ブログ 家庭犬しつけについて

家庭犬しつけトレーニング・問題行動改善トレーニングの

モデル犬としてお申し込みいただいた生徒さんの実例「トレーニング記録」です。

 

トイプードルティノちゃん ミニピンはーたん トイプードルあむちゃん

セントバーナードリズちゃん ビーグルモコちゃん チワワそらちゃん

ミニチュアダックスミルクちゃん トイプードルプリンちゃん

2021年

4月

11日

怖がりの犬を励ましてはいけない?

以前にも「ビビりなんです」という飼い主さんについてブログを書きました。

吠える、固まる、歩かないなどお散歩でのビビりを嘆く飼い主さんがとても多く

ご依頼いただくトレーニングのひとつです・・・。

 

でもカウンセリングに行くと

大体が「ビビり」ではないことが多いのです。

 

ですから、これから書く内容は、ビビり、怖がりの子に対してですので

愛犬が本当に怖がりなのかを知ることから始めて下さい。

ご自分の愛犬の本当の性格を知る方法は、犬のカーミングシグナルやストレスサインを勉強する必要があります。

 


犬という動物を本当の意味で知ることは、更に愛犬との絆を深めてくれますよ(*^-^*)

そして生後12週までの社会化の時期に「何ができて何ができなかったのか」も

分析していく必要があることも出てきます。

ご自分の愛犬がいかに幸せに満たされて過ごせるか、飼い主さんと幸せな気持ちを共有できるか

 

そのために擬人化した考え方を変えていくことも必要です。

怖がりの愛犬との接し方と導き方

怖がりの犬を励ましてはいけない?

恐怖心や不安で震えたり吠えたりしている犬を

「励まそうとして」

 撫でてはいけません。

(もちろん抱っこもNG)

 

恐怖心や不安でいることを褒めら、認められたと勘違いしてしまうからです。

 

犬と人間とは違います。

 

よく見かけるのが、ドッグランに初めて来たのか、震えて固まっている愛犬を

抱きしめたり抱っこしながら

「大丈夫、怖くないから、みんな優しいのよ」などど言いながら撫でている飼い主さん。

 

撫でられることが好きなワンちゃんにとっては撫でられることは

「怖がって震えていることを認められた褒められた」となります。

 

いつまでたってもその態度が治らないどころか、ますます悪化してしまいます。

 

撫でられることがあまり好きでないワンちゃんにとっては、

「怖い上にずっと撫でられ、ますますここが嫌いになった」となってしまいます。

 

励ましたいのなら、まず飼い主さんが穏やかで落ち着いた心理状態を保ちましょう。

 

そして怖がる愛犬に同情して撫でるのではなく

愛犬の良い変化を信じて穏やかな気持ちを保ちましょう。

 

どうしても何かしらのアクションを起こしたい時は

犬の肩や胸をポンポンと軽くたたいて下さい

(泣いている赤ちゃんの背中をポンポンしてなだめる時と同じ要領です)

 

そして落ち着いてきたら、リードをつけたままドッグランの外周を歩くことから始めてください。

 

言葉を持たない犬はエネルギーが全てです。

飼い主さんが緊張感や不安感を持っていれば、それをネガティブエネルギーとしてとらえ、

飼い主さんを守ろうとしたり飼い主さんと同じような心理状態になり、

問題行動はどんどんエスカレートしてしまいます。

 

また犬は感覚で現実を理解します。

同じ場所に飼い主さんといたとしても、人間が経験する世界と犬のそれとは同じではありません。それは犬と人間では生まれつき備わった本能と脳の働きが違うからです。

 

人間が視覚から色々な情報を得るのとは違い、

犬はまずその場所、人、動物などのエネルギーを感じ取り、次に嗅覚で情報を知ろうとします。

 

その次に聴覚、最後に視覚から情報を得て現実を理解するのです。

 

 

犬も人間扱いされていると、この順番が狂ってしまい、

視覚や聴覚からの情報だけに振り回され、

犬の本能が満たされず問題行動の根源となることもあります。

 

そういう犬の場合は、犬としての本能を取り戻すトレーニングもあります。

本能を刺激するだけで問題行動が軽減していくこともあります。

 

たっぷりの運動、アジリティーやドッグランで走らせる、

鼻を使ったゲームなども効果的です。

 

問題行動の多い子は、産まれてから一度も自由に走らせてもらったことがないという子が多いです。

理由を聞くと「リードをはずすなんて怖くてできない」・・

 

大好きな飼い主さんに信じてもらえてないなんて、哀しいですね。

 

そういう子ほど、走らせるだけで従順さを取り戻した事例もたくさんあります。

狩猟犬などはボール遊びやフリスビー、おやつはどこだ?ゲームなどで本能を満たしてあげましょう。

 

そして犬は、「今この瞬間を生きている」ということを忘れないで欲しいです。

これを忘れてしまうと、うまくいはずのくトレーニングもうまくいかなくなります。

 

例えば、聴力や視力を失ったり障害を持ってしまっても、

犬はそのことを嘆いたり、未来を悲観的に考えて死にたくなるなんてことは決してありません。

自分を憐れんだり気に病んだり、誰かを恨んだり、後悔するといった無駄な時間は持たないのです。

ただ淡々と残された能力で対処していくだけです。

目が見えなくても「オスワリ」や「フセ」「マテ」ができるようになって

飼い主さんにとても褒められて「自信」を回復していく犬を何頭も見てきました。

私たち人間が犬を見習わないといけないと感じるほどです。

 

実例はこちら

 

◎犬に同情しない

人間は過去にとらわれてしまいがちで、震えたり吠えまくっている愛犬が可哀想になったり

また虐待を受けた保護犬や病気になってしまった犬などに同情したり憐れんだりしてしまい

「可哀想に・・・」と撫でたりしてしまいます。

そのネガティブな感情を向けられ、更には撫でられた犬は、そのことでどんどん不安定になっていってしまうのです。

 

よく「この子は去勢手術後に変わってしまったのです」という飼い主さんも少なくなりません。

確かにホルモンバランスが変わることで一時的にイライラしたりする子もいます。

それより何より

入院、手術後の愛犬に「痛かったね、可哀相に、ごめんね」などというネガティブなエネルギーを飼い主がたくさん注いでしまった結果なのです。

病気になってしまった愛犬を心配し過ぎるのもよくありません。

心配するよりワンちゃんをいかに安心させてあげるかに意識を持っていた方が、痛みや苦しみも軽減するのです。

 

殺処分寸前の保護犬を家に迎えて「可哀想な子・・」と接しているうちに

問題行動が出始めることもあります。

そしてまた保護団体に戻されるという悲しい結末になることもあります。

 

また多頭飼いのご家庭では、一番年上の高齢犬が亡くなってから

他のワンちゃんの問題行動が現れて

「やっぱりこの子たちも悲しいからなんですね」と涙する飼い主さん・・・。

確かに群れの一員が突然いなくなって不安定になることもあります。

でも、大きな原因は飼い主さんの悲しみ、後悔、寂しさのエネルギーを毎日毎日感じ取り、

遺された犬たちがどんどん不安定になったということなのです。

 

その証拠に、飼い主さんが「ペットロスケア」を受けて下さり、前向きになった途端、

犬たちが落ち着き、問題行動が無くなったのです。

 

その他、怖がりのワンちゃんに同情はまずます悪化さえてしまいます。

詳細はこちら

ではどうしたらいいの?

怖がりの子に安心させてあげるには

・同情しない

・飼い主がリラックスする

・声を出さない

・撫でない

・落ち着くまでその場を動かず待つ

 

その上で、どうしても何かアクションを起こしたい衝動を抑えられない方は

犬の胸や肩を優しくポンポンと叩いてください。

 

泣きじゃくる赤ちゃんの背中を優しくポンポンしてなだめるイメージです。

強すぎても弱すぎても早すぎても遅すぎても効果が半減しますので

実際、レッスンではその子の身体の大きさ、心理状態をみながら

飼い主さんにその「ポンポン方法」をお伝えしています。

なので、ここは飼い主さんがその子に合ったポンポン方法を接しながら見つけていくという設定で書いています。

 

愛犬に合ったポンポン方法を見つけられて少しでも落ち着いてきたら

嬉しくなりますよね。

愛犬に合ったポンポン法でなくては意味がありません。

それがわからない場合は、何もアクションを起こさない方がベストです。

待ちましょう。

 

この、待つということができない飼い主さんがとても多く、待っている間に

犬よりも不安定になったりイライラしたり、諦めてしまうのです。

これでは何も意味がないどころか、悪影響です。

犬に「マテ」を教えているのだから私たち飼い主も「マテ」を頑張りましょう。

 

待っていれば愛犬の震えは止まり、リラックスするその瞬間は、

必ず訪れます。

必ずです!

 

犬が「落ち着く」とは、全身の力が抜けて、股の間に入ったしっぽが出て

全身柔らかな状態になり、

見開いていた目がいつもの表情になったりと

いつも愛犬と一緒にいる飼い主さんなら必ずわかります。

 

緊張状態で恐怖心を全身で表していた愛犬が落ち着けば

飼い主さんは嬉しいですよね。

 

その嬉しい気持ちを伝えるために

愛犬が一番大好きなオヤツを笑顔で与えて下さい。

そのおやつを食べなければ、まだ落ち着いていない証拠ですので

まだ落ち着くまで待つことを選択してください。

 

待っている間は、戸外であるながらば持っているリードに力を込めないことも大切です。

その場を逃げようとリードを引っ張る場合は、腰などに繋げてこちらの力みを

リードを通して伝えないようにしてください。

どうしても声をかけたい気持ちになりますが、言葉を発しない方が早く落ち着けますので

声をかけたい衝動を耐えて下さいね。

 

落ち着いたら、「お利口!」と言っておやつをあげましょう。

その時も撫でません。

撫でたい気持ちになりますが、撫でません。

 

オヤツを食べられるようになったら、オスワリのハンドシグナルを出してみましょう。

声に出して「オスワリ」を言わない方がこの時点ではいいと思います。

(ハンドシグナルをご自宅で教えておきましょう)

 

ハンドシグナルを出して座ることができたら、ここでやっと撫でましょう。

(撫でられることが好きな子に限ります)

 

オスワリができたら、その場を移動しましょう。

ここまで、もしかしたら10分、20分、30分、1時間かかるかもしれません。

でも、怖がって震えたり吠えたりしている時にその場から移動してしまうと、

怖がりを助長させてしまうということなので

待つ時間に余裕を持てない時は、怖がる場所には行かないでくださいね。

 

飼い主さんの心と時間に余裕がある時に「苦手克服、怖がり緩和練習」をしてください。

その他、飼い主さんに集中して外部の刺激を緩和するやり方や

黙々と歩くやり方など愛犬の性格や怖がる理由などによって

違ってきます。

 

飼い主さんの勘違いで益々怖がりが助長してしまわぬよう、

陽性トレーニング(正の強化のみ)をやっているドッグトレーナーさんに依頼することが一番の早道です。

お金もかかりますし、時間もかかりますが、愛犬の幸福と心身の健康のためですので、ぜひ実践してくださいね。

 

まだ子犬の場合は生後12週までに「正しい社会化」(←これが意外と難しい)をすることで

怖がりな犬にしないで済みますので、専門家に依頼してみましょう。

 

5才でも10才でも「社会化のやり直し」は可能です。

怖がりのままにしておくより、安心することを伝える方が犬の生涯が幸せですよね。

諦めないでいただきたいと心から思います。

0 コメント

2020年

11月

11日

犬に絶対してはいけないしつけ

今日は11月11日でワンワンワンワンの日と勝手に命名して

間違いがちな犬のしつけの中でトップ4の「絶対してはいけないしつけ」についてブログを書こうと思います。

これに当てはまることが一つでもあれば、改善していただくことで

犬と人間の幸せな共生と真の信頼関係を育むことができます。

1.犬に痛みや苦しみを与える

絶対してはいけないしつけとは、

犬に痛み、苦しみ、恐怖心を与えるしつけです。

叩く、蹴るなどの暴力はもちろんですが

当たり前と思われている「チョークカラー」(首を締め上げるタイプの首輪)も痛みや苦しみを与えます。

 これは昭和初期から令和の現在もまだその恐ろしいしつけ神話が継承されていて

犬が引っ張ると首がしまって苦しいから引っ張らなくなる・・という図式に頼った首を絞める道具を使っている訓練士が多いのです。

しかも、小さなトイプードルやミニチュアダックスにまで使ってしつけ教室を開催しているのも

目撃したことあります。

なんとそれがペットの祭典で大きなイベント内です。。

そんな虐待首輪が当たり前のように販売されていて愛用している飼い主さんも多いのが悲しいです。

それこそ使い方を間違えると「気管虚脱」や「頚椎捻挫」のような怪我や病気に繋がることもあります。

正の強化(陽性トレーニング)で一切痛みや苦しみを与えないトレーニングがあるのに、

どうして犬に苦しい思いをさせる方を選ぶのでしょうか。

更にひどいことに、大型犬など、首に鋭利な金属が刺さるような

「スパイクカラー」というものさえも使われていることもあります・・

 

画像のように犬に大怪我をさせてしまうこともある道具です。

よく「上手に使わなければ・・」のような記述と共に紹介されている販売店やサイトもみかけます・・。

一般の飼い主さんが上手に使えるのでしょうか?

上手に使えば安全なのでしょうか?

 

犬に痛みを与えたり苦しい思いをさせなければコントロールができないのは

人間側の怠慢だと思います。

そんな虐待のような首輪をつけなくても、引っ張らないように歩けたり、

問題行動と呼ばれる行動を改善することができるのですから・・

チョークカラーを使っている方は今すぐやめて、

リードが張らないように歩くヒールウォークの練習を開始してください。

本当の愛犬家なら・・この意味を分かっていただけると思います。

しつけと虐待は全く別ものです。

もちろん、セラピードッグ育成トレーニングではこの首を絞める道具は使いません。

 

アイコンタクトをしながら楽しくお散歩をしていくためには、

それなりに飼い主さんの努力は必要です。

その練習中は、引っ張り防止のイージーウォークハーネスなどを使いながら、犬に苦しみを与えない方法を選択していきましょう。

そして、これはテレビなどで紹介されてかなりの飼い主さんが実践している缶やペットボトル、スプレーを利用した大きな音がでるしつけアイテム・・・

問題行動が出た時に、天罰方式という名の元大きな音を立てて驚かせてその行動を抑制する方法です。

驚かさなくてもできるのに、何故驚かすのでしょうか・・・

驚いて吠えるのをやめる犬を見て

あっという間に解決したように感じるからです。

 

でも、問題行動の根は残ったままなので、またその音に慣れてくると効果が薄くなり、どんどん音のボリュームが大きいアイテムに変えていかないといけなくなります。

そして愛犬に芽生えるのは「飼い主への不信感」です。

 

犬は人間の行動をよく観察しています。

天罰方式と言ってますが、缶を投げたりシンバルを打ち鳴らしたりする飼い主さんをちゃんと見ています。

信頼関係は崩壊し、音にも敏感になって、その上怖がりが助長され、

他の問題行動まで出てきてしまうという流れになります・・・

いつもそんな状態の愛犬に困り果て、私にご依頼が来て、この状態からの改善に多くの時間がかかってしまうのです・・・

なのでこの「驚かせる手法のしつけはしないでいただきたい」と声を大にして言います。

2.しつけという名の暴力

言うことを聞かないから

トイレ以外の場所に粗相をしたから

吠えまくってうるさいから

何もしていないのに噛んだから

咬もうとしたから

 

こうい理由で愛犬を叩いたり殴ったり蹴ったりしている飼い主さんが

少なくないので、哀しいです。

 

愛犬に対しての暴力がやめられないとご相談を受けたことが何度もあります。

そして一緒に取り組みました。

 

暴力をふるってしまうのは、犬のせいではないということに最終的には気づいていただけます。

全力でサポートします。

だから、もう可愛い愛犬に暴力をふるうのはやめましょう。

犬に暴力をふるわないで欲しい理由を以前にブログに書いたので

興味をある方は読んでください。

 ブログ↓

「それでもあなたは犬を叩いてしつけますか?」

 

3.長時間のお留守番

飼い主さんご家族もお仕事や学校があり

お留守番をする犬たちが多いのが実情です。

 

でも、6時間以上のお留守番を週5日以上は

長時間のお留守番のさせ過ぎです。

狭いゲージに閉じ込め、何時間も1匹だけにするのは虐待だと思います。

 

ストレスなくお留守番ができるようにトレーナーさんにレッスンを受けたり、

お仕事の調整をして1日に連続で何時間もお留守番をしないで済むようにしたり、

飼い主さんには努力が必要です。

 

犬は群れで生活する動物だからです。

DNAに組み込まれているのです。

群れ(家族)と離れている時間が長ければ長いほど犬は不安定になりますし、

大変大きなストレスを与えてしまいます。

 

そして何故か何匹か居れば寂しくないだろうと熟慮されずに二匹目を迎えてしまって

大変なことになってしまったり、

一人暮らしの寂しさで犬を衝動的に買ってしまい、ひどい分離不安で吠えまくりご近所の苦情から

ご依頼をいただいたこともあります。

長時間お留守番をさせなければならない方は、犬は飼わないことを選択してください。

でも、迎えた時と状況が変わる方もいらっしゃいますので

愛犬のためにお仕事の調整とストレスが少なくお留守番できるトレーニングを受けて下さい。

4.お散歩しない

これはしつけという風に感じていない方もいるかと思いますが、お散歩は飼い主さんと愛犬との信頼関係を育むしつけの一つでもあります。

 

ペットショップの店員さんに

「トイプードルやチワワは小さいので週に2~3回程度のお散歩で大丈夫ですよ」

と言われた飼い主さんは、

本当に週に3回程度15分くらいお散歩をしていただけの方もいらしゃって驚いたことが何度もあります。

 

トイプードルもチワワもどんな小型犬でも毎日のお散歩は必須です。

 

その店員さんは犬を販売する職業でありながら犬に関する知識がないのでしょうか・・・

それとも本当は知っているけれど、売りたいからそう言ってしまったのでしょうか。

とても残念ですね。

 

犬種や大きさに関わらず、毎日お散歩が必要です。

体調や年齢、体調などで、必要な時間と距離はそれぞれ違いますが

歩ける子であれば必ず必要です。

歩けなくても抱っこでもカートでのお散歩をしてあげることで精神的に安定します。

 

遅く帰宅しても、朝早くからの出勤でも、犬のお散歩ができるように調整してくださいね。

それが愛犬を可愛がるということです。

 

もし、飼い主さんのご事情でお散歩ができない場合は、

近所のお散歩代行やペットシッターさんなどを活用してくださいね。

ネットで調べればたくさんヒットするはずです。

 

お散歩が必要な理由はこちらに書いてありますのでぜひ読んで下さいね。

 

以上が「絶対してはいけないしつけ」です。

 

細かく言えば、実はもっとたくさんあります。

大きな声で怒鳴らない、愛犬に話しかけ過ぎない、無意識のうちの抱っこをしないなど・・。

そして一番大事なのは「褒めるタイミングと質」です。

これについては、生徒さんには必ずお伝えしている事項ですが

後日またブログを書こうと思います。

 

愛犬に信頼される飼い主さんを目指しましょう。

そして愛犬を心から信頼できる「関係性」を作りましょう(*^-^*)

 それには上記の間違ったしつけを絶対にやめましょう。

 

愛犬を心から信頼できていれば、愛犬も飼い主さんを心から信頼し

従順で穏やかな性格になります(^^)

 

0 コメント

2020年

4月

14日

【愛犬の命を守るしつけ】落ちているものを食べない

犬の誤飲事故防止のしつけ

 

動物病院に緊急で運ばれてくる犬のうち、

誤飲事故がとても多くあるということもあり、

また訪問する施設にも食品や薬品など落ちているという万が一にも備え、

SMILE SMILEではパピートレーニングにもセラピードッグトレーニングにも

必ずこの練習を取り入れています。

 

お散歩中の拾い食い、室内でも犬にとって毒物となるものを勝手に食べないために

とても重要なトレーニングです。

 

勝手に食べないというしつけをしておくと、

まさか!!と思うものを飲み込んでしまって開腹手術など最悪の事態を防ぐこともできます。

 

テーブルから落ちた人間の食べ物を食べてしまうことも危険が多くあります。

玉葱、チョコレート、葡萄、ナッツ類など犬が食べたら大変なことになります。

 

 先日は、飼い主さんの常備薬(降圧剤)をうっかりコロコロと落としてしまい、

愛犬がそれを誤飲し、残念なことに亡くなってしまった事故もありました。

勝手に食べないしつけは、愛犬の命を守る大切なしつけです。

まずは、基本のトレーニングが大切です。

オスワリ、フセ、マテはもちろんですが

一番大切なことはアイコンタクトです。

 

アイコンタクトができるようになってから、この練習を開始します。

 

アイコンタクトは、犬が「どうすればいいの?」と思った時に

すかさず飼い主さんを見るようになっていることが信頼関係の証とも言えます。

 

自然に愛犬がアイコンタクトをしてくれないうちは

この練習を始めても難しいだけです。

 

また興奮した状態やご飯前のお腹がすいている時も練習のタイミングではありません。

 

たっぷりお散歩をして、ご飯もお水も終わり

愛犬が一番落ち着いている時間にやりましょう(*^-^*)

この練習は時間をかけてやります。

1ヵ月くらいをめどに進めて下さい。

完璧にできるようになったら、次の段階に進みます。

 

お散歩中に落ちているものを見つけた時の対処法です。

 

近々ブログを更新しますので、それまで練習をしておいてくださいね(*^-^*)

 

0 コメント

2020年

4月

13日

もし飼い主がコロナに感染したら愛犬はどうしたらいいの?

