リズちゃんもサスケくんも、あむちゃんも、とてもがんばりました!!


終了後は、リードを取ってほんの数分遊ばせました。

がんばったご褒美です。

 

お手伝い犬のアース(コリー)もやっと参戦(≧∀≦)

大型犬がはしゃぐと、小型犬は隅に避難です(^▽^;)


次回は、2月1日です。

また楽しみながらがんばりましょうね♪

 

 

グループレッスンの主な内容

(日程1/25、2/1、2/29、3/14、3/18)

 

1.基本トレーニング

 オスワリ・フセ・マテ・オイデ・ヤスメなどの確認とレッスン

 (若干の緊張下でもいつもの行動をとることができる)

2.ステップアップトレーニング

 ヒール・ヒールウォーク・アイコンタクト・待機のレッスン

 (スムーズな移動)(他の犬に対する反応)

3.セラピードッグトレーニング1

 どんな人にも友好的に振る舞え、触られたり撫でられることを喜べるレッスン

 (見知らぬ人・撫でられることを受け入れる)(外見とグルーミング)

4.セラピードッグトレーニング2

 医療器具に慣れ、匂いや刺激などの誘惑に負けないレッスン

 (食べ物や刺激物への反応のコントロール)

 (誘惑からの回避)

5.セラピードッグトレーニング3

 色々な対象者の動きや声、触り方に慣れるレッスン

 (人物への反応と背後からの不意なアプローチ)

 

※レッスン内容は状況によって変わる場合がございます。

お申込み・お問い合わせ

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2016年

3月

14日

セラピー犬育成教室第2回~第4回

セラピードッグ育成グループレッスンの

第2回~第4回の記録です。

 

セントバーナードリズちゃん

トイプードルサスケくん

トイプードルあむちゃん

 

第2回目は

刺激に対する反応、誘惑に負けない行動をとれるレッスンです。

 

訪問施設には、たくさんの音や声、人、匂いの刺激があります。

そんな中でも落ち着いて行動できる練習。

 

 

 

杖のつく音、車いす、大きな声などに反応しないように(反応したとしても落ち着かせて指示に従えるように)

 

ハンドラーが犬を上手に導くことが大切になります。


次は、他の犬とすれ違う練習です。

興奮したり、吠えたり、怯えたりすると活動に支障が出ますので

他の犬がいても、ハンドラーの指示に落ち着いて従えるように練習です。


第3回は、対象者の触れ方に対する反応、外見とグルーミングをチェックされる練習です。

 

対象者によっては、障がいのある手で触るので

健常者の触り方とは違ったり、

認知症などの対象者さんは、いきなり強い力を咥えたり抱きしめたりすることもあります。

初対面でいきなり目をじっと見つめられたりすると

犬は不安になったり、攻撃を仕掛けられたと勘違いしてしまうことあるので

目を見つめられても安心できるような練習も組み込みます。

 

どんな触り方でも、それを落ち着いて受け入れ、喜べるようになることが理想です。


グルーミングのチェックは、

パッド、肛門、耳、目、口、歯、被毛、皮膚など全てを見ます。

その際に、犬が不安にならないようにハンドラーの保定や配慮もとても大切になります。


サスケくんも、あむちゃんも、リズちゃんも

練習を重ねることで、安心して身体のチェックをする評価者を受け入れていきます。

 

第4回は、実際の活動を模したシチュエーションで

犬とハンドラーの反応、対応の練習です。

 

ハンドラーは犬のストレスサインなどを見ながら、

対象者とのコミュニケーションを取るので、意外に大変です。

でも、みなさん笑顔で、そして犬たちも楽しんでいました。

このレッスンが一番楽しそうでした(*^^*)


対処者さんには色々な方がいます。

無反応な方、動物嫌い中、大きな声を出したりする方

そんな中で犬たちを喜べるように導けるのはハンドラーさんだけですね。

笑顔いっぱい、笑い声が響くレッスンとなりました(*^^*)

 

次回は、認定試験の内容を通して練習です。

 

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2016年

4月

18日

セラピー犬認定試験

セラピー犬育成教室を経て

4月18日に認定試験を開催しました。

 

セラピードッグ育成グループレッスン第1回~第5回を開催し

Smileアニマルセラピークラブで活動するための

認定試験を開催しました。

 

セントバーナードリズちゃん

トイプードルサスケくん

トイプードルあむちゃん

 

 

 

 

 

3組のペアが受験して下さいました。

皆さん、今日の試験までにたくさん練習を重ねてきました。

やはり緊張して普段とは違う雰囲気の中、いつも通りの行動ができなかったりもありました。

 