飼い主がコロナに感染したら、愛犬はどうしよう・・・。

入院になったら??

飼い主家族も濃厚接触者となります。

犬にも感染してしまうということもあるし・・・

どうしたらいいの?

 

そんな不安を解消するプロジェクトがあります。

コロナに感染しない努力と共に、万が一のための確認もしておきましょう。

アニコムのホームページより抜粋

コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動!

ペット保険シェアNo.1のアニコム損保を子会社に持つアニコム ホールディングス株式会社(代表取締役 小森 伸昭、以下 アニコム)は、新型コロナウイルス感染症に対するペット飼育者の不安を少しでも解消できるよう「#StayAnicom」プロジェクトを開始します。

 

コロナ感染者の飼育するペットを長期間預かることのできる施設は、おそらくありません。

 

<#StayAnicom プロジェクトとは>
新型コロナに感染してしまった飼い主さまのためのサービスです。「困ったら、アニコムにステイしてほしい」という想いをもとに発足したこのプロジェクトでは、アニコムの保有する施設の一部を開放し、飼い主さまが隔離施設で生活する間や入院の間、そのペットを無償でお預かりします。お預かりの間は、アニコムの獣医師を中心とした社員有志がお世話します。情報は随時更新しますので、twitterアニコム公式アカウントのフォローをお願いします。
▶ https://twitter.com/anicom_inc

#StayAnicom|ペットお預かり希望者用フォーム
https://service.anicom.co.jp/form/pub/anicompr/stayanicom

 

※本人またはご家族がコロナウイルスに感染している方のみお申込みいただけます。
※本プロジェクトに関するお電話でのお問い合わせは、受付けておりません。上記URLからお申し込みください。

アニコムさん、ありがとうございます☆

心から感謝です。

 

0 コメント

2020年

4月

12日

引っ張らないお散歩を目指そう

何故リードを引っ張らないお散歩が大切なのでしょう。

警察犬のようにビシッと真横を歩くことを目標としているわけではなくて

リードが緩んだ状態で

飼い主さんと歩調を合わせて楽しくお散歩をすることをお勧めしています。

 

それにはたくさんの理由があります。

 

よく、伸縮リードで自由に前を歩かせながらお散歩している飼い主さんを見かけます。

自由にお散歩させてあげないのは可哀想だからと伺ったことがあります。

本当にそうでしょうか。

犬は群れの動物です。

自分勝手に行動することは動物行動学から言えば、精神的に不安定になってしまいます。

自由と自分勝手は違います。

群れのルールの中で与えられる自由を喜べる動物が「犬」なのです。

 

その自由とは自分勝手に歩くことではありません。

 

その証拠に、「自分の尻尾を噛んだりする自傷行為のある犬」

しっかり飼い主さんに歩調を合わせながら歩くことを教えて守らせることで

問題行動が激減したのです。

「無駄吠えの多い犬」「飼い主さんを咬む犬」も同じでした。

 

その問題行動だけに目を向けるのではなく、

精神的に安定する方法、飼い主さんとの信頼関係を強固にするアプローチが

とても有効になることが多いのです。

引っ張らないで飼い主さんと歩調を合わせて黙々と歩くお散歩は、

犬の行動学上、良いことしかありません。

 

今まで自由に前を歩かせていた飼い主さんには、かなりの努力が必要になりますが

愛犬とのより良い関係性作りの一つとしてチャレンジしていただけたらと思います(^^)

リードを引っ張らない正しいお散歩は、

 

犬の運動や気分転換と共に

犬にとって
心身の健康を保つ上でとてもとても大切なのです。

心の安定・バランスも保てるということです。

 

誤飲事故や交通事故、怪我の予防にもなります。

リードを引っ張って前を歩く犬は

 

交差点で自転車とぶつかってしまう、

他の犬と不意に出くわして、喧嘩になったり

勝手に落ちているものを食べてしまったり・・・。

 

前にも書きましたが、道端に落ちていた(多分故意です)農薬付きのちくわを誤飲して

大事に至ってしまったワンちゃんもいました。

その他にも病気の犬の糞尿の匂い嗅ぎから

その病気が感染してしまうこともあります。

 

前を歩かせることはとてもリスクが高いのです。

 

リードを引っ張らずに歩かせる練習方法

まずは室内でリードをつけてアイコンタクトをしながら歩く練習をして下さい。

 

歩きながら、時には「オスワリ」などど交差点を模した練習も必要です。

 (どんなに小さな交差点でも一度オスワリする癖をつけておくだけで事故を防止できます)

 

そして家を出る時から大興奮していると、リードを引っ張る準備をさせてしまうので

家を出る前は、たっぷり時間をかけて

リードを付けてから玄関でフセをさせて落ち着くのを待ちましょう。

何度も練習していくうちに落ち着かないとお散歩に出られないと

ワンちゃんが理解していきます。

そして自ら落ち着こうと努力してくれるようになります。

 

それでも今までの癖でぐいぐいと引っ張ってしまう時は、動画のようにやってみてください。

怖がりさんや信頼関係構築中の犬はこういう方法が向かないこともありますが

オヤツを使ったりしながら、楽しみながら毎日練習してみてくださいね(*^-^*)

最後までお読みくださりありがとうございます。

どうか、事故は未然に防ぐため、愛犬との絆を深めるため、

チャレンジしてくださいね☆

どうしてもうまくいかない場合は、ご相談ください。

0 コメント

2020年

4月

05日

【1】トイプードルナッツ☆パピートレーニング

トイプードルのナッツ(夏豆)くん

2019年8月14日生まれの男の子です。

 

生後3ヵ月でブリーダーさんから迎えて2ヵ月。

飛び付き、噛み、唸り、無駄吠えが

段々ひどくなってきた。。いうことで

ご依頼いただき、

生後5ヶ月からパピートレーニングを開始しました。

 

初回カウンセリングに伺ったときは

まだ2kgに満たない小さな身体ですが、ゲージの中での無駄吠えもかなりひどく、

興奮度が高い不安定な精神状態の時が多いと感じました。

お留守番時間も長く、お散歩の問題もありストレス値も高いのかもしれません。

子犬なので、興奮したりいたずらしたり、甘噛みしたりするのは普通です。

でも普通母犬と一緒であれば、叱られたりしつけをされるので

いわゆる問題行動と呼ばれるものはなくなっていきます。

 

母犬がいなくても飼い主もも同じようにしっかりとしつけをして早い段階で落ち着き方を教えておくと

後々とても穏やかな子になります。

 

無駄吠えも、知らず知らずのうちに助長していることが多く

対処の仕方ひとつで今後の生活が変わってきます。

そしてそのコミュニケーションの中で信頼関係を築いていけます(^^)

 

まずは基本のオスワリとフセ、マテ、アイコンタクト。

そして社会化と関係性構築、生活している中で困っていることを重点的に改善していきます。

ゲージの中で大騒ぎ、

歩く飼い主さんの足を狙って噛みついてくる・・・

トイレ掃除中にティッシュを狙ってを邪魔する、

着替え時に靴下やズボンにじゃれついて、おちおち着替えもできない。。。

お散歩は座り込んで一歩も歩かない・・・

 

などなど飼い主さんが困っていることはたくさんあります。

 

慌てずゆっくり関係性を構築しながら、

ひとつずつクリアしています。

 

こんな感じで練習しています(^^)↓

飼い主さんもとても頑張っています。

少しずつ楽になっていくのを実感されていると思います。

 

他にも改善が必要なこともありますが、

一貫性を保ちながら関係性を構築していく中で、改善されていくことも多いと予想しています。

 

アメブロにも違う内容でブログを更新しています。(4年ぶりに(〃´∪`〃)ゞ)

 

次回はお散歩レッスンの予定です。

ホーム     ブログ一覧     パピートレーニング    前に戻る   つづきを読む

0 コメント

2020年

2月

22日

「こんなはずじゃなかった」を作らないために~正しい犬の迎え方をサポート~

ペットショップでの衝動買いや

保護犬への同情心から、

心と環境の準備が整えずに犬を迎えてしまうと、

 

「こんなはずじゃなかった」

 

ということになりかねません。

 

犬を飼ったことがあるからという理由だけで

何気なく新しい犬を迎えても、

先住犬と比べたりその性格の違いに愛情を感じないということになってしまった方もいます。

悲しいことに「こんなはずじゃなかった」は無責任に犬を放棄してしまう要因になったり

無駄吠え、かみつき、分離不安などの大きな問題行動を抱える犬にしてしまう恐れが多々あります。

 

私は飼い主の性格や年齢、環境、仕事、家族構成などから適した犬種や子犬・保護犬を選ぶお手伝いもしています。

ブリーダーや保護施設に同行したりアドバイスをして、

失敗しない犬選びから理想的なドッグライフを過ごせるお手伝いをしています。

またセラピー犬の適性を持つ犬を選ぶこともできます。

 

犬は飼い主を選べません。

飼い主側が犬を100%幸せにできるように全力でお手伝いをしますので

ぜひご相談下さい。

 

犬を家に迎えたあとは、基本トレーニングかセラピー犬トレーニングを受けていただき、

犬も飼い主も心から信頼し合い、幸せだなと感じる毎日にしていきます(^^♪

子犬選びでの失敗例

ホームセンターで買い物したついでに

併設のペットショップを覗いたら

可愛い子犬との運命的な出会いがあったというKさん。

 

ジャックラッセルテリアの子犬でした。

何かのCMのように、目が合い見つめ合って

気が付いたら抱っこさせてもらっていて、

あっという間に契約を済ませてしまったというのです。

 

 

今までもMダックスと雑種を3頭飼っていたので犬に対しての扱いはなれていましたし

なんの不安もなかったといいます。

 

でも

 

「こんなはずじゃなかった」

 

になってしまったのです・・・・。

 

私にご依頼が来た時は、唸る・噛む・家中トイレ・お散歩では大暴れするといった状態でした。

手を6針縫うほどの怪我をした時には手放したくなったけれど・・・

その前に1回頑張ってみようと、私にご依頼して下さって

その後、飼い主さんとの関係性の再構築に2年間もかかりました。

 

原因は飼い主さんの性格と状況とジャックとの相性が悪かったのもありますし、

その子は生後1ヵ月で母犬から離された経緯もあって相当な社会化不足も重なり、

飼い主さんの間違った愛情のかけ方が輪をかけてしまい、

お互いがストレスマックスでかなりのレッドゾーンでした。

 

衝動買いで成功する確率はとても少ないと感じます。

また、クリスマスプレゼントに子供に喜んでもらいたい親心から

7才のお子さんに子犬をプレゼントしたHご夫婦。

 

お子さんが犬に引きずられ大けがをして

ご依頼が来ました。

 

なんとその子にプレゼントした子犬はラブラドールレトリバーでした。

 

ラブラドールというと盲導犬や介助犬のイメージで、そういう犬種ならきっと子供に向いているだろうとペットショップで購入したそうです。

 

正しい知識も、判断力も大事です。

確かにラブラドールは従順で穏やかで優しい性格の子が多いです。

でもそれは適切な社会化やトレーニングをされて発揮されることが多々です。

何も教えず、放っておいても子供のパートナーとして素晴らしい子も中にはいますが

しっかりとしたしつけは必須です。

大型犬ならではの怪我や事故防止の正しいしつけと対策、

そして何より犬とお子さんとの相性も大事です。

 

※写真は我が家のロッキーと三女(当時11才)です

 

幸せなドッグライフを送るには

下記のことが大切です。

 

☆自分の年齢、家族構成、生活スタイル、経済状況を考えて犬種を選ぶ

 

犬の寿命は10~18年くらいです。

最後まで責任を持って飼育できるのか、今の自分の年齢を考えないといけません。

またトイプードルなど毎月1回以上はトリミングが必要な犬種もいます。

ドッグフード、予防接種や予防薬以外にもお金が必要なことが多いですので、経済的な準備も必要です。

 

☆犬を迎える前にドッグトレーナーに相談する(正の強化を主にしているトレーナーを選ぶ)

 始めて犬を飼う人も、二度目の人も犬を迎える前に相談をすることをお勧めします。

冷静に判断してくれて、良心的なブリーダーさんを紹介してくれたりもします。

正しい知識や安心を与えてくれるので、ぜひお迎え前に!!!

 

☆犬を迎えたその日からドッグトレーナーさんに来てもらい、育て方、正しい社会化、正しい接し方、しつけ方を学ぶ

 

問題が起きてから依頼するから時間がかかるのです。

最初からプロに依頼しましょう。

 

☆良心的なブリーダーさんから犬を迎える

 

私個人としてはペットショップでの購入をお勧めしません。

母犬から1ヵ月ちょっとで離されていることがほとんどです。商売なので当たり前かもしれませんが犬のことより、利潤が優先されるのです・・・。

ペットショップ内に生後8週齢以降のお迎え推奨などど書いてありますが、

生後8週齢まで母犬や子犬たちと過ごせることが大事なのに、おかしな話ですよね。

ペットショップ内の、あの四角い透明な箱に8週齢までいても、何も意味がありません。

他の子犬と一緒にされて社会化されているみたいなことを言っていますが、

確かに他の犬と何も交流してないよりはマシです。

でも母犬のように守ってくれたり、愛情をかけてくれたり

子犬同士で喧嘩をした時に叱ってくれたり、マナーやルールを教えてくれる存在はいないので、

そんなところにいる子犬のお迎えを7週だろうと8週だろうと全然意味がありません。

 

素晴らしいブリーダーさんは、生後8週齢~10週齢くらいまで販売しないところもあります。

(しつけ済みの子犬を依頼されると生後16週齢くらいまでかけてくれるところもあります)

その間、母犬とブリーダーさんでしつけをして、犬としても家庭犬としてもたくさんの社会化など必要なことを学ばせてくれるのです。

そういうブリーダーさんは本当に少ないです。

犬の社会化期は生後12週齢までとされています。

生後8週~10週齢で家に迎えて、4~2週間で家と家族と近所など社会化していくのが理想ですね。

 

社会化を失敗すると、あとあと苦労することが増えます。

時間はかかりますが犬は一生社会化できますので今もう既に子犬を迎えてしまったという方は

正の強化を主にしているドッグトレーナーさんを依頼してくださいね。

 

その際には「犬、人、環境などの社会化をしたいです」と伝えて下さい。

叱らず、脅かさず、痛みを与えない正の強化のみでなんでも教えたり伝えたりできます。

犬はとても賢いのです。

犬に信頼される飼い主さんを目指してください。

犬が安心できて心を許せる飼い主さんになりましょう。

決して怖がられる存在にはならないようにしてくださいね。

 

私がサポートしているのは神奈川県相模原市内~東京都町田市です。

子犬、保護犬選びを託していただければ全力でお手伝いいたします(*^-^*)

contact

 

※写真は「正しい社会化」をされた犬は、どんなことも受け入れられるということをお伝えしたく、我が家のロッキーとハムスターのハム太郎のツーショットです

0 コメント

2019年

6月

20日

犬のしつけと主従関係の誤解

ひとことで「犬のしつけ」というと、

「厳しくできない」「犬が可哀想」と言われる方は少なくないと思います。

日本語はとても難しいですね。

 

しつけとは

 

犬と飼い主さんの意志疎通のツールです。

人間と犬との信頼関係を育むものです。

 

また「犬との主従関係」はタブー視されるようになってから久しいですが、

主従関係ではなく「犬の良き先導者でありましょう」というとしっくりくるかもしれません。

 犬は「群れで生きる動物」です。

その中に信頼できるリーダーがいてくれると精神的に落ち着いている犬になります。

「しつけ」とは、その群れのルールを教えることです。

 

今「しつけ」をしないことを選択している飼い主さんや

「しつけ」と「虐待」を混同している飼い主さんもいることが気になり、

セラピードッグトレーナーとして、どういう風に犬の良き先導者になれるのか、

ブログに書くことにしました。

 

愛犬がいつも穏やかでリラックスして過ごし、

飼い主さんを信頼、尊敬、尊重できるように導いていくことがしつけです。

犬の心の安定と安心や安全に繋がることをどうしてもお伝えしたいのです。

 

では、その「愛犬の良き先導者」とはどういうものなのかをお伝えしようと思います。

それは難しいものでも厳しいものでもありません。

無駄に吠える、唸る、咬む、いたずらする、家中トイレ、他の犬に攻撃的、怖がり、玄関チャイムに大騒ぎなどの問題を抱えている愛犬の飼い主さんは、

どうしても必死になって色々なしつけ本やネットで氾濫しているしつけ方法を試しまくってしまいます。

 

そして益々エスカレートしてしまい、

私にご依頼いただくことが多いのが現状です。

 

どんな方法も、愛犬に合っていなければ良薬にはなりませんし、色々なしつけ方法を試しまくっていて、愛犬が混乱して飼い主さんに不信感を抱いてしまって、逆に悪化しては意味がありませんね。

 

ず方法を選択する前に

 

・愛犬の性格

・問題の原因

・住環境や家族構成

・愛犬にどうなって欲しいのか

 

この4つをまず考えていただきたいです。

愛犬の性格を把握しよう

よく耳にするのが

 

「うちの子、ビビりなんです」

 

本当にビビりなのでしょうか。

 

ビビりなんですと言われた犬をよく観察していると

私にはビビりではなく、犬が混乱または不安を訴えていると感じることが多いです。

 

どういう態度でいることが正解なのかを知らないと言った方が正しいかもしれません。

たとえば、来客に後ずさりしながら吠えている犬は

 

「誰だよ、おまえ、誰なんだよ!!!勝手に僕のテリトリーに入ってこないでよ~~~」

 

と言っていると判断します。

 

ビビりならば、部屋の隅に隠れたり、震えたり、固まったり・・・

恐怖心からパニックになれば最悪は飛び掛かってきたりします。

 

 

犬の性格を判断するときに、近い距離にいつもいる飼い主さんだからこそ

「誤解」してしまっていることが多いですね。

 

生徒さんの多くが悩む来客時の吠えは、半分以上はビビりではないですね。

なのでワンちゃんに「テリトリーを守らなくても大丈夫だよ」と教えることで、

来客時の吠えは改善されます。

 

お散歩中に他の犬に吠える犬も「ビビりなんです」と言っている飼い主さんも多いですが

ビビりで吠えているのではないかもしれません。

 

遊ぼうよ~~こっち来て~かもしれませんし

こっちに来るな~~咬んでやるぞ~~~かもしれません。

 

それはその犬のカーミングシグナル(しっぽ、毛、口元、耳の位置などのサイン)と

吠え方を見ればわかります。

 

ビビりで吠えているのか、そうでないのかをしっかり見極めることで

伝えることが違いますし、どうしたらいいいのかを導くことができます。

ご自分の犬の本来の性格を第三者の目で見てみましょう。

 (それには少し犬の行動学を学ぶことが早道です)

 

 また成長過程で一過性のものもあります。

その時期に、頭ごなしに叱ったり、反対に撫でてしまったことで

その状態がひどくなってしまったり、定着することもあります。

 

その時の接し方導き方が大切なのです。

愛犬の性格をしっかり把握したら、今度はその問題の原因を探る必要があります。

 

「大丈夫って言い聞かせているのに

わかってくれないんです」

 

え?って耳を疑います。

本気で言っているのでしょうか?

 

言い聞かせてわかってくれるのなら

何も苦労はいりません。

犬は人間の言葉を理解しているのは短い単語のみです。

長々と話してわかることはありません。

 

犬は人間ではありません。

 

説教しても言い聞かせても、反省したり理解することはありません。

 

こんなことを書くとまた

「うちの子はわかっています」

「全て私の話を理解しています」

と言われる飼い主さんもいると思います。

 

わかっているように見えているだけです。

 

わかっているならば、飼い主さんの言い聞かせたことを理解し、

飼い主さんが望むような行動をしてくれるわけですから・・・。

 

 理解してもらうには、しっかり日頃から正の強化で正しいことを教えて導いてあげていなければ

何も伝わることはありません。

ただ、叱られて恐怖心か混乱しか学習しないという結果になるのです。

飼い主さんと良好な関係性を作れている犬たちは、

精神的にも安定していて落ち着いています。

犬ですから吠えることもあるでしょう。

 

怖いこともびっくりすることも色々あるでしょう。

 

でも、その時に安心していいんだよって伝えられる方法を飼い主さんが知っていることで

犬は益々飼い主さんを信頼し、敬意をもって接してくれるようになります。

 

何度も言いますが、それは言葉ではなく

適切な指示(アイコンタクト・コマンドやハンドシグナル・ボディランゲージ)です。

 

しつけは、犬と飼い主さんの意志疎通のツールです。

人間と犬との信頼関係を育むものです。

 

可哀想なのは、何も教えてもらえない犬、

大好きな飼い主さんと幸せな共生ができるように、導いてくれる人がいないことです。

またしつけを誤解して、虐待まがいなことをされているワンちゃん・・・

 

正しい知識を持ってしっかりと愛犬を幸せにしてあげられる飼い主さんでいたいですね。

 

ホームに戻る 続きを読む ブログ一覧 セラピードッグ育成ブログ

0 コメント

2018年

11月

09日

犬の本当の幸せとは

飼い主さんの目を見つめるプリンちゃん。飼い主さんも幸せそうです。
飼い主さんの目を見つめるプリンちゃん。飼い主さんも幸せそうです。

犬のしつけについて色々な考え方も捉え方もありますが、

個々の犬の性格や飼い主さんの生活スタイルによって教えることや伝えることは違います。

たとえば、マンションに住んでいたらエレベーターでは静かにするとご近所に迷惑がかからないのでエレベーター吠えを無くすしつけが必要ですし、

赤ちゃんが生まれるご家庭では、赤ちゃんに対しての接し方を教える必要もあります。(何かあってからでは遅いのです)

 

飼い主さんがお勤めを始める場合は、落ち着いてお留守番ができる練習もした方がいいでしょう。

咬んだり唸ったりする子には、その原因を探って安心させてあげることも必要です。

「咬まないでね」と頼んでも咬むのですから(;^_^A

 

「しつけ」とは

愛犬と家族、そして周囲の方々との幸せな共生のため、

何より、愛犬がストレス少なく安心安全に生活できるようにするためのものだと

私は考えています。

 

言いかえれば、

「犬の本当の幸せはしつけから生まれる」

とも言えますね。

 

人間社会に住まわされ、人間社会のルールやマナーにあわせなければならない犬たちに

少しでもストレスを少なく、幸せに生活してもらえるように

私たち人間は努力していきたいですね。

 

でも数えきれないしつけ本やネットに氾濫するしつけ方法、

有名なドッグトレーナーの手法など

色々ありますが自分の大切な愛犬に適していなければ

意味がありません。

 

ある有名なトレーナーさんは「犬にアイコンタクトを教える必要はありません」

「フセを教える必要はありません」と断言しています。

 

確かにアイコンタクトを教える必要のない子もいます。

犬の本能として知らない人や犬にじっと目を見つめられると

恐怖心や攻撃性を刺激されます。

でも、信頼関係のある家族とのアイコンタクトは、

犬も人間も両方、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されるという研究結果があります。

 

教えると自らアイコンタクトをしなくなるとも書いておられますが

アイコンタクトを教えている私としては、それこそナンセンスで

もったいないことだな~と思っています。

犬によっては、知らない人や犬とのアイコンタクトは怖いものじゃないよと教えることで

他者への攻撃性や恐怖心を軽減できることもあるので

教えた方がいい子もいるのです。

そしてアイコンタクトを教えても、自然なアイコンタクトをしなくなることはありません。

実際、私が教えてきているワンちゃんたちは

みんな自然にアイコンタクトをしてきます。

アイコンタクトを無理強いしているわけではなく

自然なアイコンタクトの方法を伝えている、ヒントを出しているということになりますね。

 

フセも教えると興奮癖のある子にはとても有効ですし

ドッグカフェや動物病院でもフセて待っていられると落ち着いていられます。

愛犬も落ち着ける方法を教えてくれる飼い主さんを

ますます信頼してくれるという大きなメリットがあるのに、

教えないなんて、もったいないと思うのです。

または教えた方が絆が深まることもたくさんあります。

 

必要ある子、必要ない子、それはプロのトレーナーならわかります。

 

でも私はアイコンタクトを始め、フセやオスワリ、クレートトレーニングは

教えておくべきだと考えています。

 

犬が伏せることで頭の位置が下がり、興奮した脳が落ち着くというデータもあります。

興奮癖のある子は、フセが苦手なことが多いのです。

犬たちも興奮状態が長く続くより、落ち着ける方法を知りたいのです。

落ち着いたら自分も楽になり、その上褒めてもらえるのですから。

 

病気になったり怪我をしたりして動物病院に頻繁に行くようになることもあります。

待合室や診察台でフセで落ち着いていられたら、余計なストレスがかからずにすみますよね。

恐怖で固まってしまったり、獣医さんや看護師さんに吠えかかったり

咬んだり、、そんなことになる前に大丈夫だよという言葉より

フセをさせてあげるだけで落ち着けることが多いのです。

もちろん、普段から日常でフセで落ち着けることを教えていればこそですが・・・

 

入院となっても、クレートトレーニングができていれば

少ないストレスで済みそうですね。

 

また大きな災害があって避難所生活になることやクレートで過ごす時間が多くなったりすることもあります。

できれば愛犬のストレスが少ない方がいいでしょう。

そんな時に、教えておいてよかった~~となるしつけはたくさんあります。

 

被災地の動物保護施設で私はたくさん見てきました。

クレートで大暴れして鼻やパット(肉球)が血だらけになっている犬たちを・・・・

ストレス性脱毛であちこちに禿を作っている子もいました。

毛艶もまったくなく、ストレスから自虐行為(自分の足を噛む)などもある子もいました。

 

普段狭いゲージやクレートに入ったことの無い子が

住み慣れた家、大好きな飼い主さんから離れて

どんな思いで過ごしていたでしょう。。。

もし、クレートやゲージで落ち着けることを飼い主さんに教えてもらっていたら

被災後の生活もストレスがもっと少なかったもしれません。

血だらけになることもなかったかもしれません。

 

万が一を考えて、愛犬に色々なことを教えてあげたいものですね。

楽しくコミュニケーションの1つとして♪

 

しつけとはそういうものです。

人間社会で暮らしていく犬たちに、安心と安全、ストレスフリーで過ごせる方法を伝えること。

 

教えられることなのに

「人間の身勝手だから」という理由をつけて

教えないのは、人間側の怠慢です。

 

ベビーカーや自転車など動くものに吠えかかってしまうビーグルげんちゃんに家の中でベビーカーに慣れてもらう練習をしているところです
ベビーカーや自転車などに吠えかかってしまうビーグルげんちゃんに..

今回、このブログを書いたのも

色々なドッグトレーナーが

色々なしつけについての考え方を

我こそが正しいと断言し

こうあるべき!!と公表しているのを見て

 

こうやって飼い主さんは振り回され

愛犬も振り回されているのだろうなと

なんだか悲しい気持ちになったからです。

 

こうあるべきことは一つだけ。

「犬に体罰でしつけてはいけない」

それだけです。

 

チョークチェーンなどで痛みや苦しみ、恐怖を与えるしつけはしつけではなく虐待です。

 

決して他のトレーナーさんを批判しているわけではなく、しつけ方法はその子の性格や飼い主さんの生活スタイルなどでそれぞれ違うということを皆さんに知っていただけたらと思い、勇気を出して書くことにしたのです。

 

私は今は、家庭犬のしつけはご紹介のみお受けしていますし

セラピードッグ育成トレーニングを主にやっているので

いったいどれだけの方が私の言葉を受け入れて下さるかはわかりません。

 

でも、どうしてもこれだけはご理解いただけたら嬉しいです。

 

愛犬を幸せに健康に安全に過ごして欲しいならば

愛犬に適したしつけをしていただきたいです。

 

ひとつの方法や考え方に囚われず、愛犬や生活スタイルに合わせて

ご自分の愛犬が幸せになれるしつけ方法を見つけていただきたいのです。

 

交渉事故、近所迷惑、こそこそ散歩、しつけジプシーになることなく

皆さんに幸せなドッグライフを過ごしていただきたいです。

 

この写真のビーグルはげんちゃん。

昨年まで家庭犬しつけでトレーニングに伺っていました。

お散歩中にベビーカー、車いす、台車、自転車など動くものに吠えかかってしまうげんちゃんに

家の中でベビーカーに慣れてもらう練習をしているところです。

この後、車いすでも練習し、外でも練習して

動いて近づいて来ても大丈夫ということを伝える努力を飼い主さんと共にしました。

そして無事に吠えかかることがなくなり、

飼い主さんもげんちゃんも安心してお散歩に出られるようになりました。

 

げんちゃんの飼い主さんからのご感想も合わせて読んで下さい。

 

そうなんです。

げんちゃんには、ベビーカーや車いす、自転車も恐怖の対象ではないよということを

伝えるしつけが必要でした。

お散歩中の刺激を無視できるタイプの子なら、無視することを教えればいいのですが

げんちゃんは、「無視する」ことより「大丈夫なんだよ」ということを伝えた方が良いと判断したのです。

 でも他のワンちゃんで吠えたりしない子には必要のないしつけでもありますよね。

 

セラピードッグの育成トレーニングでも、車椅子やベビーカーに愛着を持つ

安心する、一緒に楽しく歩く(並行歩行)という練習があります。

 

セラピードッグトレーニングは家庭犬としてもとても役に立つものなのです。

 

その子にとって必要なしつけを正の強化(陽性トレーニング)で

愛犬に喜びと楽しさの中でたくさんのことを伝えていくことで

飼い主さんとの信頼関係が育ち、揺るぎない絆となっていくこと・・・

皆様にも知っていただきたいです。

落ち着いて従順、そして犬らしさを失わないしつけ、

少しずつブログでもアップしていきたいです。

 

全ての愛犬家と全ての犬たちが穏やかで幸福な毎日が訪れますように・・・・

 

0 コメント

2017年

3月

23日

愛犬のしつけ成功の秘訣~ポメラニアンチビチビちゃん~

昨年からご訪問していたポメラニアンのチビチビちゃんが

今月、卒業しました☆

 

ご依頼内容は

来客時の大興奮と吠え、

お散歩後の興奮と噛み癖、

飼い主の外出時の吠え、

電車にのるときに静かに乗れる、

動物病院受診時に落ち着ける、

色々ありました。

 

成犬ですが、パピートレーニングの基本から開始しました。

私が最初に伺ったときは

ゲージの中で大興奮で大暴れ、大鳴き、

落ち着くまでに30分かかりました。

 

お引越しされて間もなかったのですが

そのお引越しのストレスもあり

脱毛激しく、すかすか状態です。

食欲も波があったり、とにかくとても不安定な状態で、いつも大騒ぎしている感じでした。

 

まずは呼び戻しから。

首輪もついていなかったので

首輪(鑑札や狂犬病予防接種票付)をつけるところから開始。

 

それから

フセ、マテ、アイコンタクト、ハウス、オフ、ヒール

歯磨き指導もありましたよ♪

 

このチビチビちゃんが、どんなにおりこうさんに変身したか

皆さん、想像できますでしょうか。

 

玄関チャイムがなっても静かにクレートで待つことができ、

来客時や帰宅時もハウスの指示で落ち着けるまで待つことができ、

暴れて唸ったりすることがほとんどなくなり、

ヒールウォークもできるようになり、

落ちているものを拾い食いしなくなり

(たとえしても「オフ」のコマンドで離す)

お散歩もアイコンタクトしながら

楽しく歩けるようになったのです。

 

電車に乗る時もクレートでリラックスしていられるようになり

動物病院でもトリミングでも、チビチビちゃんの成長と変化に

驚かれていたそうです。

 

素晴らしい変身と成長をし続けたチビチビちゃん(#^^#)

 

このしつけ成功の秘訣はなんでしょう。

 

それは飼い主さんの一貫性ある態度と

決してあきらめず、チビチビちゃんの可能性を信じて

毎日毎日たくさんの成功体験を

チビチビちゃんにさせてあげることができたからです。

 

独自に記録表を作って

練習したことや困ったことなども

しっかり記録され

私の出した宿題は全て完璧にこなしてくださいました。

 

そうなんです。

 

犬は、全ては飼い主さんにかかっているのです。

 

それを証明してくださったチビチビちゃんの飼い主さんご夫婦を

私は心から尊敬していますし

皆様にもご紹介したくなってブログを書きました。

 

お散歩も毎日2回、しっかりして

その時間を記録されていました。

練習した回数や、その都度問題があれば記録しておき

私が訪問した際にご相談してくださいました。

 

なので適切なアドバイスもできました。

 

暴れて噛んでしまってできなかった足ふきも

今では、おとなしく拭かせてくれます。

 

一番問題だった朝早くから鳴いて大騒ぎしていたのも

収まりました。

 

これは全て飼い主さんの一貫性ある態度とたゆまぬ努力、何より

チビチビちゃんへの愛情と楽しみながら練習をされてきた成果です。

飼い主さんとアイコンタクトをして指示を待つチビチビちゃん
飼い主さんとアイコンタクトをして指示を待つチビチビちゃん

できると信じてもらえる犬は幸せです。

 

必ずできるようになるんです(*^-^*)

 

チビチビちゃん、

これからもお母さん、お父さんと

楽しく幸せに過ごしてね(#^^#)

 卒業して

もうちょくちょく会えないのは本当に寂しいけれど

チビチビちゃんご家族の幸せなドッグライフをこれからも応援していきたいと思います☆

追記

 

犬は飼い主の鏡です。

飼い主さんが接してきたように、犬は育ちます。

ご自分の愛犬が幸せなドッグライフとは程遠いと感じている方は

ご家族全員で接し方を変えてみてください。

どんな風に変えたらいいか、わからない方はご相談くださいね。

 

0 コメント

2016年

12月

12日

接し方ひとつで愛犬は変わる

唸る・噛む・無駄吠えばかりの愛犬にお困りの方、また犬を迎えたばかりの方にはぜひ読んでいただきたいブログです。もちろん問題が何もないという飼い主さんも問題行動予防の観点からぜひ読んで下さい。

普段生徒さんと愛犬の幸せをサポートをさせていただいてる中で

 

ただ、オスワリやフセができることより

どれだけ深い信頼関係や絆が

育まれていくかということを重要視しています。

 

確かに「オスワリ」「フセ」「マテ」は大事な大事なしつけの基本です(*^^*)

でも、それは信頼関係があってこそ有効になるのです。

いたずらしたら叱る、できないから叱る、問題行動を叱る。

 

叱る、脅かす、嫌な思いをさせる・・・・

そればかりだとどうでしょうか・・。

恐怖心や不信感ばかり育ててしまいますね。

叱るとか、いけないことを違うよって教えることは、信頼関係があった方がいいですよね。

「もう信頼関係できてます!!」

と自信100%の方は以外と少ないのです。

 

また、「信頼関係」を勘違いされている方もいらっしゃいます。

 

犬と人間ではその「信頼関係」の作り方は

大きく違うのです。

人間同士と同じように作った信頼関係は

多分、犬は大きな勘違いをしているか

大きな不安と不信感を抱いてしまい、

唸る、噛む、言うことを聞かない、分離不安、異常な怖がり、攻撃性などの問題行動に繋がってしまいます。

 

問題行動だけでに注目するのではなく、

愛犬との真の信頼関係と絆を作っていくことを意識するだけで、愛犬の態度は変化していきます(*^-^*)

では、犬との本当の信頼関係の作り方とはどういうものでしょうか?

 

人間と人間の場合は、相手を思いやる、困っていたら助ける、約束を守る、たくさん話したり笑いあったりするなど色々ありますね。

親子や夫婦、恋人などは、見つめ合う、抱きしめ合うなどのスキンシップも必要だったり♪

 

犬も同じ!!

いえ、全部同じではないのです。

犬の行動学を学んだ方ならわかると思いますが

抱っこ、抱きしめ合う、撫でられることが大きなストレスとなってしまうワンちゃんもいます。

私たち飼い主の方からは愛を持ってしている行動も

犬たちにとっては迷惑極まりないこともあるのです。

人間と犬は違うということをしっかり意識することも大切です。

 

もちろん、ワンちゃんによっては抱きしめられることを受け入れてくれる子もいますし

それが飼い主さんの愛情表現だということを理解してくれる子もいます。

ワンちゃんの犬種や性格によって、それはとても様々ですが

ずっと一緒にいる飼い主さんだからこそ、気が付けないこともあります。

 

 

 

関係性を作っていく中で、お散歩と同様にワンちゃんにとって必要なのは「ルール」です。

家、家族、部屋、外などのルールを一貫性を持って教えて、守らせてあげること。

 

そのルールを教えてくれる人を犬は信頼し、安心します。

ルールを教えられ守ることでワンちゃんの精神は安定し穏やかで従順さを引き出せます。

 

そして自然と問題行動が減少することが多いのです。

チョークチェーン、スパイクチェーン、うるさい音の缶などもいりません。

もちろん、体罰だって必要ありません。

体罰は不信感しか生みません。詳しくはこちらを参考にして下さい

 

ただひたすら犬がわかるように、ルールを教えるのです。

その方法は、とても自然な方法です。

犬は言葉を理解していませんので、コマンドはあとから付け足します。

犬が理解しやすいボディーランゲージと、できた時にとても褒めてあげること、

それだけです。

 

言葉はいらないのです。

 

保護犬とらちゃん パニックになって唸ったり噛んだりしたけれど正しい信頼関係を作り、人間を再び信頼してくれるようになりました。
保護犬とらちゃん パニックになって唸ったり噛んだりしたけれど正しい信頼関係を作り、人間を再び信頼してくれるようになりました。

接し方ひとつで愛犬が変わる!

それを実感すれば

きっと愛犬との幸せな毎日を手に入れられる♪

 

信じてくださいね。

 

 

ルールとは

 

◎正しいお散歩

お散歩は運動させるというだけではないのです。関係性を作っていく大切な習慣です。

 

◎犬との正しい接し方

 

これらを参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 厳しくスパルタにするわけではありません。

穏やかに毅然とただただ愛犬を愛する行動を継続していくだけです。

 

決して途中で諦めないこと

(結構このパターンが多いのです。それでは益々愛犬は混乱してしまいます)

家族全員が協力して一貫性を持つこと

(家族としっかり話し合うことで家族との絆も深まっていきます)

 

そして、愛犬を信じること

 

飼い主としての自分を信じること

 

必ずできると信じることは、愛犬にもちゃんと伝わります。

 

飼い主に信じてもらえる犬は、必ず期待に応えようとしてくれます。

時間がかかっても、

たとえ何度も失敗しても、何度でもやり直せばいいのです。

信じてもらえている愛犬は、必ず

ちゃんとついてきてくれます。

 

イライラしたり、まっいいかなどど一貫性のない態度を取らないことが

関係性を再構築していく上でとても大切です。

 

それができない、または自信が無いという飼い主さんには、

できるようになるまで私が全力でサポートします(*^-^*)

 

 

0 コメント

2016年

11月

01日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆8

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘6までお読みください。

 

パピートレーニング3クールを終えたミニピンはーたんと

2015年12月に家族となったミニピンベルちゃん1才3ヶ月、

 サポートレッスン8回目です。

 

前回から多頭でのお散歩練習を開始しましたが

今回は雨天のため、興奮癖を改善する練習をしました。

 

まず、ゲージ内で大騒ぎなふたり・・(^-^;

普段大騒ぎすれば出してもらえるのでしょうか・・。

 

興奮癖を改善するためには、室内にいる時に落ち着ける時間を長くしてあげることが優先されます。

ゲージから出る時に大興奮していると、興奮したままの状態になるので

落ち着いたら出してもらえるという経験を何度も練習しました。

 

お散歩に行く前も同じです。

興奮状態で出かけると、お散歩中の問題も出やすくなってしまいます。

 

今日は、落ち着いたらゲージから出られるということと

落ち着いてリードをつけてもらう

という練習です。

 

一貫性が大事です。

ゲージ内で騒いでいたり落ち着きがない状態の時は決してドアが開かないということを伝えます。

 

何度も練習しているとフセた姿勢でドアを開けてくれるまで待てるようになりました。

落ち着いてからゲージから出られると

その後室内の様子も落ち着けるようになります。

 

次は、お散歩前に落ち着ける練習です。

 

リードを見ると二匹とも大興奮で

リードを着けるだけで一汗かいているとのことで

その対策としてお散歩前には必ず伏せて待てるように練習しました。

 

何度も何度も一貫性を持って練習していたら・・・

 

お父さん、気を長く保ち、一貫性を持って練習に取り組めました。

お父さんの何度も指示を出してしまう癖も少しずつ軽減してきました。

 

これからも、ゲージから出すときと

お散歩前は

二匹をしっかり落ち着かせていっていただきたいです(*^-^*)

 

一貫性を持って継続していくと、二匹ともフセて待つことが嬉しくなって

リードが出て来たら喜々としてフセをするようになってきます。

 

その他にもフセて待つことはたくさん応用が利きますので

二匹とも習慣になっていくようにがんばっていただきたいです(*^^*)

 

次回は、ゲージから出すことから始め、

フセて落ち着かせてリードを着けて、お散歩練習再をする予定です。

 

晴れますように♪

 

つづく

0 コメント

2016年

10月

18日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆7

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘6までお読みください。

 

パピートレーニング3クールを終えたミニピンはーたんと

昨年12月に家族となったミニピンベルちゃん1才2ヶ月、

 サポートレッスン7回目です。

 

前回、二匹でお散歩が楽しくできるように練習を開始しました。

 

前回は室内ですっかりヒールウォークができるようになったので

その後、お散歩係のお父さんがそれを実践していてくれていてくれたらいいな~と思いながら訪問いたしました。

 

ちょうどお散歩に行っていて

帰宅後すぐにまたお散歩練習となりました。 

30分ほどのお散歩の後なので、少し落ち着いた状態で練習できましたが

一貫性のないお散歩をしていることが

はーたんやペルちゃんとのお散歩で容易に想像できる状態でした。

はーたんはマーキング、ペルちゃんは出会うワンちゃんにワンワン(^-^;

 

まずはお散歩練習をしたことがなかったペルちゃんから開始。

意外にすぐに落ち着いて、引っ張ることなく歩けるようになりました。

 

はーたんは張り切り過ぎで大興奮!