がんばる皆さんに胸が熱くなりました。

 

サスケくんは小さな変化に敏感に反応して、今まで大得意だったフセができなかったけれど

あとは完璧にこなしていました。

 

リズちゃんペアは、ハンドラーさんが来月出産という大きなお腹でチャレンジしてくれました。

お腹の中の赤ちゃんも一緒に挑戦してくれたのですが

やはりいつもと違う緊張感の中で落ち着きがない時がありました。

でも、セラピードッグとしての適性は満点だったと思います。

 

あむちゃんは、対照的に大張り切りで少し興奮気味でしたが

いつもの行動をとることができ、見事合格しました。

 


皆さんの努力されてきた道のりは、それぞれのペアの絆を強く育んできたと実感しました。

 

セラピードッグとして大きな適性があっても

それを伸ばして育んて行くことは、大きな努力が必要なのです。

 

皆さまお疲れ様でした。

 

ほんの少しの環境の変化やハンドラーの精神状態で

犬たちの不安やストレスが出たりもします。

 

また、活動中には、その障がいなどから思いもよらないアクションを起こす対象者もいます。

それに備えて、リスク管理能力も必要です。

 

合格したあむちゃんは、

Smileアニマルセラピークラブで高齢者施設でセラピードッグデビューします。

 

おめでとうございます(*^^*)

お忙しい中、協力して下さったスタッフの皆様、

 

すれ違い犬で大活躍をしたココアちゃん

 

本当にありがとうございました。

 

これからも皆さんで楽しくアニマルセラピーをしていけるよう努力していきますので

よろしくお願いいたします。

 

次回セラピードッグ育成グループレッスンと

認定試験は

秋~冬に開催予定です。

 

 

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2016年

5月

22日

第4回老人ホームはなことばさんでの活動【SMILEアニマルセラピークラブ】

 

SMILEアニマルセラピークラブ」の

老人ホーム訪問記録です。

 

 

老人ホームはなことばさん4回目の活動です(*^^*)

 

 

ヨーキーノブナガくん、ビーグル大河くん、コリーアースくん、

トイプードルあむちゃん

 

利用者さん50名、

中には犬たちの名前を憶えていて下さり

「待ってたのよ~」

「あら?モカちゃんは?」

「アース、今日も大きいね~」

などと嬉しい言葉をたくさんいただきました!

 

写真は今日セラピードッグデビューした「あむちゃん」です(#^.^#)

 

 

今回は私は、ロッキーを連れずに

アシスタントに徹しました。

 

活動を開始してから、ロッキーを連れずに参加したのは初めてで

犬たちやハンドラーたちをしっかりとみることもでき、

参加者さんの反応や笑顔を第三者的な立場で感じることができ、

とても勉強になりました。

 

動画も撮影することができました(#^.^#)

 

 

参加者さんの笑顔と歓声より、私が一番楽しんでいたように思います(/ω\)

 

 

 

 

 

次回の活動もより充実していくよう、努めていきたいと思います。


 

ノブナガ、アース、大河、あむ、

楽しかったね☆

お疲れさまでした。

 

メンバーの皆さんも

お忙しい中ありがとうございました♪

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2016年

9月

10日

第7回合同練習会【SMILEアニマルセラピークラブ】

SMILE SMILEが主催している動物介在活動

SMILEアニマルセラピークラブ」の

第7回合同練習会のご報告です。

 

 

7月から9月までは活動は犬の夏休みですが

練習会会場となるドッグカフェスマイリースマイルさんの室内ドッグランは

冷房がきいているので

10月からの活動に備えて久しぶりの集合となりました。

今回は、皆様のご都合があまり合わず参加犬は少なかったのですが

ヨークシャーテリアのノブナガちゃん

トイプードルあむくんと、

ラブラドールレトリバーmixのロッキー

張り切ってくれました。

 

今回からお手伝いいただくことになったサポーターも2名加わり、

またあむちゃんのお姉ちゃんもお手伝いにかけつけてくれて

とても有意義に老人ホームの活動に備えての実践練習をすることができました。

車椅子、椅子を用いて

 

サポーターさんに利用者さんを模して座っていただき、実際の活動に沿った練習をしました。

あ、ロッキーの写真撮り忘れてしまいました(^-^;

 

候補生のプリンちゃんも模擬体験しましたよ♪

 

終了後はみなさんとティータイム♪

もちろん、犬たちにもご褒美のお肉です。

 

10月からの活動が犬も利用者さんも私たちもみんなで楽しい時間となるといいです(#^^#)

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

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