引っ張らずに多頭お散歩達成までには少し時間がかかりそうです。

 

はーたんは、あちこちにマーキングする癖がついてしまっていました(T-T*)

道の角という角、公園の入り口の支柱、電信柱・・・・

これではご近所にもご迷惑をおかけしてしまいますし、

犬が好きでない方、小さなお子様をお持ちの方には嫌悪感を抱かれてしまいます・・・

 

マーキングをさせないためには匂い嗅ぎをさせない。

 一貫性を持たないといけません。

お散歩係のお父さんには

 

一貫性のある態度

声掛け

マーキングをさせない

などをお伝えして

 

次回は少し間隔を開けずに訪問することにしました。

 

つづく

0 コメント

2016年

9月

25日

愛犬を大切に思うならやって欲しいこと

愛犬を大切に思うならやって欲しいこと1

愛犬は、私たちにとってかけがえのない存在ですね。

いつまでも一緒にいたい、いつまでも大切にしていきたいと思っている飼い主さんは

ぜひ、このブログを読んで下さい。

 

愛犬の安心安全と信頼、そして

いつまでも一緒にいられるためのブログです。

夏になると、花火や雷の音に怯えて

びっくりした拍子に窓や玄関から飛び出したり

お散歩の途中でパニックになって逃走してしまったりということが多発します。

 

怖がりさんのワンちゃんには特に気を付けてほしいです。

 

普段いくらしつけをしっかりしていても

パニックになった犬には指示は聞こえません。

トレーニングは必ずプロのトレーナーさんに依頼すること。

無知のトレーニングは、逆効果になるからです。

でも飼い主さんとしてぜひ知っておいていただきたいことを書きたいと思います。

怖がっている犬にしてはいけないこと

 

・同情する

「怖いね・・怖いよね~」などと

怖がる犬を撫でたり抱っこしたり抱きしめたりする

 

吠えている犬にもそうですが、怖がっている犬を撫でたり抱きしめたりすると

その状態を褒められたと勘違いしたり、不安になってしまい怖がりやパニックなどが更に悪化することもあります。

また同情は百害あって一利なしで、ネガティブエネルギーとなって犬に伝わり、ますます怖がりを助長してしまいます。

 

・一緒に怖がる

「キャー!怖い~~」と犬のそばで怖がる。

信頼する飼い主さんが怖がっていると、同情と同じくらい犬は不安になり、

雷の音がますます苦手になってしまいます。

 

・雷が鳴りそうになると「あ、また○○が怖がる!」と怖がることを予想する

犬は、前触れと警告をとても敏感に感じ取り学習します。

雷が鳴りそうなお天気になると、飼い主さんが自分を不安そうな目で見てくるという経験を何度もしていると、雷が鳴らなくても不安になってしまい、

雷がなる前から震えたりパニックになることもあります。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

どんな状況下でも、飼い主さんはいつも冷静に穏やかで毅然としていてください。

愛犬が震え始めたら、

オスワリやフセなどの指示を出して

パニックになる前に落ち着かせましょう。

落ち着いて指示に従ったら、それこそ大げさに褒めて大好きなオヤツを与えたり撫でたり遊んだりしてください。

何回か経験すると「雷=嬉しいこと」になって

怖がりが軽減していきます(*^-^*)

 

指示に従えないほどの状態になってしまったら

撫でるのではなく、

胸や肩甲骨あたりを手の平でポンポンとゆっくり

叩いて励ましてあげましょう。

(泣いている赤ちゃんをなだめる時に背中をポンポンと叩く要領です)

 そしてのぞき込むように「大丈夫?」などと同情の感情を向けないこと。

安心させるどころか更に不安になってしまいます。

雷が鳴る前と同じ態度で何事もないように普通の態度でいることが

犬にとって一番安心できる環境になります。

それから・・・怖がったり震えたりしている犬を

決して抱っこしたり撫でてはいけません。

 

すっかり落ち着いたら(伏せたりため息をついたら)撫でてあげましょう。

 

慣れるために、雷音のCDなどを小さなボリュームから聞かせながら

愛犬が喜ぶ遊びなどをして、少しずつボリュームを上げていく練習も有効です。

間違った練習をすると、逆効果になるのでプロのトレーナーさんにお願いすることが賢明です。

実際は、雷音だけでなく稲光や地響きもありますので、それは練習がなかなかできません。

でも雷鳴音だけでも、知識のあるトレーナーさんにお願いして慣れておくことは、必要です。

愛犬を大切に思うならやって欲しいこと2

前置きが長くなりましたが

ここからが本題です。

愛すること、かわいがること、命を大切にすることは飼い主さんとして皆さんお持ちですね。

 

愛犬を本当に大切に思うならやって欲しいこととは

 

万が一を考えることです。

 

万が一を考えて

家の中でもいつでもどこでも必ず首輪をする。

その首輪には必ず鑑札と狂犬病予防接種票をつける。

 

家の中でも?

そうなんです。家の中でも鑑札と狂犬病予防接種票を装着した首輪をつけていただきたいのです。

お散歩中はつけているけど、帰宅したら外してしまう飼い主さんも多いのです・・・。

家の中なら安心とは言えません。

マンションの高層階に住んでいたワンちゃんが、玄関から飛び出してそのままいなくなってしまったという事例もあります。

法律で義務付けられているから・・ということもありますが、

 

保護されるほとんどの迷子犬には、

鑑札も狂犬病予防接種票もついた首輪をしていることがほとんど無いのです。

ついていれば、100%家に帰れるのに・・・

 

人間の子供と違って、自分の名前すら言えないのがワンコです。

住所も電話番号も言えません。

 

先日も、チワワちゃんがお散歩中に首輪が取れて、行方不明になってしまったと

SNSで拡散されていました。

マイクロチップも入っていない、首輪も取れてるとなったら

見つかるのにも時間がかかってしまいます(´;ω;`)

 

迷子だけではなく、東北や熊本などのように大災害が起こったときにも

パニックになって走り出してしまったり迷子になった子はたくさんいました。

もちろん、室内で首輪をつけていない子たちもいました・・・。

 

保護しても、首輪もしていなければマイクロチップも入っていない。

どうやって飼い主さんを探したらいいのでしょう。

 

災害時は人間だってパニック状態です。

保健所も警察もうまく機能していません。

愛犬が迷子になった情報を、保健所に問い合わせても

ずっと愛犬が見つからない状態が続いている方も多かったのです。

 

福島の保護施設に行った時、、、

慣れないゲージに、慣れない環境で食事すらできずガリガリに痩せてしまった子、

ゲージで暴れて、花と前足が血だらけになっている子などたくさんいました。

狂犬病予防接種票もついていないので保護団体が狂犬病予防接種をすることを躊躇されていました。 

狂犬病予防接種票が付いていれば、二重接種を防げます。

首輪に名前が彫ってあった子もいましたが、名前だけでは探せません。

他にも迷子札が付いていた子は、書いてあった電話番号は繋がらなかったそうです。

普通の状況では役立つ迷子札も災害時には意味がないのかもしれませんね。

災害時には携帯などまったく繋がりません。

その上津波や水害などでは、携帯は水没してしまったり紛失しまったりと

連絡手段にはならないことが多いのです。

 

鑑札さえついていれば、機能しはじめた保健所で飼い主さんを特定でき、

避難所名簿に沿って飼い主さんを探すこともできます。

 

だから、

 

いつ何が起こるかわからないということを飼い主さんがしっかり意識して

鑑札と狂犬病予防接種票をつけた首輪をして欲しいのです。

迷子札もつければ完璧です(*^-^*)

 

室内にいる時もつけてください!

(3.11や熊本の災害時、室内にいたはずの子たちがたくさん保護されました)

もちろん首輪は簡単に外れないように、毎日チェックすることも忘れないでくださいね。

 

鑑札さえついていれば、間違っても殺処分はされません。

 

とにかく鑑札は命を守ってくれるのです。

 

マイクロチップが入っている人も、必ず鑑札をつけてくださいね。

マイクロチップは、年月が経つと読み取れないこともありますし

災害時など、マイクロチップリーダーが正常に作動する場所がどれほどあるか考えてみてください。

 

私たちも大震災の直後は、

災害時持ち出し袋や水や食料の備蓄を我も我もとしていた時期がありましたね。

 

でも、時が過ぎると意識が薄れてしまいますね。

 

ただ、犬の命を守れるのも、

一生愛犬と一緒に生活できるのも

飼い主さんにかかっているということは

いつもしっかり意識したいですね。

 

この記事を書いたきっかけをくれた

迷子のチワワちゃんが

一秒でも早く見つかりますように!!

 

そして

日本中で迷子になっている全てのワンコが

大好きな飼い主さんの元へ必ず戻れますように。

 

そのチワワちゃんは無事に保護されました。

 

0 コメント

2016年

9月

17日

犬の社会化レッスン~ミニチュアアダックスラヴちゃん~

怖がり、内弁慶、他の犬が苦手などのワンちゃんは、社会化不足が原因かもしれません。子犬の頃に大切な社会化期。成犬になっても時間はかかるけれど、正しいアプローチならば社会化期を取り戻すことができます。ミニチュアダックスラヴちゃん2歳の社会化レッスンを通してみなさんにお伝えしていきたいと思います。

ミニチュアダックスラヴちゃん。お散歩が苦手、他の犬が苦手、知らない場所が苦手でした。成犬社会化レッスンで大きな成長♪ドッグランでの笑顔 可愛いですね☆
ミニチュアダックスラヴちゃん。お散歩が苦手、他の犬が苦手、知らない場所が苦手でした。成犬社会化レッスンで大きな成長♪ドッグランでの笑顔 可愛いですね☆

犬の社会化とは

 

犬には生後3週~12週の間に心身共に社会性を身に着ける時期があります。

それを「社会化期」といいます。

 

この時期には将来出会うであろう人、動物、環境などを上手に体験させることで

異常な恐怖心や警戒心などを抱かないようになります。

 

とてもとても大切な時期です。

 生後12週までは警戒心より興味や好奇心の方が勝っています。

この時期に

色々な年代や性別の人(高齢者、子供、男性、女性など)に撫でてもらったり

色々な場所に連れて行って安心して過ごせたり

色々な犬、猫などの異種動物と友好的に触れ合ったり

色々な音(車、トラック、バス、飛行機、雷、花火、工事現場、風、チャイム、宣伝カー、救急車など)を聞いたり見たりしても安心していられたり、

車に乗って動物病院以外の場所に楽しくドライブしたり、

足を洗う、お風呂に入れる、

色々な”良い„経験をさせておくと

成犬になっても、どんな状況下でも異常に怖がったり攻撃的になったりせずに

たとえ慎重になったとしてもすぐに落ち着けるようになります。

 

その反対に、この時期にまったく何も経験していない、または過度な嫌なことやトラウマになるほどの経験をすると

成犬になっても順応性に乏しく、色々な刺激に対して臆病になったり

苦手になったり、修正や改善が難しくなったりします。

 

たとえば、散歩を怖がる(嫌がる)、散歩中に他の人や犬に向かって吠えかかる、

動物病院では大騒ぎ、または恐怖心で唸る、噛む、固まる、おもらしをする、

車に乗ると大暴れまたは体調を崩す、

旅行やドッグカフェに行くことができない、ホテルにも預けられないなど

色々なことに支障をきたすことがあります。

でも、子犬の社会化期と呼ばれる次期は3回の予防接種が完了していないということもあり、

 家の中だけで静かに過ごしているワンちゃんがとても多いのが現状です。

 

生後4か月過ぎてからのお散歩デビューが多いですね。

 

そうすると、この時期に初めて歩く道、音、車などの動くものや他の犬に遭遇したり、

家族にはいない年齢層の人に会ったりして

吠えたりびくびく怖がったりするようになってしまうのです。

社会期は犬にとっても家族としてもとても大切な時期なのです。

 

「もうその時期を過ぎてしまった!!」

とがっかりする必要はありません。

 

「どうせ何をやっても無理でしょう」

と諦める必要もありません。

(諦めたり、無理と決めつけることは愛犬の大きな可能性の芽を摘んでしまうことになりますよね)

 

12週までにできなかった社会化を今からでも始めるのです。

子犬の頃よりはたくさんの時間がかかりますし、

全てが理想通りにいかないこともありますが

正しく、ゆっくり焦らずに社会化をさせていけばいいのです。

 

「正しく」が重要です。

 

ただ闇雲にいろんな経験をさせるのは犬にとっては「ストレス過多」になってしまいます。

余計に今ある問題が更に悪化することもありますので細心の注意が必要です。

間違った方法で社会化をさせてしまわないように、犬の社会化に特化したトレーナーさんをお願いすることをお勧めします。

(中には、もう成犬になったら社会化は無理ですと言い切るトレーナーさんや、他の犬と交流させなければいいでしょうと飼い主さんを諦めさせるトレーナーさん、怖がったり緊張して固まっている犬をチョークチェーンなどで刺激を与えるトレーナーさんもいるので気を付けてくださいね)

今、レッスン中のミニチュアダックスラヴちゃん。

ラヴちゃんは、社会化不足から

 

・お散歩が苦手

・他の犬が苦手

・知らない場所が苦手

などがありました。

 

他にも飛びつきや来客吠えなどもありました。

まずは基本のしつけから開始しました。

できなかったフセやマテ、アイコンタクトなどができるようになって、

あんなに嫌がっていたお散歩も

ワクワクと喜んで行けるようになり

飼い主さん家族との絆が深まりました。

 

そのタイミングで、秋にラヴちゃんも一緒に旅行に行きたいという嬉しいお申し出があったので

外出時に必要な社会化トレーニング開始です。

 

何回もドッグカフェやドッグランでレッスンをして、

「吠えなかった、楽しかった、嬉しかった、

リラックスして落ち着けた」という成功体験を積み重ねています。

 

飼い主さんご家族は、レッスンのたびにお仕事を調整して全員で参加して

一貫性を持って努力して下さり

 

ラヴちゃんは、レッスンを重ねるごとに大成長です♪

 

最初は不安からクンクンと鼻を鳴らし、大興奮で落ち着かないという状態だったラヴちゃんですが

場所や他の犬に慣れていくことが徐々に早くなり

「怖くないんだ」「楽しいんだ」と学習してくれました。


ドッグランでも、他の犬がいても大丈夫という経験をするために、

犬の数が少ない時間に行って、

少しずつ良い(正しい)経験を積んでいます。

 

他の犬が来ても吠えなかった

他の犬が近寄ってきても怖い思いをしなかった

他の犬と一緒におやつを食べると楽しい

 

など、学習しています。

飼い主さんからのご報告写真
飼い主さんからのご報告写真

秋の家族旅行に向けて

飼い主さんだけでも行けるようになってきています(*^-^*)

 

他のワンちゃんが吠える、攻撃的、積極的などがある場合は

愛犬を守れる飼い主さんでいるための練習も必要です。

 

愛犬との初めての旅行を心から楽しめるように

ラヴちゃんの成犬社会化を継続していきます。

またご報告します(*^-^*)

つづく

0 コメント

2016年

8月

02日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆6

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘5までお読みください。

 

パピートレーニング3クールを終えたミニピンはーたんと

昨年12月に家族となったミニピンベルちゃん11ヶ月、

 サポートレッスン6回目です。

 

今日は二匹でお散歩が楽しくできるように練習を開始しました。

 

はーたんもぺるちゃんもそれぞれヒールウォークはできますが

二匹並んではなかなかできない状態で、

特にペルちゃんは、実際のお散歩のときは落ち着きがないそうなので

まずは、室内で二匹しっかりと横について歩けるように練習をします。

 まずは、リードなしで1匹ずつ練習してきたように

二匹でやってみます。

はーたんはペルちゃんに動じず横につけますが

ペルちゃんははーたんが邪魔だよ~と言っているかのような態度でした。

次にリードをつけて歩いてみました。

 

はーたんは張り切り過ぎ、ペルちゃんは後方を落ち着きなく歩いています。

 

でも、何回か練習し

 

リードを外してからも練習していくと・・


だんだん理解してきて、最後にはリード無しで

私の横をしっかりと二匹並んで歩けるようになってきました(*^-^*)

 

今後は、毎日飼い主さんにお散歩の前後に室内で練習を継続していただきます。

 

お散歩時も刺激の少ない場所を選んで

二匹並んでの練習をしていただければ

徐々に、お散歩中でも当たり前のようにできるようになります。

 

秘訣はアイコンタクトです。

 

つづく

0 コメント

2016年

7月

29日

トイプードルプリンちゃん8≪セラピードッグ育成≫

トイプードルのプリンちゃん

からお読みください)

2歳1か月の女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングでしたが

 飛びつき・興奮癖・分離不安の

問題行動改善トレーニングから取り組んできました。

 

基本トレーニングを取り入れながら、分離不安などの諸問題に取り組み、前回からセラピードッグ育成トレーニングに入り3回目のレッスンです。

 

引越し先の生活にもすっかり慣れて、少し自己主張が出てきてはいますが落ち着いています。

今日はプリンちゃんが苦手なヒール(横について歩く)を

いかにウキウキ楽しく練習をするかやってみました。

 

いつでもどんな場所でも落ち着いて歩けることは

セラピー犬にとって基本的な行動となります。

 

なぜプリンちゃんはヒールウォークが苦手なのでしょう。

よく見てみると、

他の練習より、ヒールウォークの練習をすると尻尾が下がります。

 

そうです。

プリンちゃんにとっては楽しくないのです。

 

それならば楽しくできる方法を探すのみ(#^^#)

ハンドラー(飼い主さん)がテンション高く

ウキウキしたエネルギーを発しながら

ヒールウォークの練習を楽しめると

プリンちゃんも尻尾が上がり、楽しく練習できそうだということがわかりました。

 

他にもマテができにくくなってきたりもしているので、

次回までに、ウキウキと練習を継続していただくことになりました。

 

 

つづく

0 コメント

2016年

7月

21日

トイプードルプリンちゃん7≪セラピードッグ育成≫

トイプードルのプリンちゃん

からお読みください)

2歳1か月の女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングでしたが

 飛びつき・興奮癖・分離不安の

問題行動改善トレーニングから取り組んできました。

 

基本トレーニングを取り入れながら、分離不安などの諸問題に取り組み、前回からセラピードッグ育成トレーニングに入りました。

 

この間、なんとプリンちゃんはお引越しを体験しています。

 

急激な環境の変化にストレスになったり、抱えている諸問題がエスカレートすることの無いよう

アドバイスさせていただき、飼い主さんはとても努力されていました。

 

引っ越し前から少しずつ新居に慣れさせることや、引っ越し当日のプリンちゃんの新居への入り方(実はこれが一番重要)など、私がお伝えできることは全てお伝えしました。

新居の「プリンちゃんコーナー」!

今まで使っていたゲージやベッドをそのまま生かしながら

リビング内にプリンちゃんの個室ができました。

 

飼い主さんのご努力の成果で

なんと、引っ越し後は分離不安がすっかり消滅したのです。

 

引っ越しは、

今まで無かった分離不安が始まる子もいるくらいワンコにとっては大きなストレスになることが多い中、プリンちゃんは引っ越しを良い結果につなげることができたのは

全て飼い主さんの努力のたまものです。

毎日のお散歩も新しい発見などでウキウキしているらしく、

プリンちゃんの表情もよく、トレーニングもやる気満々でがんばってくれました。

 

写真撮るもの忘れてしまうくらいです(;^_^A

 

この写真は、レッスン後のまったりタイムのものです。

今回は、若干の緊張化でもいつもの行動がとることができるようなレッスン予定でしたが

 

今日はプリンちゃんの課題が見つかったので

「アイコンタクトで指示を待つ」ための練習に切り替えました。

アイコンタクトは以前から上手なプリンちゃんですが

指示を待つ時にしっかりアイコンタクトができると更に集中力を高めることができるのです。

 

 

つづく

0 コメント

2016年

6月

30日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆5

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘4までお読みください。

 

パピートレーニング3クール目を終えたミニピンはーたんと

昨年12月に家族となったミニピンベルちゃん9ヶ月、

 サポートレッスン5回目です。

 

6月で9ヵ月になったベルちゃんと

1歳8か月になったはーたん。

はーたんh生後3か月の頃からトレーニングをしているので、

基本的な動作は完璧ですが

ペルちゃんと一緒に玄関チャイム吠えが大復活してから数か月・・・

4月と5月は、とらちゃんの件でレッスンをお休みさせていただいていたので

どうなることかと思いましたが

ゲージの中で大暴れはしていたものの、指示を出すとすぐに落ち着くことができました。

 

動画では、まだ練習途中の様子ですが

この後は、チャイムを実際に鳴らして練習しました。

ふたりとも一言も鳴くこともなかったので、飼い主さんも毎日練習していただきたいです。

この後は、ヒールウォークの練習をしました。

写真はありませんが、とても上手にできるペルちゃん!!

 

次回は、はーたんと一緒にペルちゃんもリードをつけて二匹でヒールウォークの練習をしてみようと思っています。

 

もちろん、玄関チャイム吠えの復習と実践編も何度も練習していきます。

つづく

0 コメント

2016年

6月

29日

ミニチュアダックスミルクちゃん、そらちゃん10

ミニチュアダックスのミルクちゃん8歳の女の子と

チワワのそらちゃん4歳女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 2クール目 最後のレッスンとなりました。

今までたくさんのことを練習してきました。

まずは基本のオスワリ、フセ、マテ、ヒールウォーク、ハウストレーニング。

 

 

それらを生かして、ハウスのマテ、ピンポンでハウスなど

玄関チャイムが鳴ったらクレートに入って静かに待てるように練習してきました。

 

今回もまた少しずつ難度を上げて、そして何度も何度も練習しました。

 

 

ドアを開けて玄関に行っても

すっかりいい子に待てるようになってきたのですが

(特にソラちゃんは一度も失敗しませんでした)

なぜか飼い主さんだと待てずにクレートの中で鳴いてしまいます。

ソラちゃんはクレートに入ることもできないことがあります。

これこそ、練習するしかありません。

イライラしたり、名前を呼んで叱ったりすることなく

望むことができた時にたくさん褒めることが成功の秘訣です。

 

なので飼い主さんと何度も何度も練習をしました。

 

できない時は、ちょっと難度を下げてほんの少しずつでも目標に近づけるように

これからも毎日練習していただきたいと思います。

 

ミルクちゃんはとても練習が大好きなので

飼い主さんも楽しくウキウキ練習していただきたいと思います。

そらちゃんは、目が見えなくてもすぐに覚えてくれるので、たくさん褒めてあげてほしいです。


これで2クール全て終了しました。

あとは諦めずに今までやってきたことを信じて、毎日練習していきましょう。

サポートレッスンを何回か継続して、完璧を目指していきたいと思います。

 

つづく

0 コメント

2016年

6月

17日

トイプードルプリンちゃん5

トイプードルのプリンちゃん

からお読みください)

6/13で2歳になった女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングですが

 飛びつき・興奮癖・分離不安の

問題行動改善トレーニングから取り組んでいます。

 

5月から停滞期に入ってしまったプリンちゃんですが、1クールの最後の2回のレッスン記録です。

 

ゴミ出しやお風呂の時は、すっかりお利口に待てるプリンちゃんですが、

いざお仕事に行こうとするときは瞬時に判断して

ハウスにも入らず、飼い主さんを困らせているそうです。

 

長時間のお留守番でも落ち着いて待てるようになるには

短時間のお留守番から練習していきます。

その前にリビングのドア前で落ち着ける練習を開始しました。

 

まだまだ練習は必要ですが、

外出時、帰宅時もドアの前で落ち着けるようになっていきます。

 

室内でリードを着けて横について歩く練習も開始です。

リードが緩んだ状態で楽しく歩けることが目標です。

 

もともとリードを引っ張って歩くことが少ないプリンちゃんですが、

セラピードッグとして活動を予定しているので

しっかり指示に従い歩くことを喜べるように導いていきたいと思います。

 

 

 

 尻尾をふりふりルンルン歩けています。

 

飼い主さんとの信頼関係も育める練習なので

たくさん声をかけながら楽しく練習をしていってほしいです(*^-^*)

 

次回からはセラピードッグ育成トレーニングに入ります。

 

つづく

0 コメント

2016年

4月

25日

トイプードルプリンちゃん3

トイプードルのプリンちゃん

からお読みください)

1歳10ヶ月の女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングです。

 

飛びつき・興奮癖・分離不安の

問題行動改善トレーニングから開始です。

3回目のレッスンですが、

ここまでに、分離不安の改善が顕著に認められたという飼い主さんからのご報告がありました。

お留守番中、鳴いては眠り鳴いては眠るという状態だったプリンちゃんが

最初の30分ほどですっかり落ち着いて

飼い主さんの帰宅まで、鳴かずに待てるようになったそうです。

やはり、関係性の再構築基本トレーニング信頼関係構築が大きな成果を出していると感じています。

 

今回、訪問時もクレートの中でマテができて

興奮しない練習をしてくれた飼い主さん。

 

 

前回ヒール(横に着く)練習を開始したプリンちゃん。

家での練習はあまり好きではないらしく

まだまだ練習中です。

 

 

もう少し練習していきましょう。 

 

 

次は、遠くからの「ハウス」の指示で

ゲージに入る練習をしました。

 

理想は、飼い主さんがどこにいても

「ハウス」と言われたら

ゲージに入ることを喜べるようにすることです。

 

そして、ハウスで待つことも喜べるようにしていくと、分離不安の軽減に繋がっていきます。

 

 

遠くからの指示はまだ練習が必要ですね。

 

「ハウスでマテ」も飼い主さんが見えなくなると

出てきてしまっていたプリンちゃんが

 

なんと

飼い主さんが見えなくなっても

こんなに長く待てるようになりました(*^^*)

 

これからも楽しく練習していって

 

ハウスで待つことを喜べるように

更に信頼関係を育んでいってほしいです。

 

プリンちゃん、また来週がんばりましょうね。

 

つづく

0 コメント

2016年

4月

17日

トイプードルプリンちゃん2

トイプードルのプリンちゃん。

1歳10ヶ月の女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングです。

 

飛びつきや興奮癖が多かったのと

飼い主さんのお話からかなりの分離不安があるということで

まずは問題行動改善トレーニングから開始です。

 

フセができるようになり、

オスワリのマテもできるようになり

飼い主さんのたゆまぬ努力に敬服です。

 

今回のレッスンではマテの強化2です。

 

フセのマテは得意になっていたプリンちゃん、

オスワリのマテが難しかったのですが

なんと

しっかり「オスワリ」をして待てるようになってきました。

 

 

その上、フセのマテも飼い主さんがどんな動きをしても動かず待てるようになりました。

 

こうして基本トレーニングをしていく中で、

飼い主さんとの絆がどんどんと強くなっていき、

信頼し合える関係になります。

信頼していると、待つことも喜びとなり

分離不安の軽減→落ち着いて待てるようになる

に繋がっていきます。

 

 

 

この後ヒールウォークの挑戦をしました。

 

すぐに理解し

横につくことを覚えたプリンちゃん。

 

ヒールウォークの効果は、横に着いて歩くという行動が

飼い主さんとの関係性をより良いものにしていくことです。

リードを引っ張ったりしてお散歩していると、問題行動が改善されることはありません。

そして、とびつき防止やアイコンタクトの強化にもなっていきます。

今後のプリンちゃんが楽しみですね♪

 

つづく

 

 

0 コメント

2016年

4月

05日

ミニチュアダックスミルクちゃん8

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 2クール目 1回目のレッスンの記録です。 

 

 

前回までのクレートトレーニングが

実践で通用するかどうか

訪問時に試してみました。

 

訪問時にインターホンを鳴らし、

予め飼い主さんにお伝えしておいた「ハウス」の指示でクレートに導いて

おやつ入りのコングを入れてもらうことにしました。

 

さて~~どうなるでしょう!!

(私は成功すると思っていましたが・・・)

 

想像以上の騒ぎように、がっかりしてる場合ではありません。

 

実際にインターホンを鳴らして、何度も何度も練習をして

成功させていくことで

本当の来客時に対応できます。

 

 

 

これは、飼い主さんの努力で成功するので

次回までに毎日練習を継続していっていただきたいです(*^^*)

 

ミルクちゃんが鳴かければ、ソラちゃんは鳴きません。

 

ミルクちゃん、がんばそうね!!

 

次回もまた訪問時にインターホンを鳴らして

飼い主さんにハウスの指示を出してもらいます。

 

2週間あるので、毎日しっかり練習をしていれば

必ず成功します♪

 

ミルクちゃんを信じて

宿題をがんばってくださいね。

 

 

つづく

 

 

0 コメント

2016年

4月

04日

トイプードルプリンちゃん1

トイプードルのプリンちゃん。

1歳10ヶ月の女の子です。

ご依頼内容は

セラピードッグ育成トレーニングです。

 

初回カウンセリングでプリンちゃんを拝見させていただき、

無駄吠えはなかったものの

飛びつきや興奮癖が多かったのと

飼い主さんのお話からかなりの分離不安があるということで

まずは問題行動改善トレーニングから開始しました。

 

 

オスワリはできたものの、フセやマテができなかったので

基本トレーニングを取り入れながら問題となっている飛びつきや分離不安の改善に取り組みます。 

初回カウンセリング時に、すぐにフセの体制になったので

トレーニング開始までに飼い主さんに練習をしてもらいましたら

1回目のレッスン時には「フセ」ができるようになっていました(*^^*)

飼い主さん、頑張りました!!

 

次に、分離不安のためのメニューをご提案させていただきました。

 

まずは接し方を180度変えていただきます。

 

ルールを設け、そのルールを守らせること、

知らず知らずのうちに応えてた要求に応えないこと、

一緒に寝ないこと、

生活全てを飼い主さんに主導権を持ってもらうことなどをお話しさせていただきました。

 

まずはお散歩の仕方、

そしてルール構築

基本トレーニングについて

愛犬との接し方について

詳しく、今のプリンちゃんと飼い主さんの関係性からできることをお話しさせていただき

困ったことやできにくいことはその都度ご相談していただくことをお伝えしました。

 

最初は本当に大変かもしれません。

でも、プリンちゃんが落ち着いて穏やかに留守番ができるようになるためです。

飼い主さんは一生懸命取り組んでくれました(*^^*)

 

すると、プリンちゃんが少しずつ変化していっていると飼い主さんからご連絡が入りました。

まず、夜中鳴くことがなくなり、

お散歩も、興奮しないで落ち着いて歩けるようになったとのこと。

 

飼い主さんが変われば、愛犬も代わるということを実感していただけたと思います。

この調子で、一貫性を持った接し方をしていただき、

プリンちゃんがいつも安定した精神状態でいられるように導いていきたいですね。

2回目のレッスンでは

早速、ゲージに入ることを喜べるように、

そして中で落ち着いてマテるようになるための「ハウス」と「マテ」、「アウト」の練習をしました。

「ゲージに入れられるとお留守番させられる」

という概念を

「ゲージに入ると褒められる、待ってると嬉しいことが起こる」

に変えていきます。

これは時間がかかるかもしれませんが、

地道に長い目でみながらがんばりましょう。

 

次は「マテ」という言葉が

動作を止めて「待つ」ことだということを伝えながら

「マテの強化」にチャレンジしました。

ついこの前まで「フセ」もできなかったプリンちゃんが

しっかり「フセ」をして待てるようになってきました。

 

いきなりたくさん待たせるのではなく、

少しずつマテル時間を延ばしていき、成功体験をたくさんさせていくことで

マテの強化になっていきます。

 

次回までに、

慌てず、ゆっくり、楽しく練習をしていただき、

次のレッスンでは姿が見えなくても待てるようにしていきたいと思っています。

 

プリンちゃん、飼い主さん、一緒にがんばりましょうね(*^^*)

 

つづく

0 コメント

2016年

3月

29日

ミニチュアダックスミルクちゃん7

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 8回目のレッスンの記録です。 

 1クール最後のレッスンです。

 

 

前回までのクレートトレーニングを生かしながら

インターホンがなったらクレートに入る、落ち着く、となるように練習しました。

 

「ハウス」の指示でクレートに入って落ち着けて、

たとえ扉が開いていても「フセて待つ」練習をしてきているので

あとは、インターホンが合図になるようにしていきました。

 

ハウスの指示をしないと、

ワンワンと吠え続けます。

 

でも、ハウスの指示にクレートに導いて

おやつ入りのコングを入れてみました。

 

すると、すっかり静かになりましたよ(*^^*)

 

作戦は大成功!

静かに待てるようになりました。

 

ミルクちゃんが鳴かないと、ソラちゃんも静かにできます。

 

アンちゃんは、目と耳が不自由なためどうしても鳴いてしまいますが

ふたりが落ち着くようになったら、きっと徐々に落ち着くでしょう。

 

実際にインターホンを鳴らしての練習を何度もしていくことで

本当の来客時に対応できます。

次回訪問時までに練習をしていき、たくさんの成功体験を増やしていくことで

 

インターホンが鳴る→ハウス→落ち着いて待てる

 

というパターンになっていきます。

 

これは、飼い主さんの努力で成功するので

継続していっていただきたいです(*^^*)

 

ミルクちゃんの集中力はとても高いので

 

飼い主さんの指示を更に喜べるように、

そして更に飼い主さんに集中できるように

 

オスワリ、フセ、タッテの強化を遊び感覚でやっていきます。

 

次回は、2クール目に入ります。

 

今まで練習していきたことを強化していくと共に

ヒールウォークの徹底をしていき、お散歩レッスンにも入ります。

 

目標はインターホンが鳴っても、静かにできる。

来客があっても落ち着いていられる。

 

目標達成まで、飼い主さんと共にがんばります(*^^*)

0 コメント

2016年

3月

16日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆3

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘記2までお読みください。

 

パピートレーニング3クール目を終えたミニピンはーたんと

昨年12月に家族となったミニピンベルちゃん6ヶ月、

 サポートレッスン3回目です。

 

2015年9月5日生まれのベルちゃんは

前回同様大興奮でしたが

落ち着くのが早くなりました。

 

ただ、自己主張や要求がとても増えている印象でした。

知恵がついてきたのです。

 

精神的にも急成長しているペルちゃん。

今の時期にしっかりとしつけを完了したいです。

はーたんは、興奮して吠え続けるペルちゃんを横目に吠えはしないものの

落ち着きがありませんでした(^^;)

 

とにかくペルちゃんが落ち着けるように基本のしつけをしっかりと練習していきます。

 

前回できるようになったフセは、またまったくできなくなっていたので

オスワリのマテとフセの練習をしました。

 

すぐに思い出してくれて、少しずつ落ち着けるようになりました。

オスワリでマテるようになると

フセのマテもできるようになります。

 

そしてフセの姿勢は従順な態度を強化することができるので

毎日フセの練習は飼い主さんもがんばってほしいです。

ペルちゃんを見ていると

パピーの頃のはーたんを思い出して

懐かしい思いがします。

 

丁度去年の今頃は、はーたんも同じように

オスワリやフセ、マテの練習をがんばっていました。

 

パピーの頃のはーたん、可愛いですね→

 

つづく

 

0 コメント

2016年

3月

07日

ミニチュアダックスミルクちゃん6

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 7回目のレッスンの記録です。 

 

今回は訪問時のギャン吠え対策で

飼い主さんに「ハウス」の指示をしてもらいましたがハウスに入ったものの

なかなかうまくいきませんでした。

なので、クレートトレーニングを徹底することにしました。

 

「ハウス」の指示でクレートに入って落ち着けて、

たとえ扉が開いていても「フセて待つ」練習です。

 

ミルクちゃんには、アウトの指示で出てくると、必ずフセをするので

先読みさせないために、オスワリとタッテを組み合わせたりして変化をつけています。

チワワのそらちゃんは、まだハウスという指示がクレートに入るということと結びついていないようでしたので一緒に練習!

ふたりとも私の前に自らオスワリをして、

ワクワクと指示を待っています。

 

色々なコマンドと組み合わせて

先読みさせないのも

このような態度を引き出せます。

リーブイットやヒールウォークなど、他の練習を間に挟みながら、何度も何度も「ハウス」の練習。

 

次はなに?次はなに?

と、ミルクちゃんはずっと

ワクワクと私に注目していました。

 

このやる気やワクワクさを大切にしたいので、

やる気満々なうちに練習はおわりにしました。

 

次回までに飼い主さんとたくさん「クレートトレーニング」をしていただいて、

私が訪問時にどれだけ落ち着いていられるようになるか楽しみにしています。

飼い主さん、がんばってくださいね(*^^*)

 

つづく

0 コメント

2016年

2月

23日

新)ミニピンはーたん・ぺルちゃん奮闘記☆2

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20と

新ミニピンはーたん奮闘記1までお読みください。

 

パピートレーニング3クール目を終えたミニピンはーたんと

昨年12月に家族となったミニピンベルちゃん5ヶ月、

 サポートレッスン2回目です。

 

2015年9月5日生まれのベルちゃんは

前回同様大興奮!!

 

はーたんまでまったく同じ行動(=_=)

 

でも、前回に比べたら落ち着くまでの時間がとても短くなっていました。

とにかくペルちゃんに基本のしつけをしないといけません。

 

前回できるようになったオスワリは完璧にできるようになったので

今日は「フセ」を教えます。

 

でもはーたんは周囲をバタバタと落ち着かず、

大騒ぎ(^▽^;)

 

なので、はーたんはペルちゃんのしつけの監督さんになってもらうことにしました。

普段は乗ってはいけないソファー。

 

でも、今日は指示でソファーに乗せます。

 

そしてそこでじっと待つことを教えました。

 

ペルちゃんがフセの練習をしている間、

静かに待つことができました。

 

ペルちゃんがフセの練習をしている間、はーたんはしっかり待つことができました。

ペルちゃんも、フセができそうになってきています(*^^*)

次回までにご家族でペルちゃんのフセの練習をがんばってほしいですね☆

次は、ハウスで待機している時の要求吠えがあまりにひどいということで

 

ハウスに入る、出る、待つ、などの練習です。

 

大興奮したままハウスから飛び出させてしまうと

部屋でも大興奮となってしまうので

落ち着いたら出られるんだよということを伝えることが大切です。

予定では、歯磨きやリラックスの練習でしたが、今ある一番の問題を対処していきます。

 

まずは、コマンドを伝えます。

 

ハウスでゲージに入る→出る時はオスワリ、マテで順番に「アウト」で出ます。

すぐにできるようになりました(*^-^*)

飼い主さんも練習です。

 

ゲージの扉を開けたからといって

すぐに出られるわけではなく

「アウト」の指示で出るということがわかってきました。

 

「アウト」と言われるにはどうしたらいいかな?

はーたんはすぐに気が付けました(*^^*)

 

これからはゲージから出る時には、一貫性を持って扉をあけても「アウト」と指示されないと出られないということを継続していけば

ゲージから出た後も落ち着いていられるようになります。

 

飼い主さん、頑張って練習してくださいね(*^^*)

 

つづく

0 コメント

2016年

2月

17日

ミニチュアダックスミルクちゃん5

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 6回目のレッスンの記録です。 

 

今回も訪問時はギャン吠えが止まらず

飼い主さんの「オスワリ」や「フセ」の指示は入るまでとても時間がかかりました。

リードを着けたら少しは落ち着けるようになったので、リード作戦は今後も続けたいと思います。

今日は、落ち着ける方法のひとつ「クレートトレーニング」を開始しました。

フセのマテができるので、「ハウス」という指示で

クレートに入って「フセて待つ」練習です。

 

元々、クレートに入ることが大好きなミルクちゃん、

あっという間に「ハウス」の指示で

クレートに入れるようになりました。

次は「アウト」でクレートから出る指示を待てるようにします。

 

これもすぐさまマスターしました(*^^*)

チワワのそらちゃんと一緒に練習!

ふたりともとても素晴らしいです。

 

この後も練習をして

ハウスに入ったらアウトと言うまで

扉が開いていても待てる時間がどんどん長くなってきました(*^^*)

 

このあとは、ヒールウォークの復習をしました。

まだまだ練習段階ですが、とにかく喜びながら練習をしているミルクちゃん。

これが何より大切ですね(*^^*)

ハウスのマテとヒールウォーク、リーブイットなどどんどん上達しているミルクちゃん。

指示に従い、落ち着けることを学びながら

これからも成長していくことと思います。

 

次回は玄関チャイム後にハウスのマテをチャレンジしていく予定です。

 

 

つづく

0 コメント

2016年

2月

10日

またしても犬の咬傷事故ーフレンチブルドッグ

またも、犬の咬傷事故のニュース・・・

 

フレンチブルドッグが家から逃走し

公園で遊んでいた3歳~6歳の幼児3人と、35歳の女性が噛まれたという報道がありました。

 

噛まれたり追いかけられたりしたお子さんたちは、身体の傷は癒えても

犬に対する恐怖心を拭い去るのはきっと大変です・・・・。

 

悪者になったフレブルちゃんも

とても可哀相です。。。

悲しいですね。とても・・・

 

飼い主さんは80代の女性に預けていて

そのお宅の玄関から逃走したということで

きっと、家に帰りたいと思って逃走したのでしょう。

この事故は防げた事故です。

80代の女性に預けられる状態だったのか、しかりしつけされていたのか・・・と考えてしまいます。

 

フレンチブルドッグは、噛み癖のある子が多いです。

その反対に、セラピー犬として活躍しているフレブルもいるのです。

犬種のせいにして、「噛む」のは仕方ないとしつけを放棄してほしくないですね・・・。

 

呼び戻しがしっかりできていたら、こんな悲しい事故は起こらなかった・・・

 

その前に、噛み癖や逃走壁のある子を

しかも80代の女性に預けるって・・・飼い主さんの責任問題です。

しつけをしっかりすることと、

預け先に負担にならないような配慮と、預け先の選択も飼い主さんがしっかりするべきでした。

 

この子の飼い主さんに、ぜひしっかりとしたしつけをして下さいとお願いしたいです。

 

噛み癖・逃走癖のある子のしつけ方法

噛み癖のある子の改善方法

 

まず、なぜ噛むか問う理由や状況をしっかり把握することです。

 

犬も何も理由がないのに噛んだりしません。

 

 

 

・恐怖心からの噛み癖

痛いこと、恐いこと、嫌なことなどから自分を守るために噛む

 

痛いところがある場合は、「ここが痛いの」と教えてくれるわけではありませんので

まずは健康診断が必要です。

その際には獣医さんに状況をしっかり説明して必要な検査をしてもらってください。

 

虐待(保護犬に多い)や手術などで恐い思いや嫌な思いをしたことのある子は

人間は怖くない、優しいものだということをじっくりゆっくり時間をかけて犬に理解してもらう。

おやつを使ったり、遊びを取り入れながら、犬が一番喜ぶ方法で。

 

・優位性からの噛み癖

僕がえらいんだぞ!強いんだぞ!など、自分を上位に見せるために噛む。

これは、飼い主さんとの普段の関係性を改めることで

解決できます。

甘やかすことは可愛がることではありません。

犬は従うことで魂が満たされる子がほとんどです。

噛むような犬ほど、飼い主さんとの関係性がよくないのです。

 

・独占欲・執着心からの噛み癖

咥えているものや自分のおもちゃやフードボウルなどを取られないために噛む。

自分のテリトリーだということを主張するために噛む。

 

上記の関係性を改善していくと、軽減していきますがこれもたくさんの練習が必要です。

咥えているものを離すことが、喜びに変われば早く解決していきますので

これはプロのトレーナーさんと一緒にチャレンジして下さい。

陽性訓練をしているトレーナーさんを探してくださいね。

 

・パニックからの噛み癖

パニック癖のある子に多い噛み癖。

興奮度が高く、恐怖心を感じたり、驚いたりした時にパニックになりやすい子は

落ち着くこと、落ち着けるように導くことが大切です。

パニックになってから対処するより、パニックになる前の状態を把握して対処しましょう。

こういう時に役立つのが基本トレーニングです。

 

どんな状態のワンちゃんたちも、基本トレーニングは大きなサポートツールです。

日頃から

オスワリ、フセ、マテ、アイコンタクト、オイデは

毎日遊びのように楽しく取り入れていって下さい。

逃走癖のある子の改善方法

 

脱走したことのある子、

リードから逃れることに必死になる子、

玄関を開けると、勝手に飛び出してしまう子、

逃走にも色々あります。

 

今回のフレブルちゃんのような、咬傷事故もそうですが

交通事故に合ってしまう可能性もありますし

飼い主さんのそばにいることを安心できるようにしていきましょう。

 

・玄関を飛び出してしまう

玄関ではいつも穏やかで従順であるという練習をします。

飛び出ないようなゲートを付けているだけでは、行動改善はしません。

そのゲートがなかったら、玄関から飛び出てしまいます。

違う場所、預けた先、色々なところでも応用がきくように

ゲートがなくても飼い主さんより先にドアから出ないという習慣をつけていきます。

これも、間違ったやり方をすると逆効果なので、

ぜひ、陽性訓練をしているトレーナーさんに依頼して取り組んで下さい。

 

・リードを噛みちぎったり、引っ張って逃走してしまう

「リードが着いている方が好き」と思わせることが成功の秘訣(*^^*)

その子の性格や、どういう時にそのような状況になるからにもよりますし、

やり方も様々ですが、簡単なのはおやつを使う方法です。

リードを着ける時、着けてから、お散歩中、帰って来てから、リードを取るまで

オスワリやフセなどの簡単なコマンドを言いながら

おやつを与えていきます。

そして苦手なワンちゃんや苦手な場所に遭遇した時も、オスワリやフセのあとに

特別なおやつが出てきます。

毎日こういう経験をしていけば、リードを噛みちぎることもなくなります。

 

愛犬との信頼関係を再構築することも忘れないでくださいね。

 

噛む子、逃走する子は、精神的に不安定ということです。

接し方が間違っているということです。

 

間違っているということを認めることから始めましょう。

 

愛するワンちゃんのために

周囲にも愛されるワンちゃんを育てていきましょう。

 

咬傷事故などが二度と起きないように

絆をしっかり育んて行きましょう。

 

怪我をした方々の早期の完治と、犬に対するよくない感情が払拭できる日を祈ってやみません。

0 コメント

2016年

2月

08日

ミニチュアダックスミルクちゃん4

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 

5回目のレッスンの記録です。 

 

 

今回も私が訪問時は大興奮、

練習ではすっかり落ち着けるミルクちゃんも

実践となるとまだまだ改善が必要です。 

フセのマテもお手の物となったミルクちゃん。

 

それをいつでもどこでもどんな時でもできるようにしていくことが目標です。

 

それには、集中力と飼い主さんへの信頼度、そして指示に従うことが喜びとなるように導いていく必要があります。

 

その一つとして

刺激の多い外でも飼い主さんに注目してヒールウォークができる練習も開始しました。

 

まずは、興奮状態で外に出ないことが先決となります。

 

大好きなお散歩となると、リードを見ただけで大興奮したり、玄関から飛び出してリードを引っ張りまくるということになったりますが

それは、興奮状態を褒めてしまう事になります。

興奮した状態でお散歩に行く=興奮→ご褒美(お散歩)という図式になるからです。

まずは、ドアの前で落ち着かせます。

 

オスワリかフセをさせて

飼い主さんから出ます。

 

少しリードが張り過ぎていますが

なるべく緩めて落ち着くのを待ちます。

 

 

落ち着いたら「よし」と言ってドアから外に導きます。

 

いきなり玄関での練習ではなかなか成功しないので、

部屋のサークルのドアで練習しました。

 

落ち着いたご褒美が

お散歩開始というわけです(*^^*)

 

この練習は一貫性を持って毎日行います。

この後は、休憩してお水を飲んで

 

「リーブイット」の練習をしました。

 

興味のあるもの、執着しそうなものを「無視しなさい」という指示を出して

褒めていきます。

興奮度が高くてもしっかりと指示が聞こえ、従うことを選べるように

色々なコマンドで成功体験を積み重ねていくためもあります。

集中力を鍛えたり、脳を切り替える練習でもありますし

お散歩時に匂い嗅ぎや拾い食い防止、無駄吠え防止にも使えます。

 

ミルクちゃんは毎回、すぐに覚えてくれます。

 

 

お散歩中にも、リーブイットを使いながら

たくさん褒めてあげられる工夫をしていきます。

 

次回は、ヒールウォークの強化です。

ミルクちゃん、楽しくがんばろうね♪

 

 

つづく

0 コメント

2016年

2月

08日

チワワのそらちゃん3

チワワのそらちゃん1からお読みください。

 

チワワ4歳の女の子そらちゃんです。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 

ミニチュアダックスミルクちゃんと一緒に暮らしています。

 

そらちゃんは、生まれつき左眼球が無く、

右目もほとんど見えてないのですが

フセができるようになり、フセのマテに挑戦中です。

今日で5回目のレッスンです。

激しい玄関吠えを改善していくために

落ち着いて指示に従う、そして従うことで益々落ち着けることを目指しています。

 

飼い主さんの指示で落ち着けることをたくさん経験することで

不安な状況下でもしっかりと指示に従い

落ち着くことを選べるようになります。

 

フセのマテが少しずつできるようになってきましたよ~(*^^*)

 

フセすることすらできなかったそらちゃんが

ここまで成長しました。

 

飼い主さん、とても喜んでいます。

大好きな飼い主が喜んでいることをそらちゃんは敏感に感じて

また張り切るのです(*^^*)

 

アンちゃんやミルクちゃんが吠えていても、興奮していても

 

それでもフセて待つことを選べるように、たくさん練習していきたいと思っています。

 

そらちゃんが落ち着くことで

他の犬たちも一緒に落ち着く、

すると、

そらちゃんもますます落ち着けるという相乗効果も期待できます

次回までに、飼い主さんと一緒に

フセのマテをたくさん練習していただきます。

 

目標は、マテの解除があるまでは

ずっとフセて待てることです。

 

つづく

0 コメント

2016年

1月

29日

ミニチュアダックスミルクちゃん3

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 

 

4回目のレッスンの記録です。 

 

今回は3週間あいてしまったので

またまた訪問時は爆発的に吠え続るというぶり返しになっていました。。。

 

 

でも・・・!

 

 

 フセを覚えていたミルクちゃんは、不安になっても大興奮してしまっても

落ち着ける方法を身に着けている事さえ思い出せば

こんなにお利口な状態でいられるようになりました。

 

フセのマテができるようになり、

ピンポンがなっても吠えない練習もしていきながら、

吠えなかった・・もしくは吠えてもすぐに落ち着けたという成功体験をたくさんさせていきたいと思っています。

 

飼い主さんもとてもがんばっています(*^^*)

フセができるようになったチワワのソラちゃんとフセのツーショット(*^^*)

 

今日まではまったくなかったことが

 

今日はもうできるのです!

 

お利口さんなふたりです。

ミルクちゃんはフセのマテが大得意です。

 

これからも少しずつ難度を上げていって

ミルクちゃんが自信を持てるように導いて行けると完璧です(*^-^*)

 

 

 

つづく

0 コメント

2016年

1月

29日

チワワのそらちゃん2

チワワのそらちゃん1からお読みください。

 

チワワ4歳の女の子そらちゃんです。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 

ミニチュアダックスミルクちゃんと一緒に暮らしています。

 

そらちゃんは、生まれつき左眼球が無く、

右目もほとんど見えてないのですが

12/9からマットでマテとフセの練習を継続しています。

 今日で4回目のレッスンです。

激しい玄関吠えを無くしていくには

どうして吠えているかという原因を知ること、

安心して落ち着けること、

落ち着ける方法を伝えること

 

これが今のソラちゃんに必要です。

 

目が見えないということは不安の原因でもありますが、生まれつきなのでそこまで気にすることはありません。

 

マットで落ち着いてフセて待てるようにするために

まずは、「マット」のコマンドでマットに行けるように練習を開始しました。

 

そしてマットでフセも練習しました。

 

目が見えないので少し時間がかかりましたが、少しずつフセの形ができるようになってきました!

フセられても、すぐにタッテしまうので

 

フセの姿勢を少しずつ維持できるように導いていきます。

 

そしてマットから床でもフセができるように練習もしました。

色々練習しているうちに、今日はマットでマテができるようになってきましたよ(*^^*)

 

激しく玄関チャイムに吠えていたそらちゃんも、

マットでフセの練習の成果がでてきました♪

ミニチュアダックスミルクちゃんとアンちゃんと一緒にとてもがんばったそらちゃん。

 

フセて待てるようになれば

安心して落ち着けます。

 

安心して落ち着ける成功体験をたくさんさせていくことで、

激しい玄関チャイム吠えも軽減していきます。

 

また次回のレッスンも楽しみです。

 

つづく

0 コメント

2016年

1月

27日

新)ミニピンはーたん奮闘記☆1

ミニピンはーたん奮闘記1~ミニピンはーたん奮闘記20までお読みください。

 

パピートレーニング3クール目を終えたミニピンはーたん。

 

今日はサポートレッスン1回目です。

 

やり直しレッスンを終えて、まだまだ練習が必要なこともありますが

しっかりと指示に従えるようになりました。

そんなはーたん、

昨年末に妹分が家族に仲間入りしました。

ミニピンペルちゃんです。

2015年9月5日生まれの4ヵ月の女の子。

 

私が伺った時、初めての対面に

大興奮しながらびくびくしながら吠えて

それはそれは警戒心が強く、臆病な印象でした。

 

はーたんはお父さんとお散歩中でいませんでした。

家族に迎えてから1ヶ月程度ですが、まだオスワリもできない状態でした。

オスワリができないので、マテもできません。

ご飯の時は大興奮でジャンプジャンプで大変だと伺いました。

はーたんが帰って来てから、ふたりで練習です。

はーたんは、お兄ちゃんになった自覚があるのか、

久しぶりの再会に最初こそ大興奮でしたが

すぐに落ち着いて

私のそばでお利口にオスワリやフセをしてみせてくれました(#^.^#)

 

ペルちゃんは、そんなはーたんの横で

ジャンプやウロウロや走り回ったりして

落ち着きはありません。

 

ですが・・・

 

まずはアイコンタクトから練習し、

落ち着いたら褒め、一粒ずつご飯をあげていくと

 

落ち着いている時間が長くなり

その日のうちにオスワリができるようになったペルちゃん(*^^*)

 

はーたんが良いお手本を示してくれているお陰です☆

そのうちに、ペルちゃんはひとりでもオスワリができるようになりました。

 

アイコンタクトの時間も長くなり

これからが楽しみです!!

次回は、ペルちゃんのフセとマテ、歯

磨きとリラックスを練習したいと思います。

 

今日ははーたんの成長も嬉しいレッスンとなりました。

 はーたん、ありがとうね♪

はーたんは、もう大丈夫!

ペルちゃんが来た事でお利口度アップしているので、また何か対策が必要になったら

サポートレッスンすれば大丈夫です(*^^*)

 

あ・・!

もうミニピンはーたん奮闘記じゃないですね💦

「ミニピンペルちゃん奮闘記」ですね💦

 

  つづく

0 コメント

2015年

12月

25日

ミニチュアダックスミルクちゃん2

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。

 

 

1回目~3回目のレッスンの記録です。 

 

カウンセリング時と同様、訪問時は爆発的に吠え続けていました。

ミルクちゃんが落ち着く方法を模索しました。

吠え止んでも、また動きがあるとまた大興奮で吠え始めてしまいます。

 

その原因は、『不安』です。

いつも『不安』と『緊張』を感じているのです。

 

なので、たとえ興奮したり不安に感じても、すぐに落ち着けるように導く方法を取り入れることにしました。

 

毎日の朝夕のお散歩か欠かせません。

飼い主さんとの信頼関係と絆を育み、安定した状態を保つためです。

 

そして、指示でフセやアイコンタクトをして安心して落ち着けるようにしていきます。

 

不安定な犬ほどフセはできません。

 

ミルクちゃんも生まれてから一度も「指示でフセ」をしたことがありませんでした。

飼い主さんが教えてもできなかったということです。

 

でも、気長にフセを教えると、少しずつできるようになりました。

 

あっという間とは言えませんが、それでも大進歩です!!

 

こんな状態のミルクちゃんが・・・⇓

 

フセができるようになりましたよ~~(*^^*)

フセができるようになったら、

フセのマテもあっという間にできるようになりました(*^^*)

フセのマテができるようになると、多少興奮状態の時でも落ち着けるようになります。

 

見て下さい♪

あんなに吠え続けていたミルクちゃんが

フセて落ち着ける時間が長くなってきましたよ。

フセのマテも大得意になっていくと思います。

ミルクちゃんが安心して暮らせるように

吠えなくても大丈夫なんだと気づけるように

しっかりと導いていきたいと思います。

 

次回は、新年になりますが

訪問時に飼い主さんにフセのマテを指示していただき

 

吠えなかったという成功体験をたくさん増やしていこうと思います。

0 コメント

2015年

12月

02日

それでもあなたは犬を叩いてしつけますか?

犬のしつけには色々な手法があり、

トレーナーさん独特の方法や

訓練所ごとに違います。

 

どこでも同じようにトレーニングをしているとは限らないのです。

 

中には、しつけと称して犬を叩いたり殴ったり、蹴ったり、チョークチェーンなどで首を思い切り絞めたりするしつけをしているところもあります。

2015年8月に保健所から引き出したミニチュアダックスとらちゃんも、

相当暴力を振るわれていたのだろうと予測のつく状態でした。

普段は大人しく静かなとらちゃんですが

人間の手足を怖がり、パニックになるのです。

被毛は毛玉と糞尿だらけ、

爪は肉球に刺さるほど伸びていましたし

ネグレクト状態の上に

暴力でした。。

その結果、腹腔内腫瘍(癌)や心臓肥大、前立腺肥大などの

重篤な病気になってしまったのだと私は思っています。

後で書きますが、虐待→大きなストレス→病気という図式もあるのです。

 

飼い主さんの中には、

悲しいことに

家具をかじった、トイレ以外のところで粗相をした、

指示に従わなかったなど

そんな理由で叩いたり、殴ったりしている飼い主さんもいます。

 

暴力でのしつけは虐待です。

 

愛があれば暴力は正当なしつけと言われる方もいますが

それは愛とはいいません。

人間側のイライラや怒りを物言えぬ弱い動物に爆発させているだけです。

暴力のしつけで、犬は恐怖心から指示にしたがったり、

飼い主さんの様子を伺ったりして

一見いい子になる子もいます。

 

恐怖心で言うことを聞いているだけなのです。

 でも、それは信頼関係があるといえるでしょうか?

 

だから、飼い主さんが留守の時や目の届かないところでは

同じ問題行動を起こしたり、飼い主さん以外の指示に従わなかったりします。

特にご家族に小さなお子様やご高齢の方などがいる場合は、

すっかり馬鹿にしてしまいます。

 

いつまでたっても、問題行動の根は残ったままで

問題行動が直ったのではないですよね。

 

ただただ暴力が怖くて怖くて、暴力を振るう人が見ているところでは

恐怖心からいい子にしているだけですよね。ただ我慢してるだけですね。

 

怖がりに拍車がかかったり、人間に対する不信感を育てたり

物音や人間の動作に恐怖のあまり、吠えたりおもらしをしたりするようになったりもします。

また、唸ったり噛んだりする子に暴力を振るうと、また叩かれないようにと余計に噛む子になります。

今まで噛まなかった子も、暴力を振るい続けられると噛む子になることもあるのです。

 

大好きな人から暴力を振るわれ、犬も傷つきます。

そしてショックと恐怖心や我慢は、犬に大きなストレスを与えてしまいます。

ストレスは万病の元です。

それは人間と何ら変わりはありません。

 

免疫力down、脱毛、食欲不振などから始まり、

癌や内臓疾患、アレルギーなどの病気の引き金になったります。

 

そして、いつか飼い主さんの暴力を逃れようと必死になってしまい

噛んだり飛びかかったりしてくるという咬傷事故につながることもあります。

 

暴力から生まれるものはストレスと病気、

そして不信感のみです。

 

どうか、暴力を使わない信頼関係と絆を育む喜びの中のしつけをしてくださいね。

 

では、

信頼関係を育みながら喜びの中でしつけをするこということは

どんなことなのでしょう。

 

家具をかじったり、粗相をしたり、唸ったり、噛んだりした場合は

どのように対処すればいいのでしょうか。

 

答えは簡単です(*^^*)

 

今まで毎日継続してきたことを試してみて下さい。

しつけのコツ全てを続けている飼い主さんなら、信頼関係と絆が育まれているので

きちんと教えれば、ワンちゃんは理解できます。

 

自信を持ってください。

 

愛犬を信じて下さい。

 

愛犬を信じることができないのなら、愛犬もあなたを信じません。

 

問題行動によって虐待をしてしまっているのなら

改善に取り組みましょう!

 

粗相の場合は、初心に戻って、一からトイレトレーニングを再開してみます。

 

家具をかじるのであれば、それがいけないとうことを教えればいいのです。

教え方はワンちゃんの性格によって手法は異なりますが

どうしてもできないという時は、プロのトレーナーさんに家に来ていただいて

指導してもらってください。

(絶対に陽性訓練をしてくれるトレーナーさんを探してくださいね)

 

唸ったり噛んだりする場合は、プロのドッグトレーナーと共に取り組んで下さい。

原因によっては少し時間はかかると思いますが、必ず改善します。

原因がわかれば必ず対処法があります。

 

トレーナーさんによっては、強制訓練と称して暴力でのしつけをする方もいますので

陽性訓練をしてくれるトレーナーさんを探してくださいね。

保護犬とらちゃんも、2ヶ月以上かけて手は怖くないんだよ、私たち人間を信頼してねと伝え続けていたら

(視力も弱く耳も遠い高齢犬ですが、基本トレーニングなども取り入れました)

今ではもう、すっかり信頼してくれるようになりました。

 

この穏やかで幸せそうな表情を見て下さい。

安心しきってひなたぼっこをしているのです。

まだ時々フラッシュバックのように、震えたり身体を硬直したりすることもありますが

パニックになることも、また問題行動もすっかり姿を消しています。

 

犬は「今を生きる動物です」

過去にとらわれす、どんどんと今を受け入れてくれます。

そして、私たちが想像する以上に信頼してくれるようになります。

 

なので、今まで「恐怖心と不信感を植え付けるしつけ」をしていた方は

今日から、「信頼関係を育むしつけ」をすることを選択してください(*^-^*)

 

全ての飼い主さんと愛犬が

本当の意味での絆が育まれ、幸福なドッグライフを過ごせますように

心から願って・・・

【追記】

最近「犬にはしつけは必要ない」というようなことを

声高に訴えている専門家もいらっしゃいます。

それで犬が幸せに生活できるのであれば、その方法がその犬には合っているのだと思います。

 

でも私は、犬と人間という異種動物が共生していくには、

犬が周囲に迷惑や恐怖心を与える存在になって欲しくないという思いと

飼い主さん(人間)と絆を育む&コミュニケーションには

「正しいしつけ」が必須だと思っています。

上手くしつけができない人間側の逃げ道と思われないように

「しつけは必要ない」という声に惑わされないようにして下さいね。

 

「しつけ」はあくまで犬と人間の幸せな共生のため、

そして異種動物間のコミュニケーションツールなのです。

人間の思ったように犬を支配する道具ではありません。

犬は大切な大切な家族なのですから・・

6 コメント

2015年

11月

27日

終)ミニピンはーたん奮闘記21やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。

トレーニングモデル犬として

パピートレーニング3クール目8回目の最終トレーニングです。

 

今日は、今までやってきた全てのレッスンの総復習をしました。

 

65歳のお父さんとはーたんはこの数ヶ月で信頼関係と絆が強化されてきました。

お父さんとは通算11回目のレッスンとなりました。

まずは一番の課題、玄関チャイムに対する無駄吠え復習です。


練習だとわかるとすっかり吠えないはーたんですが

それでも毎日ずっと練習を継続していきます。

玄関チャイムがなったらマットの指示で誘導して落ち着かせます。

練習だと完璧なはーたん。

鳴くことも、暴れることも、動くこともなく

階下に応対に行った(ふりをした)お父さんをしっかりと待てます。


でも、普段はできずらいということで

これからも毎日実践で練習を重ねて下さいね。


次は、ゲートがなくてもキッチンに入らない復習。


今日は久しぶりにママ(Fさん)がご在宅で、はーたん興奮気味でしたが

しっかりとできました。


でも、実際の生活の中では15分が限界だそうです。

15分ごとにはーたんのところに行って褒めてあげながら、少しずつ待てる時間を延ばしていくことをお伝えしました。

ママが立ち上がったり動いても

キッチン内でお父さんが動いたりお料理をし初め(たふりをし)ても

はーたんは、ぷるぷるしながら待つことができました。

指示に従う方を自分で選択しているのです。

たくさんたくさん褒めてあげるのが秘訣です!


その後は、普段のはーたんの様子を伺いました。

椅子やソファーからテーブルの上に飛び乗り、テーブルの上のものはもちろん棚の上のものまで噛んだり落としたりといたずら放題だそうです・・!!

娘さんの薬の便やべぽらっぷなどもガジガジでした(≧ω≦)

はーたんの命に関わることでもあるので、

ペットコレクターや缶などをうまく使って、テーブルの上に乗ることを自分から選択しないように導いていくことをお伝えしました。

ジャンプ力があり、また成犬になってから筋肉も発達してきて

まさかこんなところには届かないだろう~という予測が裏切られることも多々あります。

いけないことは叱って気づかせてあげながら、

その身体能力を生かしたトリック(芸)で褒められることも教えていくと

褒められる方を自然と選んでくれるのです。

お父さんや娘さんなどと一緒に

遊びながら「していいジャンプ」を教えてあげるのです。

今日は足を飛ぶだけの簡単なトリックを教えましたが、少しずつ難度を上げて

はーたんにトライさせていくことをお勧めしました。



最後にお散歩の総復習。

最初の頃の引っ張りはすっかり姿をなくしています。

お父さんの方を向いてリードも緩んでいますね(*^^*)

油断してはいけません。

毎日一貫性を持ってしっかりとこのお散歩を継続していくことでぶり返すことを防げます。

今日で3クール目は終了です。

7月から、お父さんと一緒にがんばってきたはーたんにご褒美ですね(*^^*)

お父さんもお疲れ様でした。

 

次回はサポートレッスン!

間を少しあけて1月からです。

 

その間、今日まで続けてきたことをしっかりと継続していってほしいと思います。

あ・・となると、タイトルの 終)は・・?

つづく

0 コメント

2015年

11月

26日

チワワのそらちゃん1

チワワのそらちゃん。

4歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。


ミニチュアダックスミルクちゃんと一緒に暮らしています。


そらちゃんは、生まれつき左眼球が無く、

右目もほとんど見えてないとのこと。

聴力は正常なので一緒に暮らすミルクちゃんの吠え癖の影響で一緒になって鳴いてしまうとのことでした。 


でも元々はとても穏やかで大人しい素直な性格だということで、

ミルクちゃんの鳴き声の中で

どれだけ指示が聞こえるか、または落ち着けるかを試してみました。


そらちゃんのためとはいえ、ミルクちゃんを放っておいてごめんんね。

でも、そらちゃんが共吠えしなくなったら

ミルクちゃんも改善しやすいからね☆


目が見えないということで、ハンドシグナルは意味がないので

ある手法でオスワリのコマンド前に前触れをやってみました。

そらちゃん、すっかり覚えてくれて

ミルクちゃんがどんなに鳴こうが、一緒に吠え始めようが

すぐに指示に従えるようになりましたよ(*^^*)

 

次回初回トレーニングがとても楽しみです。

ミルクちゃんと一緒に、

問題改善に必要なしつけを飼い主さんにお伝え、実践していこうと思います。

 

つづく

0 コメント

2015年

11月

26日

ミニチュアダックスミルクちゃん1

ミニチュアダックスのミルクちゃん。

8歳の女の子です。

ご依頼内容は

無駄吠え、玄関チャイム吠えの改善です。


今回初めてカウンセリングでお邪魔した時も

ずっと吠え続けていました。


ずっとこんな状態でした。

今日はミルクちゃんの様子を見るため、最初は何も働きかけませんでした。

約15分ほど吠え続けて鳴きやみましたが、

ちょっとでも私が動くとまた吠え始めます。

その後は10分くらいで鳴き止み落ち着きますが、動くと同じことの繰り返しです。

自分が吠えたことによって、

吠えた対象物が静かになったと勘違いしているのでしょう。


飼い主さんは、9年間もこのミルクちゃんの状態を放置(注意や叱ることをしてきましたが結局改善されていないということは放置なのです)してきたのです。

でも、ミルクちゃんが来客があっても

玄関チャイムが鳴っても静かに落ち着いて欲しいと願い、

こうして私にご依頼して下さったのです。


素晴らしい飼い主さんです!


愛犬の問題行動をあきらめてしまう飼い主さんがとても多い中

こうして私にご依頼いただき、心から感謝して

愛犬を想う飼い主さんのお気持ちに応えていきたいと思います。


次回初回トレーニングがとても楽しみです。

ミルクちゃんとの信頼関係を育みながら、

問題改善に必要なしつけを飼い主さんにお伝え、実践していこうと思います。

 

つづく

0 コメント

2015年

11月

19日

ミニピンはーたん奮闘記20やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。


パピートレーニング3クール目7回目のトレーニングです。

 

今日は、無駄吠え(玄関チャイム)対策、キッチンに入らないレッスンです。

 

65歳のお父さんとはーたんはがんばっています。

お父さんとの10回目のレッスン記録です。

11/18

玄関チャイムに対する無駄吠え復活で

先週から再レッスン。


玄関チャイムが鳴っても、

マットでマテで大人しくなり、

玄関対応するお父さんを待つという練習です。

練習だと、とってもいい子に待てるので、今回は訪問時の玄関チャイムから練習です。

ギャンギャンと2回鳴きましたが、

お父さんの『マット』という声が聞こえてくると、静かになりました。

私が二階に上がると、階段の上で大興奮で待っていました。

それでも、私がオスワリのハンドシグナルを出すと、したがって座ることができました。


その後は、何度もお父さんとマットでマテの練習をしました。

とってもお利口に待てるはーたんでした。

その後は、ゲートが無くてもキッチンに入らない練習をしました。


お父さんがお料理をしていると

はーたんが入って来てジャンプして

(ものすごいジャンプ力ですね)

食材を奪ったりという問題行動があるため

これは徹底したいと思います。

 

たった1回の指示で、はーたんは覚えました!!


キッチンに入らず、境界の手前でオスワリして待てます。


おやつを床に落としても、入ってこなかったので

お父さんは驚かれていました。

お父さんがお料理をしているふりをしても

キッチン手前で、いい子に待っていました。


この練習は毎日、本当のご飯作りの際にも継続していくことが宿題です。


はーたんはきっとできるでしょう。

はーたん、よくがんばりました(*^^*)

 

次回は3クール目の最終回です。

 

 

 

つづく

0 コメント

2015年

11月

17日

トイプードルあむちゃん6

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

10月13日

トイプードルあむちゃん、2クール目に入りました。

 

あむちゃんは私がいると比較的お利口していましたが、

最近はだんだん、問題行動が現れるようになって

トレーニングのチャンスが多くなってきました。

私が訪問するとリビングのドアを開けたとたん、大騒ぎもするようになって

静かに座らないと入ってこないということに気づけるように指示を出してリビングに入ります。


遊びたい、注目されたい、おやつが欲しいなど

要求があると「ガウガウ」「ワンワン」してくるのです。

そして玄関チャイムや外のトラックの音などに反応して吠えたてたりします。

要求するより、待つことを選べるように導くチャンスです!!

玄関チャイムや外の刺激にも落ち着いていられることを教えられるいいチャンスです!!

以前、玄関チャイム対策で教えた「マット」で待つことも、できるのですが

そのマットの上でギャンギャンと吠えたりもします。

でも、叱るとよい一層ギャン吠えがヒートアップしてしまうそうなので、

落ち着いて指示を出すことにしてみました。

何度かやっているうちに、マットで静かに待つことができました。

11月2日

2クール目2回目のレッスンです。


今日は、未だにあむちゃんに唸られたり

噛まれたりするという次女ちゃんが

学校から帰宅してからのレッスンです。


私が訪問時には、だんだん無駄に吠えることも少なくなり、

いち早くマットに行って待てるようになってきました。


次女ちゃんにはどうしてもガウガウしてしまうので

絆や信頼関係などの再構築をずっとトライしてきました。

それでもなかなか「痛い」「いやだ」ということを伝えられていない状態が続いています。


オスワリやフセ、マテ、握手などは次女ちゃんの指示でもしっかりやってくれるあむちゃん。

次女ちゃんは柔らかで優しい物腰なので

あむちゃんの標的になりやすいということを自覚してもらい、

道具も使いながら、あむちゃんにどんな態度を望んでいるかを伝えてもらう練習をしました。


そして、次女ちゃんがあむちゃんの身体に

触ると怒りだしたりすることもあるので

次女ちゃんが身体に触るといいことがあると学習してもらうことにしました。

とても順調でした。


また

次女ちゃんの穏やかで冷静な態度は素晴らしいですが、

「痛い」「いやだ」を伝える時は

毅然とした態度が必要です。



次女ちゃんは、あむちゃんの歯磨きをしてくれているそうですが、

その時にも噛まれたりするということで

(出血するほどではないということです)

歯磨き前に必ず全身の力が抜けるリラックス方法を復習しました。

 正しい方法でやれば、あむちゃんは力を抜いて

暴れたり噛んだりせずに身を任せてくれました。

しっかりリラックスしてから歯磨きすれば大丈夫です。

11/17

今日は私が訪問時にも多少興奮していましたが

すぐに落ち着くことができました。


あむちゃんは、トレーニングが大好きで

ヒールもオスワリ・フセもタッテも

マットも、エイトもなんでも大得意です。


ただ、「マテ」が30秒くらいで勝手に解除になってしまうので

今日は、「マテ」の強化です。

ハウスでマテが完璧になれば、

玄関チャイム後の応対終了まで

しっかりと落ち着いて待てたり、

キッチンにいてもリビングで待てることができるようになるからです。


ハウスが開いていても、「よし」と言われるまで

ハウスで落ち着いてマテるように練習しました。

30秒~1分、1分~2分、と数秒ずつ待つ時間を伸ばして行きました。

トレーニング大好きなあむちゃんは、

すぐに理解し、2分までは完璧に待てることができるようになったので、

今後は飼い主さんが毎日数秒ずつ待つ時間を延ばしていっていただいて

10分以上を目標にします。

 

そして「ヤスメ」ができるように

フセの状態で頭を床に付ける練習もしました。

これから毎日、少しずつ楽しみながら練習してくださいね。

あむちゃん、次々と新しいことを覚え、興奮癖も吠え癖も徐々に軽減してきました。

飼い主さんご家族の一貫性のある態度と、

ルールや規律をしっかり守ることを導くことで更に良い方向に進んでいきます。

 

1月からのセラピードッグ育成トレーニング

きっと更に絆が深まることでしょう。

 

飼い主様からのご感想は こちら

 

2016年5月から

あむちゃん、その後セラピードッグとして活躍中です♪

0 コメント

2015年

11月

16日

セントバーナード リズちゃん4

セントバーナードのリズちゃん4回目のレッスンは

飼い主さんご夫婦との練習です。


まずは室内で、「ストップ」と「リズ」でこちらに戻ってくる練習をしました。

それから外での実践編です。


リードを出すと大興奮になるそうですが

私がいたからか、かなり興奮度は低く

落ち着いてリードを着けることができました。


いつもこういう状態を保てるといいですね。


まずは玄関で落ち着くまで待ちます。

 

玄関を出る順番も大切です。

まずは飼い主さん、それからリズちゃんです。


そして、玄関の外でも敷地内で落ち着くのを待ちます。

この後、フセて、待つことができました。


待っている間に落ち着けました。


興奮度を限りなく0に近い状態で出発すると

飼い主さんの指示もしっかりと耳に入り

たとえ、大好きな人や犬が来ても

突進しないで済むのです。

耳の状態がキーワードとなります。

誘惑物(刺激物)が少ない場所で

室内で練習したことと同じことをします。


横につけて歩いていて

「ストップ」のコマンドで止まらせます。

止まったら

「リズ」と呼んでこちらに戻ってこさせます。

パパさんは、とても的確に指示を出せていました。

「ストップ」=「止まること」と理解しているリズちゃん!

止まれた時、戻ってこれた時もっと褒めてあげるといいですね(*^^*)

この練習は、対象物に突進して飛びかからないという目標だけでなく、

止まったり、方向転換することでも

足腰の筋肉を鍛えてくれます。


リズちゃんがすぐに疲れてしまうのは、

重い体重のせいばかりではなく、筋力が未発達ということもあります。

大型犬は体重の影響で老犬になってからは

足腰、関節が弱り寝たきりになってしまうことが多いので、ぜひ筋力アップのためにも

毎日朝夕、しっかりとお散歩して下さいね。


つづく


0 コメント

2015年

11月

16日

ビーグルモコちゃん4

ビーグルモコちゃん、4回目のレッスンです。

 

今日はパパさんも一緒にレッスン参加です。

モコちゃんのお散歩引っ張り改善の練習を

ご夫婦でできることは素晴らしいですね。


家族みんなの一貫性が大切だからです。


まずは室内でヒールウォークの練習をしました。

呼んでから、首輪をつかんで褒めます。

そこで初めてリードをつけてまた褒めます。


ヒールとヒールウォークを

ご夫婦で順番に練習しました。


室内で100%できるようにならないと

外ではなかなかできません。

室内で毎日練習しましょう♪

ママさんは、私と一度練習をしているので

上手に導けていました。


その中で際立つのはテンポと

上手な褒め方です。

少しリードを引っ張り過ぎな部分もありますが

これは練習をしていく中で

緩めていけると思います。

まだまだ飼い主さん自信の練習が必要ですが

モコちゃんはヒールと言われて横に着くということを理解していますね。

リードが無くてもできるようになると、リードに頼らないヒールポジション、ヒールウォークができるようになるので

今後は室内で、リードを着けたりリードを着けなかったり、色々なパターンでヒールウォークの練習をしていっていただきます。

少し休憩してから、

今度は外にお散歩です。


お散歩に行く前は、外に出る順番も大切です。

そして玄関でモコちゃんが落ち着くまで待ちます。

興奮状態で外に出ると、コントロールができないからです。 

 

相棒のリズちゃんと一緒に

玄関に出てからも敷地内で落ち着くのを待ちます。


オスワリやフセをしたからと言って落ち着いたわけではありません。

その見極め方法もお伝えしました。

落ち着いてから歩きだすと、コントロールしやすくなり、モコちゃんも飼い主さんも気持ちも楽になりますし、練習を楽しめます。

誘惑物(刺激物)の少ない場所を選んで

ヒールウォークの練習です。


外では、常に声をかけてあげて

匂い嗅ぎなど他のことに集中することを避けてあげます。

いずれ、声をかけなくてもしっかりと横につけて歩けるので

最初はたくさん声をかけて、アイコンタクトをしたらとても褒めてあげます。

引っ張るお散歩の何がいけないの?

とよく聞かれますが

引っ張る子に限って、問題行動が多いのです。


噛む、唸る、恐がり、他の犬に吠える、

無駄吠え、要求吠え、マーキングなど

困った行動をする子に引っ張る子が多いのです。

モコちゃんは所有欲から来る問題行動があるので、そちらの練習もしています。


モコちゃん、今日もがんばったね☆


飼い主さんご夫婦もとても頑張ってくださいました。


次回までに室内でのヒールウォークと

誘惑に負けないマテが宿題です。


つづく

0 コメント

2015年

11月

09日

ミニピンはーたん奮闘記19やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。


パピートレーニング3クール目お散歩のレッスンです。

 

・引っ張らないお散歩、リードウォーク、無駄吠え(玄関チャイム)対策

 

65歳のお父さんとはーたんはがんばっています。

お父さんとの8~9回目(10/19・11/9)のレッスン記録です。

10/19

引っ張らないお散歩の練習を毎日しっかりやってくれているお父さん。


はーたんはだんだんと横について歩く時間が長くなってきています。

一貫性を持った毎日の努力が実を結んでいるのです。

他の犬の鳴き声が気になりながらも、しっかりと横について歩こうと努力しているはーたんです。

その後は、玄関チャイムのギャン吠えが復活してしまったはーたんの

玄関チャイム対策復習です。


やはりご家族全員の一貫性がないと

ぶり返してしまうのです。


玄関チャイムが鳴ったらマットの上でフセをする練習を何度も復習しました。


11/9

お散歩レッスンからです。


毎日一貫性を持ってお散歩を頑張っているお父さんの努力のたまもの!


横についていい子に歩けるはーたんになっています。

ずっとお父さんとアイコンタクトをしながら

歩けていました(*^^*)


お父さんの指示の出し方、導き方もどんどん上達していっています。

毅然としていて、はーたんをしっかりコントロールできていますね。

あとは、アイコンタクトするたびに「いい子」などの褒め言葉をかけてあげるといいですね♪

それでも、はーたんはまだまだ1歳になりたてのやんちゃくんです。


ゲージを力づくで曲げて逃走したりするそうで

ゲージでのマテの練習もしました。

そして、玄関チャイムでおとなしく待てる練習をしましたが

私がいるからか、いつものようにギャン吠えすることなく

お父さんが驚かれていました(^_^;)

 

私が帰るふりをして、しばらくしてから玄関チャイムを鳴らしても

大人しくしていらました。

なんとも賢いはーたんです(^▽^;)

 

私がいる時だけでは意味がありません。

普段からこうなるように普段も練習継続してくださいね♪


 

つづく

0 コメント

2015年

11月

06日

セントバーナード リズちゃん3

セントバーナードのリズちゃん3回目のレッスンは

飼い主さんとの練習です。

お散歩の引っ張り改善は、

超大型犬ではその教え方は違います。


まず「ストップ」の指示で止まることができるように練習します。

その後は、「リズ!」と呼んだら振り向き

飼い主さんのそばに戻れることにつなげていきます。


飼い主さんのそばに着いていることが当たり前の習慣になること、

興奮する前に、指示を出してあげることが一番の対策となります。


飛びつきや引っ張りは、リズちゃんの足腰の怪我に繋がりかねないことと

飛びつかれたら驚かれる人がいるので

しっかりと練習していきたいと思っています。


今回、練習している写真や動画を撮れなかったので

可愛いリズちゃんの写真です(^▽^;)

 


次回も室内での練習、そしてお外での実践です。

つづく

0 コメント

2015年

11月

06日

ビーグルモコちゃん3

ビーグルモコちゃん、3回目のレッスンです。

 

お散歩引っ張り改善の練習を

やっと飼い主さんとできるようになったので

まずは室内でヒールポジションの練習をしました。

最初は、なかなかうまくいきませんでした。

指示の出し方、導き方を練習します。


だんだn息が合うようになってきました♪

 

ヒールポジションの後は、歩く練習です。

室内で完璧にできるようにならないと

外でのお散歩でもできません。

 

毎日お散歩前にこの練習をすることが宿題です(*^^*)

 

 

つづく

0 コメント

2015年

10月

31日

ビーグルモコちゃん2

ビーグルモコちゃん、二回目のレッスンです。

 

お散歩引っ張り改善の練習2回目です。

 

さすがモコちゃん、前回の練習を覚えていました!!

 

私とお散歩を開始するやいなや

私とアイコンタクトをしてくれました。

なので、お散歩レッスンはとても順調です♪


ヒールポジションの練習もできました。

張り切って練習するモコちゃんはとても可愛いです(*^^*)

 

30分後に休憩し、

その後は、基本トレーニングのマテの練習をしました。

 

所有欲から唸ることがあるモコちゃんなので

「物への執着を和らげるマテ」です。


モコちゃんは、しっかりと待つことができました。


狩猟犬のビーグルは「動くものを追いかけたくなる」習性が強いのですが

本能より従うことを選択できました。


おやつに執着している(じっと見続ける)間はOKを出しません。

アイコンタクトをしたら褒めて

拾って手からおやつを食べさせてあげます。

 

初めてやったというのに

とても上手にできました。

徐々に目を見るまでの時間が早くなると

完璧です。

 

この練習は、誤飲防止などにも役に立つので

もう少し練習をしていきたいと思います(*^^*)

 

モコちゃん、よく楽しくがんばれましたね。また次回も遊びながら練習しようね☆

 

つづく

0 コメント

2015年

10月

23日

ビーグルモコちゃん1

ビーグルモコちゃん、5歳の女の子です。

 

ご依頼内容は

基本トレーニング、お散歩の引っ張り、唸るなどの改善です。

 

甘やかされているのが一見してすぐにわかるほどですが

性格はとても穏やかで優しいモコちゃんです。

 

まずは、私との信頼関係構築のために

お散歩レッスンから開始しました。


ビーグル特有の「狩りと縄張り偵察のためのお散歩」そのもののモコちゃん(^▽^;)


引っ張ったら前に進めないという練習から開始しました。

こちらを見たらたくさん褒めて、

狩り散歩から、アイコンタクトしながら飼い主さんと絆を深めるお散歩にしていきます。


まずはこんな感じになりました。

 

モコちゃん、理解するのが早く今後も楽しみです。

 


 

匂い嗅ぎは誤飲のリスクや病気感染のリスクがありますし、

引っ張るお散歩になってしまうので 

目標は、匂い嗅ぎやマーキングをしない飼い主さんとの楽しいお散歩です。

 

モコちゃん、よくがんばりました♪

 

つづく

0 コメント

2015年

10月

23日

セントバーナード リズちゃん2

セントバーナードのリズちゃん2回目のレッスンは

お散歩の引っ張り改善です。


リズちゃんは、普段は引っ張らず散歩できるのですが、

人、犬などを見つけると大興奮で突進する癖があります。

それに対処するための基本的なトレーニングを開始しました。

本来、室内でのレッスンからですが、飼い主さんのご都合で、いきなり外でのレッスンになったので、

少し難しい開始となりましたが、リズちゃんがんばってくれました☆

まずは、外でも「オスワリ」などのコマンドに従える練習をして

「リズ」と呼んだらこちらを見る(アイコンタクト)をする練習、

その後は、「ストップ」のコマンドで歩くことをやめて止まる練習をしました☆


ストップや名前を呼んだらアイコンタクトを教えることで

犬や人を見つけても、突進しないように導けます。

興奮する対象がないところで、練習をして

しっかりと身に着けてもらい、犬や人が来て興奮する前にコマンドをかける飼い主さんの練習も必要です。


リズちゃんが私の伝えたいことを理解するのに、それほど時間はかかりませんでした(*^^*)


たった30分でこのように♪


りずちゃん、本当によくがんばりましたよ(*^^*)

 

目標は、たとえ人や犬が来ても

飼い主さんを引っ張ることなく

コマンドに従えることです。

 

引きずられてけがをしたら大変ですし

突進される犬や人もびっくりしてしまいますから。

 

りずちゃん、がんばろうね♪

 

つづく

0 コメント

2015年

10月

14日

ミニピンはーたん奮闘記18 やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。


パピートレーニング3クール目お散歩のレッスンです。

 

・引っ張らないお散歩、リードウォーク、基本のトレーニング

 

65歳のお父さんとはーたんはがんばっています。

お父さんとの5~7回目(9/28・10/8・10/14)のレッスン記録です。

9/28

室内では、ヒールウォークもバッチリですが

いざ外にお散歩となると

大興奮のはーたん。


私と歩くと、上手にヒールウォークができるので

お父さんともがんばって練習をしています。


興奮したままお散歩に行くと

それこそ誰がやっても引っ張るお散歩になります。


落ち着いて、リードを引っ張らずにお散歩するには、

まずお散歩に出かける前に興奮状態を鎮める必要があります。

何分かかっても、お散歩時間より長くなっても

とにかく玄関で落ち着くのを待つことが一番の得策です。

今まで、引っ張らせたお散歩をしてきているので

どうしてもその癖は抜けません。


リードを引っ張ったら前に進めないよ、

どうしたら前に進めるのか気づいてね!


という気持ちで


練習を続けます。

なんで進めないの??


なんで止まっちゃうの?


なかなかはーたんは気づけません(^-^;

座ってみたよ。


これで前に進めるかな?


とでも言うように、はーたんはだんだん考えるようになってきました。


そうだよ♪

リードが緩んだら前に進めるんだよ(*^^*)


お父さんはリードが緩むたびに前に

たくさん褒めながら進みます。


これを毎日のお散歩で一貫性を持つことが

大切です。


次回までの宿題は


時間や距離より、正しいお散歩で一貫性を持つ!!

です。

10/8 二回目のお散歩レッスンも


玄関ではーたんが落ち着くのを待ちました。


今までの成果は出ているのかな?


前回よりはぐんと落ち着くのが早くなりました。


でも、歩きだしたらすぐにまた大興奮(^-^;


でも、リードが張ると前に進めないことを

ちゃんともう理解し始めていました!


距離や時間より、高い質!

そんなお散歩を一貫性持ってがんばっていたお父さんに感動しました。

ねえ!見て!

僕えらいでしょう?

と言っているはーたん(*^^*)


でも、車、人、犬と遭遇すると

すぐにハイテンションになってしまうので

まだまだ練習は必要ですね。


今回の宿題も

距離や時間より質の高いお散歩を

一貫性を持って毎日継続 です。

10/14

3回目のお散歩レッスン。。


玄関で落ち着くのは、まだまだ時間がかかっていました。

そして、たとえ落ち着けても

一歩お散歩が始まると、瞬時に興奮マックス!!


それでも動じず、リードが張ったら前に進みません。

はーたん、

は!!と気づいてリードを緩めるけれど

また、ご近所さんのワンちゃんや

人が通ると大興奮!!


根気が必要です。

それでも刺激物が少ない時は


お父さんに褒められながら

しっかり横に着いて歩けるようになってきています。


今後も距離より時間より質の高い毎日の散歩と

一貫性と根気で


はーたんはきっと、たとえ興奮しても

すぐに切り替えられる子になっていきます。

お散歩レッスン終了後


「僕、頑張るね~~」


とお父さんに抱っこされながら私を見ているはーたん、(^-^;


はいはい、期待していますよ~~

お父さんもはーたんも宿題をがんばってくださいね。

 

はーたんがお散歩時の一連の流れに慣れないようにすることも

必要になってきました。

 

色々なパターンを上手に使って

はーたんにとっても、お父さんにとっても楽しいお散歩にしてきましょう♪

 

次回もまたお散歩レッスンがんばりましょう。

 

つづく

0 コメント

2015年

9月

18日

セントバーナード リズちゃん1

セントバーナードのリズちゃんです。

ご依頼は

飛びつき改善、お散歩時の引っ張り、

要求吠え改善です。

9月10日に初回カウンセリングに伺い、

今日からトレーニングです。


実はリズちゃんは、以前警察犬訓練所の体験トレーニングでトラウマとなり

リードや男性に怯えたり、恐がりになってしまったそうです。

基本的なしつけは、オスワリは完璧したが、それ以外はあまり定着していない様子で

興奮癖がありました。

カウンセリング時も訪問すると、リビングに入った途端、ものすごい勢いでやってきました。

飛びつき、私や私のバッグなどの匂いを嗅ぎまくり、大興奮です。

でも、私が完全に無視をしていると

約10分くらいで落ち着いて床に伏せていました。

この子に合ったしつけをすれば、来客が来てもすぐに落ち着けるようになると確信(*^-^*)


飼い主さんご家族も帰宅時や来客時には、私のような態度をとってもらうことをまずお伝えし

基本トレーニングを開始することになりました。

食糞もあるということで

普段食べているドッグフードを見せていただくと、、、

やはり未消化の物が多くなる配合のドッグフードでしたので

成分表に、一番にお肉が来るもの、またその含有率の高いものをお勧めしました。

そして、いよいよトレーニング1日目♪

私が訪問すると、やはり大興奮のリズちゃん(^▽^;)


でも、前回より格段に早く落ち着くことができました。


これで、「マテ」や「オスワリのマテ」「フセのマテ」を教えていくことで

リズちゃんが興奮から落ち着くまでの時間を大幅に短縮できると思います。

とにかく後ろ足が脱臼しやすいリズちゃんなので、飛びつきは一日でも早く改善していかないといけません。

そして、圧倒的に足りないお散歩を少しずつ長くして、

足腰の筋力をアップし、関節の負担を減らしていくリハビリも兼ねてトレーニングしていこうと思います。

まずは「オスワリのマテ」から練習開始しました。(ビーグルのモコちゃんも参戦)


オスワリは完璧にできているので

「マテ」とはどういうものかを伝えるために

私がほんの少しレクチャーし

飼い主さんと練習しました。


飼い主さん、褒めるタイミングがばっちりなので、リズちゃんはどんどん長くマテができるようになっていきました☆

目標は、来客時に飼い主さんが玄関に行く前に

リズちゃんにオスワリのマテをさせて、玄関に行き、そしてお客様がリビングに入って来ても

マテのまま待てることです。

飼い主さんが「OK」と許可を出すまで、しっかり待てることで、

飛びつきのタイミングもなくなり、落ち着いて来客を迎えられるようになります。

まだまだ練習は必要ですが、リズちゃんがたくさん褒められることで、飛びつきよりも待つことを自分で選択できるように仕向けていけたらと思っています。

食糞も、カウンセリング時にお伝えした通りに「野菜が入っていない肉の含有率の高いドッグ―フード」に変えてからは

すっかり食糞が収まったそうです。


野菜が多く含まれるドッグフードは未消化のまま糞に出てくるので

犬にとっては美味しい匂いになってしまいます。

食糞のある子の多くは、そのほとんどが

ドッグ―フドを変えることで改善していきます。

私がお勧めするドッグフードは「ジウィピークエアドライフード」です。

かなり高額に感じますが、消化率95%なので給与量がとても少なくていいことと、

肉類が90%以上、緑イ貝も3%以上入っていて、他に高価な健康サプリメントなどを与える必要がないので、そこまで高額とはなりません(*^^*)

何しろ安いからという理由だけでドッグフードを選ぶことは

後々、様々な病気や関節の怪我などをしやすくなるということを忘れないでいて欲しいと思います。

お散歩の引っ張り改善のためのレッスンも

次回から開始していきます。

 

この体重で、引っ張られると飼い主さんも怪我をしかねませんし、

またお散歩は「飼い主さんとの絆を育む重要なツール」ということもありますし

引っ張らずに歩くことで、足腰の筋力もバランスよくついていくように

しっかりと横について歩けるように導いていきたいと思います。

 

次回は、10/23です。

 

つづく

0 コメント

2015年

9月

15日

トイプードルあむちゃん5

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、5回目のレッスン。

 

お散歩レッスンに入りました。

お散歩は、ワンちゃんと飼い主さんにとってとても大切なツールです。

お散歩は、

運動不足解消やお友達ワンコとの挨拶、

おトイレなどのためではありません。

飼い主さんとの絆を育むものだと

私は考えています。

こちらの記事を参照下さい)


レッスン開始が夏でしたので、今までお散歩レッスンは室内のみでしたが

室内では、ヒールもヒールウォークもばっちりなあむちゃん!

でも、戸外の散歩はどうでしょう~。


リビングでリードを着けます。

あむちゃんは大興奮でしたので、まずはリビングで落ち着かせます。

リビングのドアを出る時も落ち着いて出られるように導きます。

玄関でもオスワリやフセをさせて落ち着かせます。

玄関ドア、庭の門扉を出る時も、穏やかに出られるようになるまでオスワリやフセをさせて

気を長く待ってあげました。

リードは短く持って、

アイコンタクトをしながら歩きます。

 

道に落ちている枯葉やごみに気を取られたら

「リーブイット」の出番です!

室内で散々練習してきたけれど

さすがに戸外では難しいあむちゃん。

 

リードがピンと張ったら止まり、

こちらを見るまで動きません。

こちらを見たらたくさん褒めてあげて、

「ヒール」と声をかけてあげます。

あむちゃんは、すぐに左足横に戻ってきます。


また左についてアイコンタクトをして歩きはじめます。

歩きは初めに必ず「行くよ~」と合図をかけてあげます。

そうしているうちに「行くよ~」と言われないと歩き出さなくなりますので、

道路の飛び出しや信号などでとても役に立ちます。

公園についたら、大興奮のあむちゃん。

あむちゃんにとって公園は大好きな場所なのでしょう。

公園の入り口で、落ち着くまで辛抱強く待ちます。

興奮したまま公園に入ってしまうと、

他のワンちゃんや人に吠えたり、向かっていったりしてしまうので、

オスワリやフセをさせて、落ち着かせました。


かなりの時間がかかりましたが、やっと入口から公園に。。

それでもすぐにリードを引っ張ります。

そうです。

入口に入った途端、再度興奮し始めてしまったのです。

それでも、リードが張ったら止まり、こっちを見たらたくさん褒めて横につけて歩くを

繰り返しました。

飼い主さんも挑戦です。



音、人、犬、全てのものに気を取られ、落ち着いてもすぐに興奮しがちなあむちゃん。


そんな時こそ、室内では完璧なことを練習してみます。


オスワリ、フセ、立つやアイコンタクトなどをあまり刺激の少ない場所からチャレンジします。



どんな時でもどんな場所でも指示に従える練習になります。


多少の刺激や誘惑があっても、

名前を呼べば必ずアイコンタクトができるようになることが目標です。


お散歩の度に練習してみましょう。

暑くなってきてしまったのでこの後は抱っこで帰宅。


1時間がんばったあむちゃんは、

お水を飲んだら、スヤスヤと寝だしました。


お散歩から帰って来て、その状態になることが

「お散歩が充分に足りている」ということです。

普段は1時間半お散歩行っても、帰って来てガウガウと大暴れするおいつあむちゃんですが、

それはきっと正しいお散歩ではなかったのですね。


正しいお散歩は、距離や時間より、内容が大切です。

次回のレッスンは1ヶ月間がありますので、このお散歩を徹底していただくことが宿題です。

1か月後の成長したあむちゃんと会うのが楽しみです(#^.^#)


つづく

0 コメント

2015年

8月

18日

トイプードルあむちゃん4

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、4回目~5回目のレッスン。

 

玄関チャイム、来客時にギャン吠えする「無駄吠え」対策に入りました。

 

ピンポ~ンとなっても、

窓の外に人が通っても、

落ち着いていられるように

落ち着くスペースを作り、準備編の練習。

練習後は・・・

 


この後は、実際にピンポンとチャイムを鳴らしたり

外を通ってみたりして

あむちゃんがマットで落ち着ける練習です。

次は「タッテ」の練習です。


「タッテ」は動物病院受診の際にもとても役立つしつけです。


オスワリ、フセ、タッテを組み合わせて遊ぶこともできます☆


特に次女ちゃんとの関係性をよくしていくためにも必要です。

お母さんはしっかりできますが

次女ちゃんにはまだまだ練習が必要ですね。


何度も、しっかりと練習していくことで

次女ちゃんとあむちゃんの関係性がよくなっていくと思います。

 

トレーニングは、遊びの一環として

楽しくやっていくことが秘訣ですね(*^^*)

 

そして次回のお散歩レッスンで、

次女ちゃんも挑戦してもらって、あむちゃんとの絆を育んでいきたいと思っています。


つづく


0 コメント

2015年

8月

17日

トイプードルあむちゃん3

家庭犬しつけのモデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん、3回目のレッスン。


次女ちゃんに特にガウガウと唸って噛むということで、

次女ちゃんに対処方法をレクチャーしました。

「痛い」「やめて」を伝える練習をしました。

私がいるうちは、それが伝わったようで

落ち着くことができたのですが・・

今後の次女ちゃんの練習にかかっています。

トイプードルあむちゃん個人レッスンの記録です。

 

今日もスマイリースマイルさん


ヒールウォーク発展編と呼び戻しの復習です。


ロッキーも一緒にサポートしてくれました♪


ご自宅ではあむちゃん、次女さんにはかなりのガウガウ状態が続いているということで


絆をしっかりと育んでいただくために

長女さん、次女さんも一緒にレッスンに参加していただきました。

 


試しにかなり距離をおいての呼び戻しに挑戦しましたら

固まってなかなか戻ってきませんでした。

近くの距離から練習して、あっという間にどんな距離でも戻って来られるようになりました。

しっかりとお嬢さんたちの呼び戻しも成功しました。

基本トレーニングを確実にしていくことで、その他の問題行動が軽減していくように

今後も頑張って取り組んていただきたいと思います。

この1年は、一貫性を持って楽しみながら絆を育む練習をしていけば

 

あむちゃんの後々の十数年が穏やかで幸せな共生に繋がるっていきます。

 

その為に、できる限りのサポートをしていきたいと思います。

 

つづく

0 コメント

2015年

8月

10日

ミニピンはーたん奮闘記17 やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。


パピートレーニング3クール目7回目のレッスンです。

 

・引っ張らないお散歩、リードウォーク、基本のトレーニング

 

7/7にご同居したばかりの65歳のお父さんとはーたんはがんばっています。

今日はお父さんとの4回目のレッスンです。

玄関チャイムでギャン吠え、

リビングから階下に行くとギャン吠え、

そんな風になってしまったはーたんに

今日は、

「玄関チャイムが鳴っても静かに待てる」練習の準備編です。

 

お父さんはしっかりと宿題をやって下さっています。

はーたんはいつものようにギャン吠えでお出迎えでした(^-^;

いつもはーたんが寝ている大好きなタオルを用意してもらいました。


このタオルに「タオル」の指示で伏せて落ち着く練習から始めました(*^^*)

最初は中々うまくいきませんでしたが


お父さんが要領をつかむと

瞬く間にはーたんは意味を理解してくれました。


「はーたん、タオル」


いそいそとタオルでフセをします(*^^*)


 それから私が、はーたんをタオルで待たせて

部屋から出ても、しっかりと待てるようにする方法をお伝えして


お父さんも実践です。




失敗は成功の元!

その様子を動画でご覧ください。

毎日少しずつ練習をして、はーたんもお父さんもコツをつかめば

玄関チャイムが鳴ろうと、階下に降りようと

はーたんに「タオル」と指示をして「待ってて」と言えば

静かに待てるようになります。

今回もまた次回のレッスンまでに

 

毎日楽しみながらやる宿題も

紙に書いて置いておきました。

 

(もう少し綺麗な字で書けるいいのですが・・(*ノωノ))

 

お父さん、がんばってくださいね♪

 

次回は、9月になります。

涼しくなっていたら、お外でのヒールウォークの練習もします。

 


つづく

0 コメント

2015年

8月

05日

トイプードルあむちゃん2

モデル犬としてお申込みいただいた

トイプードルあむちゃんの実例

ご依頼内容

唸る・噛む・無駄吠え・いたずら・誤飲癖

 

トイプードルのあむちゃん1からお読みください。

トイプードルあむちゃん2回目の

しつけ教室個人レッスンと

2回目のご自宅トレーニングの記録です。


あむちゃん、スマイリースマイルさんの室内ドッグランは2回目ですが

すっかり何度も来ている場所のように落ち着いていました。


何を練習するの?

早くやろうよ~と、私を見つめます(*^^*)

前回のヒールウォークの復習と発展編です。


本来のお散歩は戸外で、たくさんの誘惑物があります。


車、人、犬、音、枯葉や紙などが舞ったり

捨てられた食べ物などです。

それらの誘惑があっても

飼い主さんに集中して歩けるのが目標です。

そのために、リーブイット(無視をする)の練習をしました。

 


まずリーブイットを教えて、それから歩くコースにおもちゃやボールを置いて、練習です。

おもちゃに興味を持ったら「リーブイット」と言って

こちらに注目したら褒めます。


あむちゃん、引っ張っておもちゃのところに行こうとしますが

「リーブイット」のコマンドでしっかり飼い主さんに注目できるようになりました。

ロッキーも、犬役としても監督しても

がんばってくれていました(^▽^;)


ドッグランでのあむちゃんは

完璧でした。


また次回も楽しみながらがんばりましょう。

翌日は、ご自宅での訪問トレーニングです。

 

相変わらず次女ちゃんにがぶがぶとちょっかいを出して唸ってくるというので

実際にそのシチュエーションをやってもらおうとしますが、

あむちゃんはいい子にしていて、なかなか問題行動が出ずに困っていました(^-^;

 

でも、次女ちゃんの動く作戦で!!出ましたよ!!

がぶがぶう~う~が始まりました!

その時の写真を撮れなかったので残念でしたが

次女ちゃんの「痛い」という声は中々届かず、やめないのですが

私がサポートすると、やめて、すぐにオスワリできます。

次女ちゃんには、あむちゃんとの関係性を良いものにしてもらうために

基本トレーニングや、歯磨きなどの健康管理もがんばってもらうことにしました。

歯磨きは、犬の健康にとても大切な日課のひとつです。


その際に、目、耳、鼻、口周り、肉球、おなか、肛門など色々とチェックしていきます。

毎日この習慣があると、

ちょっとの身体の不調にも飼い主さんが気づきやすくなります。

 

次に、誤飲防止のしつけの一つ「持ってきて」の練習をしました。

何か床に落ちていると、咥えて逃走するというので

決して追っかけないということをお伝えしました。


そして、咥えているものを持ってきてという指示を出せるように

「持ってきて」の練習方法をお伝えしました。


翌日、嬉しい動画報告をいただきました(*^-^*)

そして、

 

問題行動に注目ばかりするのではなく


お子さんたちとも楽しくコミュニケーションをとることができるように

「お手」の教え方もお伝えしてみました。

 

あむちゃんにとっても

指示に従うことが喜びと感じ、

お子さんたちにとってもあむちゃんを導くことが楽しいと感じるコミュニケーションは

今後のトレーニングにとても大切です(*^^*)


その翌日に、また嬉しいご報告動画をいただきました♪

こんなメッセージもいただきました。

 

「少しづついろんな指示ができるようになり可愛さ倍増です💗

座間さんのおかげでお馬鹿犬からお利口犬に変わってきたような気がします💗」

 

愛情いっぱい、楽しくコミュニケーションをとっていただいて

私もとても嬉しいです。

 

次回のレッスンが更に楽しみになりました(*^^*)

ありがとうございます☆

 

つづく

0 コメント

2015年

8月

04日

ミニピンはーたん奮闘記16 やり直しレッスン

ミニピンはーたん奮闘記1からお読みください。


パピートレーニング3クール目6回目のレッスンです。

 

・引っ張らないお散歩、リードウォーク、基本のトレーニング

 

7/7にご同居したばかりの65歳のお父さんとはーたんはがんばっています。

今日はお父さんとの3回目のレッスンです。

今日も訪問しましたら、

二回でギャン吠えのはーたん。。。

1クール~2クールで玄関チャイムが鳴っても

落ち着いていられる練習をしていて

できていたのに・・・


なので、吠えなくなったら二階に上がり

また吠えたら止まる。

その繰り返しで吠えないことで

早く上がって来てもらえるという経験をさせました。

はーたんは、すぐに察して、黙ってオスワリして階段上で待っていました。

いつもご家族全員がそういう対応をしてもらえると、ギャン吠えはなくなると思います。

 

お父さんは、ちゃんと宿題をやって下さっていました!



「立って」はとても上手にできていました。

ヒールも、要領をつかんで下さっていました。


はーたんもとても張り切っていました☆

 

お父さん、がんばりましたね♪


インコとの関わり方の練習も毎日少しずつされているそうで、

はーたんは、インコと仲良く共存しています。

でも、なぜだか


「オスワリ」と指示すると


フセをしてしまうようになっていました!!


飼い主さんご家族がオスワリと言った時に

フセをしてしまっても褒めているということで

フセとオスワリを混同してしまっていますr(≧ω≦*)


再度、オスワリの練習をしなくてはならなくなりました(^-^;

 

 


 でも、基本トレーニングの復習をすることは

信頼関係構築にとても役立つので

お父さんにそれをお伝えして

がんばっていただきました。


ご家族にもオスワリという指示の時には

オスワリをしたら褒めていただけるようにお伝えしていただきます。


はーたん、少しずつオスワリとフセを分けて指示にしたがえるようになりました。

今後も毎日続けていただきます。

もう少し、褒めるタイミングが早い方がいいですね。

できたらすぐに「いいこだね」「できたね」って褒めていくことが

行動の強化につながります。

今回もまた次回のレッスンまでに

 

毎日楽しみながらやる宿題も

紙に書いて置いておきました。

 

お父さん、がんばってくださいね♪

 

次回は、また玄関チャイムが鳴っても

吠えずに待てる練習をします。

Fだんとはやったトレーニングですが

お父さんとはやったことがないので

しっかりとお伝えしたいと思います。

 


つづく

0 コメント

2015年

7月

27日

トイプードルあむちゃん1